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将棋めしとおやつの旅~また愛知(3)グランカルビー

(2022年1月の記録です)

 グランカルビーと言えばポテチ業界を牽引するカルビーが阪急うめだ本店で限定販売している、ちょっと高級なポテトチップスである。
 これは、2021年の第4回Abemaトーナメントのチーム木村のお花見動画で、服部慎一郎四段(当時)がおやつとして持参したものだ。
 木村一基九段のおつな寿司、佐々木勇気七段のパティスリー・サダハル・アオキ・パリのマカロンの賞味を終えた私にとって、最後の関門はこのグランカルビーしお味であったが、残念ながら大阪へ行く予定は無かった。

 もちろん、グランカルビーはオンラインショップでの取り寄せが可能だが、私は将棋めしとおやつを旅の道すがら味わったり手にしたりすることをモットーとしているので、そう簡単にその手にはのらない。自力で会いに行く。送料より旅費の方が高くつくことはなんとなくわかっているが目をそらしている。 

 さて、この記録は「愛知」の旅である。大阪の阪急うめだ本店限定品をなぜ愛知で?という誰も気にも止めない部分を自己満足のために説明させていただこう。
 こちらのグランカルビー、時々期間限定ショップができる。そして、たまたまこの時期、伊勢湾岸自動車道の刈谷パーキングエリア(下り)にて出店されていた。豊田市から名古屋市に向かう私にとって、渡りに船だったのだ。
 かくして、チーム木村お花見おやつコンプリートを目指し、刈谷パーキングエリア(下り)に高速の寄せ(字が違う)をキメた。

刈谷パーキングエリア(下り)

 自動ドアから入って目の前の、店舗一押し販促スポットと思われる場所にグランカルビーは並んでいた。とりあえずベーシックだと思われるフレーバーのものを一箱ずつかごに入れ、その上に親戚への土産なども重ね、レジへ向かう。

POPで目立っていました。什器右側には何か違うものも載っていますね。

 サステナブルな時代を生きる者として、エコバッグを持参していたが、グランカルビーには専用の紙袋が用意されていたので、ありがたく入れて頂いた。デザインが良い。

アーガイル模様の側面まで可愛いのです。

 

しお味、焼きしお味、バター味、焦がし醤油味。
一袋の量はこのくらい。しお味、いざ実食!(こぼれてるよ)

 さて、旅先で味わう時間とお腹の隙間が無かったため、味見タイムは自宅で。厚みが違う、味が違う、量が違う(泣)などの特別感を五感で味わいながらじっくりと腹に落とし込む。
 しお味ときたら上品な塩加減。ガツンと来るだけが特別ではないと納得させられる味だ。
 普通のポテチに比べてはるかに厚いギザギザカットで、じゃがポックルみたいなザクザクした食感。歯ごたえ十分ではあるものの、もう1袋開けたくなるくらいの絶妙な量である。
 この開けたい気持ちにブレーキをかけるのはお値段だ。1箱に3袋(1袋23g)入って580円。1袋193.3333・・・円。
 という訳で、家族で大事に大事に食べた。なお、私は焦がし醤油味が一番気に入った。

 ようやっとチーム木村お花見おやつコンプリートというミッションを達成した満足感でいっぱいの私が次に向かうのは名古屋。明日将棋まつりが行われる、宿泊地の岡崎を通り越して、名古屋。理由はまた次の話で。

(つづく)

 2022年9月にこれを書いている。ちょうど8月16日より刈谷パーキングエリア(下り)でグランカルビーの期間限定ショップが展開されていて、なくなり次第終了とのことだ。間に合うだろうか。

 なお、ほとんどの買い物を生協の宅配で済ませ、スーパーには滅多に行かない世間知らずの私が、遅まきながら素晴らしいポテチに出会った。
 カルビー ポテトデラックス
 これの厚み、3ミリ!

厚みのわかる写真の撮影に失敗しました。

 この食感、私にとってはグランカルビー超え。そのへんのスーパーで買える。いえーい!


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