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私も『ざつ旅』をしたお話

はじまりはbosyu cafeの企画に参加したところからでした。

ほっこりする漫画を推薦してもらう中で『ざつ旅-That's Journey-』という作品を読みました。

この漫画の面白いところは、Twitterと連動してTwitterの中の主人公が本当に旅をしているところです。リアル旅を漫画にしているので、リアルが漫画になってる!?みたいな感覚がとても面白い。

そしてちょうど旅に出たくなった私は、この漫画のマネをすることにしました。よい経験になったので記録としてnoteを書きます。

Twitterでアンケート投票

原作通り、まずはTwitterで行き先アンケート投票を実施しました。

上下左右で表記してあるのは私が方向音痴だからではありません。原作に忠実に表記しております。
(この投票終わって左を調べて、初めて名古屋の左隣に三重県がないことを知りました…。伊勢に行こうかと思ってましたw)

まさか146票も入ると思わなくて驚いたのですが、途中で原作者様がRTしてくださったおかげでした!

いざ「左」の方へ

名古屋の左には滋賀県がありました。
滋賀県は学生時代に巡りまくっているくらい好きな県なので行き先は迷いましたが、方向音痴な私が一人でも日帰りで行けてちょっと旅した気分になれる場所として、竹生島へ行くことにしました。

長浜に到着

長浜は黒壁スクエアという江戸時代から明治時代の伝統的な建物を活かした観光スポットがあります。かの有名な海洋堂のフィギュアミュージアムもあるので、長浜駅周辺だけでも楽しむことができます。
今回は船に乗りたいので、港の方へ歩いていきます。
駅の出口を間違えなければ港への案内看板があるので迷わず行けます。

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竹生島へ

船に乗ること約30分、竹生島に到着しました。
次の船まで1時間強あり、その時間で十分島全体を観光することができます。

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宝厳寺は、弁才天が本尊である珍しいお寺だそうです。ちなみに、ここの弁才天は、よく見る琵琶を持っている弁天ではなく、腕が6本ある弁天です。
元々は弁才天表記だったものが、神仏習合で弁財天になったそうな。
お寺のおじさんにかなり丁寧にご説明いただき、桃山時代に作られた弁才天像の撮影許可もしていただきました。

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「弁天様の幸せ願いダルマ」という可愛いダルマがあり、紙にお願い事を書いてダルマに入れて奉納すると、願いを叶えてくれるそうです。

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この旅のメインは「かわらけ投げ」です。
「かわらけ」という白いお皿みたいなものに自分の名前と願い事を書きます。
琵琶湖側に鳥居があり、かわらけを投げて鳥居をくぐれば願い事が叶うそうです。

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たぶんフリスビーの要領で投げれば、くぐらせることができると思います。たぶんと言った理由は聞かないでください(涙)

島の主な観光は以上です。

ネタを探すことの難しさ

竹生島観光から帰ってきて時間が余ったので、長浜駅周辺を散歩しました。
タイミングが悪かったのですが、ほとんどのお店が定休日で…
閑散としていて、歩くことしかできませんでした(汗)
キツネの花の伝説があるらしく、花キツネというエヴァンゲリオンの使徒のようなオブジェを見つけましたが…うん。

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旅をすれば漫画になるようなネタがごろごろ転がっているのではなく、原作者さんがしっかり調査されて、歩き回って、ようやく『ざつ旅』を描かれているのではないかと思います。”ざつ”なんかじゃなかった!

おわりに

Twitterのアンケートで行き先を決めて、一人でぶらぶらするのは面白かったので、また気が向いたときにトライしたいと思います。

漫画やnoteのネタにしようとすると、下調べが大変そうなので、ゆっくり気ままな旅がしたいときにざつ旅することをオススメします。

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