見出し画像

~起業家になるための参考書~vol.3サイクルガイド

これから起業しようと考えている方、起業されたばかりの方にとっては、不安な点や疑問点があることでしょう。現在、素敵なお店を持ち起業された方でも、そこに至るまでには同じような不安や疑問を抱えていたはずです。

そこで、自分の周りで実際に起業された方へインタビューしながら気になる情報を聞いていきたいと思います。

題して「起業家さん応援インタビュー!

第3回目は、大分県中津市耶馬渓でサイクリングツアーガイドをされている松永皓史(まつながあきふみ)さんに、起業するまでに至った経緯や気になるお金の話し、起業後してからの生活の話しまでシビアな情報を伺ってみました!

サイクルガイドの起業家さんご紹介


やばけいサイクリングロード サイクルガイドさん

名前:松永 皓史(まつなが あきふみ)さん
出身地:大分県中津市耶馬渓
家族構成:独身。両親と実家暮らし。
前職・経歴:長崎県の大学を卒業後、佐世保市のホテルに就職し7年間勤務。地元耶馬渓の地域に役立つ事がしたいと帰るタイミングを探していたところ、両親や友人から地域おこし協力隊の仕事があると紹介され、Uターン。
3年間、地元耶馬渓の地域おこし協力隊で仕事をする中で自分のやりたいことを見つけ、サイクルガイドとして独立。
子どものころの夢:高校の時、映画「フラガール」を見て地域に貢献することに憧れを持った。

起業前について

Q1、起業しようと思った理由、経緯について教えてください

松永さん:地域おこし協力隊としての仕事で、耶馬渓サイクリングターミナルの受付業務を行っていました。

受付スタッフとしてお勧めするスポットを紹介するだけでしたが、次第に「自分がお客さんを連れて行き、お勧めスポットを共有する場を作りたい」と思うようになったんです。

中津市の行政でも、サイクリングガイドを育てて増やしていきたいという取り組みがあったので、自分もそれに乗っかってみました。

自転車を通じた耶馬渓のガイドができて、耶馬渓を楽しめるものができたらなぁと思っています。

Q2、ご家族は起業に賛成・反対どちらでしたか?また、どのように説得しましたか?

松永さん:両親は自分のやりたいことに背中を押してくれたので賛成でした。

もし、反対されてたとしたら、「自分のやりたいことにチャレンジしたい」と言い続けていくしかないですね。

家族以外にも周りの友人や地域の方に「自分はこうしたんだよ」と、言い続けて周りを味方につけていく感じかな。

Q3、起業を決意して、まずしたことは何ですか?(起業するために一番最初に行うことを教えてください。)

松永さん:今まで、経営者やオーナー目線でお店を見たことがなかったので、どういうお店が自分の理想なんだろうと思い、福岡や大分の自転車のお店に行きましたね。

他のお店がどんな感じなんだろうと、意識して探すようになりました。

お金・資金調達について

Q4、資金をどのように調達しましたか?

松永さん:地域おこし協力隊で、起業して5年間存続するなら100万円の補助金が出ますという制度があり、補助金を頂いています。

あとは、お店を立ち上げるための借り入れをしました。

Q5、開業までにかかった費用はどのくらいですか?(店舗家賃、改装費用、設備費用など)

松永さん:このお店自体は、隣りの川原建設さんの持ち物です。

ここが河原建設さんの事務所だったんですけど、貸していただけることになってお店として活用しています。

Q6、何にどのくらいかかりましたか?

松永さん:備品は全て補助金から調達していて、自転車も備品として1台約5〜6万円で購入しました。

細々したものは、自分の手出しです。

Q7、予想外の出費など、お金に苦労したことはありますか?

松永さん:地元の方からお祝いを頂いたのでお返しをしましたが、こんなにお金かかるんだなと。

苦労するほどではないですが、それは予想外でした。

地元にいると色んな人が助けてくれる分、お返しの気持ちは出さないといけないと思うし、何か還元できるものを提供しないといけないなと思いますね。

貯金について

Q8、貯金はしていましたか?

ーこの情報を知りたい方のみ有料でご覧いただけます。-

ここから先は

7,006字 / 7画像
起業に興味がある。今の現実から抜け出したい。でもちょっと不安…。自分のやりたい!なりたい!の夢を実現してもらうために、少しでも勇気を与えられたらと思い、起業家の先輩方にインタビューして参考書を作ってみようと思います。 起業に対する疑問や不安の解決に繋がり、あなたの夢に向かって歩めますように!

どのような思いで起業したのか。 起業するのにどんな苦労があったのか…。 起業に興味をお持ちの方は、色んな不安や疑問があるのではないでしょう…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?