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~起業家になるための参考書~ vol.2 ハンドメイド作家

これから起業しようと考えている方、起業されたばかりの方にとっては、不安な点や疑問点があることでしょう。現在、素敵なお店を持ち起業された方でも、そこに至るまでには同じような不安や疑問を抱えていたはずです。

そこで、自分の周りで実際に起業された方へインタビューしながら「なぜ起業しようと思ったの?どのくらいお金がかかったの?生活はできてるの?売り上げはどのくらい?」などの知りたい情報を聞いていきたいと思います。

題して「起業家さん応援インタビュー!

第2回目は、大分県別府市にある美容室で委託販売を行っているハンドメイド作家の藤野 瞳(ふじの ひとみ)さんです。
起業するまでに至った経緯や気になるお金の話し、起業してからの生活の話しまでシビアな情報を伺ってみました!


起業家さんご紹介

名前:藤野 瞳さん
出身:大分県大分市
年齢:43才
家族構成:夫と2人暮らし
前職・経歴:試食販売員
子どものころの夢:声優・漫画家

起業前について

Q1、ハンドメイドを始めようと思った理由、経緯について教えてください

ひとみさん:ハンドメイドを始めたのは10年前です。
ちょうど仕事をしていなかったときでした。
時間があったのでなんとなく始めたのがきっかけです。
昔から手を動かしたり、モノを作るのが好きでした。
特にレースがすごく好きだったので、レース編みをしたいと思い、まずキットを買って、お花のモチーフ作りから始めました。
初めは何か作れたらいいなぁぐらいの感覚で、販売をしよとは全然考えていませんでした。

結の秋:ハンドメイドで販売しようと思ったきっかけはなんですか?

ひとみさん:きっかけは、5~6年前にハンドメイドの仲間が集まって「お家でショップしてみようか?」という話になったことです。
私の姉もビーズのハンドメイドが好きで、姉の友達もハンドメイドが好きでっていうように、ハンドメイドが好きないろんな人たちが集まっていたんです。

結の秋:お家販売での反響はいかがでしたか?

ひとみさん:なかなか難しかったです。
その時は知り合いしか集まりませんでした。

結の秋:現在は美容室で委託販売をされていますが、どのようなご縁があったのですか?

ひとみさん:最近、ハンドメイド仲間とフリーマーケットをした時に、美容室のオーナーさんが遊びに来てくれました。
その時に「うちの美容室で販売してみない?」とお誘いがあって「やりたいです!」と。
そこから委託販売させてもらってることにとてもご縁を感じますね。


Q2、ご家族はショップを始めるのに賛成・反対どちらでしたか?また、どのように説得しましたか?

ひとみさん:主人はあまり興味なしなので相談はせず、勝手に始めました!(笑)
「今度イベント行ってくるね」「荷物運んで!」みたいな感じです。

お金・資金調達について

Q3、ショップを始めるまでにかかった費用はどのくらいですか?

ひとみさん:かかった費用は正直わからないですが、なるべくお金を掛けないように100円ショップで揃えたり、イベントをやるごとに必要なものを買い足していった感じです。

Q4、予想外の出費など、お金に苦労したことはありますか?

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