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#6-金沢to金沢のマイクロツーリズム体験│ 週末お泊りしてみた

どうも、金沢在住のゆいです。

いよいよ、私の旅館(簡易宿所)が来週オープンするのですが、その前に個人的に一泊してみました。

施設の場所は自宅から10分くらいの距離なのですが、何故泊ったのか簡単に説明します。

目的
観光地を探索して、おいしいご飯を食べてお風呂に入って寝る。
自分の目で観光地の現状を見て今後の運用を考える。

という、リフレッシュ休暇的な目的です。一応、旅のしおりを作ってみました。

旅程
・周辺地域でお昼ごはん
・ひがし茶屋街の探索
・近江町市場へ行く(夜ごはんの仕入れ)

うーん、時間の使い方が贅沢な一日です。楽しそう

うちの施設はひがし茶屋街から徒歩7分ほどの旧道さながら七曲りロード(クネクネ道なので勝手に名付けました)に面しているんですが、寺院が複数ある入り組んだ地形が特徴です。

七曲りロードには脇道が複数あり、迷路のような道をしばらく抜け、道路沿いを歩くと、旧北國街道よろしく、ひがし茶屋街・主計町(かずえまち)茶屋街が現れます。

今回はひがし茶屋街の探索と、その奥にある卯辰山(うたつやま)を軽く巡って、近江町で食材仕入れてご飯を食べることにしました。

大正期にタイムリープ│創業90年 お多福

いつもの出勤中に大きなマンションを過ぎ、住宅地へ入ると、突如、鬼とおかめさんの看板が並んでいる古民家が見えるのですが、おかめさんの看板が”お多福”さん(サムネ参照)。
建物も印象的ですが、コロナ期だった5月中旬頃のお昼時に店前を通ると、おいしそうなご飯をテイクアウト販売していたので、タイミングが合えば行きたいと常々思っていました。

そんな、お多福さんへ内装見学も兼ねてイートインしてきました!

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カレーうどんとトンカツセット

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内装は純和風でうちの施設に似ている

創業90年の老舗ということで安定のおいしさに加え、2階から眺めるロケーションが素晴らしく、近くを流れる浅野川がキレイで、おすすめしたい場所でした!

旅籠屋(はたごや)到着

お多福さんから車で3分ほど走って、旅籠屋に到着。
建物は古民家風になっていて、入口を開けると日本庭園風の玄関が、、というのは割愛。

うちは簡易宿所として営業するので、基本的には旅館っぽい接客はしません。その分、気兼ねなく、自分の別邸のように過ごせる魅力があります。家主不在型の民泊を利用したことがある方ならご存じかもしれませんが、予約した旅行サイトを通じて、お部屋の専用コードが通知されます。

受け取った専用コードをお部屋の電子錠に入力して、開錠。そのまま入室します。

自分で作った宿泊ガイドを開いて、ふむふむ言いながら、飽きたので荷物を置いて出発の準備をします。

まちのり シェアサイクルの利用


旅籠屋からひがし茶屋街へ向かう途中、ドコモさんと金沢市の提供の電動自転車のシェアサイクル、まちのりがあります。

せっかくなので、まちのりを利用していこうと思い、Appをダウンロード。

いろいろ情報入力して、いざ、借りようとしましたが、情報入力に誤りがあったのか、やり方が悪かったのか、残念ながら借りられず、歩いて回ることにしました。

茶屋街到着

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かれこれ、ひがし茶屋街には5回ほど来ていますが、ビックリするほど人がいませんでした。営業しているお店もまばらでしたが、混雑していないので悠々と観光出来ました。

当日の天候との相性が抜群だった茶屋街の空は蒼く、街並みは凛としており、絶好の撮影日和でした。ついでに、人々の活況があれば最高だったと思います。
これから、浴衣が映える季節ですので、次回はぜひ着ていきたいものです。

卯辰山からの景色

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ひがし茶屋街を抜けると、そこはジブリの世界。
子来坂(こらいざか)を上り、卯辰山(うたつやま)の一角にある、神隠し的な竹林や地蔵群が有名な宝泉寺さんへ向かいました。

各方面から、その丘の景色が素晴らしいと耳にしていたとおり、視界を落とすと金沢市街を一望でき、さらに、緑の香りのするとても素敵な場所でした。卯辰山はまだまだ、開拓の余地のある自然豊かなスポットなので、また次回探索していきたいと思います。

近江町市場で食材を仕入れて実食

簡易宿所のメリットでもあり、デメリットでもあるのが食事の提供がないことです。
つまり、好きなところで外食しても良いし、買って来て施設内で食べても良いということです。

当店は、提携した食事処からデリバリーサービスを予定しています!

今回は金沢市民の台所であり、観光地として有名な近江町市場(おうみちょういちば)で美味しいものをゲットして、施設で調理して食べることにします。

その前に、茶屋街と卯辰山の探索で歩き疲れたので、17時まで休憩してから出発とします。

市場に到着して気づいたのですが、18時で閉店のお店が多いらしく、シャッターが所々しまっており、このままでは海鮮をゲットし損ねると思い、猛ダッシュで巡りました。

買えたもの
刺身(アラ、タイ、カツオ)
海鮮丼

うーん、できれば焼魚、のどぐろ、干物もゲットしたかったですが、残念。
時間の管理については、反省です。

それにしても、市場の方たちは本当に活気があって、逞しいなぁと思いました。とても元気をもらえました。

そして、刺身も新鮮でプリっプリ!!美味しくいただきました。ありがとうございます!

観光について感じたこと

観光客の方たちの数は、体感としてですが、ひがし茶屋街と近江町市場で会ったのは15組ほどとまだまだ少なかったです。

ホテルや旅館、食事処や土産物店は再開していないところも多くみられました。

日本人は健康に対する関心がとても高いことから、ソーシャルディスタンスや行動様式の変化は義務でもないのに、とても良く守られていると思います。

一方で、新たな行動様式の順守に従順になりすぎ、社会的な活動においては支障があるのではないかと懸念しました。

ただ、緊急事態宣言が明けてまだ2~3週間ほどですので、社会活動が起きていないことは仕方ありません。

今回のマイクロツーリズム(星のリゾート提唱のツーリズムモデル:小旅行の意≒近郊旅行)で感じたことは、お互いが適切な距離で接することで、最近欠けていた、リアルな触れ合いができました。店員さんも客側も接し方に関してまだまだ手探りな感じはありますが、双方が対策したうえで外に飛び出していっても良いのだ、と感じました。

感染を避けたいのであれば、人混みや感染リスクの高い場所には行かなければ良いだけで、観光(外出)が悪という風潮は避けたいですね。

最後に

今回のマイクロツーリズム体験をまとめると、一般的には旅行に行くという心理的ハードルがすごく高い現状がわかりました。

まだまだ、コロナとの共存が求められる中で、しかし、石川県内に限っていえば約1ヶ月前の5月1日以降で市中感染と認められる人数は0なんですよね。

もちろん、院内感染や経路不明な方はいますが、インフルエンザが流行していた去年12月頃の心理的ハードルと現状のハードルは大きく違います。

この、心理的ハードルの本質は、私も理解できますが、社会(会社、近隣、家族、病院など)に迷惑をかける可能性があるので避けることが心の自粛につながっているのではないかと思っています。

一度変えた行動を元に戻すことは容易ではないと思いますが、自分の中でハードルを下げるタイミングが来たら、是非、マイクロツーリズムからスタートしてみては良いのではないでしょうか。

個人的な感想はこちら

とにかくリフレッシュ出来ました!
実は、観光地巡り=リフレッシュだと当初想定していましたが、一番のリフレッシュは「拠点を変えて、いつもの活動を変えたこと」が、心の開放につながったと思います。次はどこに行こうか、と今からワクワクが止まりません。

では、また。

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