見出し画像

活動報告#1(2024年1月22日)

はじめに

日頃より『子育て・教育に関する視点で情報が集まってくるキュレーションアプリ「せいふる」』の開発にご協力くださり誠にありがとうございます。

せいふる開発プロジェクトリーダーの今川裕太です。

昨年の7月に終了したクラウドファンディングでは多くの方にご支援いただき、本当にありがとうございました。

また、以前の活動報告から期間が空いてしまったこと、大変申し訳ございません。

本活動報告では、その後の進捗についてと遅延している要因、今後の計画についてお伝えします。


現状報告

進行中のものが多いため、中途半端な状態でしかお伝えできないことが心苦しく、ご報告が滞っておりました。
ご報告できていなかったこと、謹んでお詫び申し上げます。

今後は、定期的に活動報告を行い、応援してくださっている皆さまと共にプロジェクトを前に進めていきたいと考えております。

現在の進捗は以下の通りです。


【進行中】
・クラウドファンディングのリターンの送付(本リストコース・体験コースの送付は遅延中)(本リストコースについては、本の表紙の使用許諾取得の都合上、2月中旬の送付を予定)
・アプリの仕様策定
・アプリ開発に係る各種調査(公式LINE「せいふる」を参照)
・登記に係る書類作成
・資金調達
・チームに必要な人材のリクルート
・契約が必要な他法人との各種連絡
・自走するための新規事業の開発

【完了】
・郵送が必要なクラウドファンディングのリターンの送付(マフ目付箋コース・ソノトキボクハコース)
・助成金申請3件

【未着手】
・アプリの制作依頼
・各法人との契約(法人格が必要なため)


クラウドファンディング時にお伝えしていたスケジュールからは大幅に遅れているのが現状です。


遅れている要因

遅れている要因としては以下の3点が考えられます。

  1. 開発資金の準備

  2. チームの再構築

  3. データの不足

【1.開発資金の準備】
クラウドファンディングでは最終目標金額を1350万円としており、これは、構想していた機能を100%の状態でお届けし、かつ、半年間安定して運営するために必要な資金として計算し、設定したゴールでした。

208万円3千円という大きな額をご支援いただいたのですが、この資金で開発を行い、運営を始めることは大きなリスクを伴います。

そのため、助成金や補助金を活用していくこと、融資や投資による資金調達を行うこと、スタートアップのような成長曲線を描くものではなく、スモールステップで着実に成長していく新規事業を開発し、財政基盤を安定させることを進めながら、引き続きアプリ開発を行っていくことが重要であると考えています。

最低限のアプリの機能を作り1〜2ヶ月運営して閉じるのであれば、現在の資金でも十分行えるかと思います。

しかし、しっかりと長く使っていただけるものとして運営していきたいとの思いの上で取り組んでいるため、いただいたご支援を泡沫のような使い方で使い切ってしまうことがあってはならないと考えています。

【2.チームの再構築】
クラウドファンディングが終わり、改めて、チームメンバーと組織の方向性や今後の展開について話し合いを行いました。
その過程で、我々の組織から離れることを決断したメンバーも数名います。

一方、私や共同創業者の竹之内が思っていること、考えていること、思い描いている未来について話すことで、クラウドファンディングが終わってから新しく仲間になってくれたメンバーもいます。

約半分くらいのメンバーが入れ替わりました。

そのような状況の中、組織のミッションやビジョン、バリューを新しく策定しないまま、前に進めることは組織にとって良いことではないと考え、組織を固める時間として約3ヶ月間話し合いを行いました。
その結果、しっかりと今いるメンバー全員が納得できるMVVとカルチャーが言語化され、組織全体の士気も非常に高まっていることを実感しています。

スケジュールが遅れる要因とはなりましたが、チームを再構築する時間はプロジェクトを前に進めていく上で非常に重要な時間だったと考えております。

一方、エンジニアやファンドレイザーなど、チームに必要ではあるものの、良い仲間に巡り会えていないポジションもあるので、引き続き、チームメンバーのリクルートには力を入れていきます。

【3.データの不足】
現在、公式LINEを活用し、どんな属性の人が、どんな記事をどれくらい、何時ごろに読んでいるのかというデータを収集しています。

このデータを収集することによって、より効率的に記事を配信することができ、経費を削減することにもつながります。
もちろん将来的には扱う記事の幅は広げていきたいと思っていますが、初期段階では、どんな記事をラインナップするのかしっかりと判断していく必要があると考えています。

しかし、公式LINEの仕様上、各項目のアナリティクスを閲覧するためには、各項目に関連するアクションが20回以上行われている必要があります。

現在、大きな告知をしていないながらも、嬉しいことに60名以上の方が公式LINEを登録してくださっているのですが、1アクション20名となると、サービスの隅から隅まで見てくださっているユーザーの方が全体の1/3以上必要になる計算なので現実的ではありません。

そのため、十分なデータを得られるだけのモニターの数が集まっていないというのが現状です。

これまで大々的なモニター募集はしてこなかったのですが、今後は協力してくださる方を募っていきたいと考えています。

ご協力くださる方は以下のリンクより公式LINEの友達追加をお願いいたします。
平日の朝7時と夜21時に子育て・教育に関連するニュースが届きます。
また、土日はその1週間で注目のニュースがコメントつきで流れてきます。


主に以上の3つの要因によりスケジュールが遅れていること、ご支援くださった方、応援してくださっている方には大変申し訳なく思っております。

本当に申し訳ございません。

しっかりとプロジェクトを前に進めていけるよう、改善すべきところはしっかりと改善していきます。


現在進めていることの詳細

現在進めていることでお伝えできることについて以下に記載いたします。


アプリ制作に関すること

クラウドファンディングにおいて、アプリ開発では主に以下の4つのメイン機能とその他付随するいくつかの機能の実装を掲げておりました。
・緊急連絡機能
・コミュニティ
・検索機能
・記事配信  

これらの機能はそれぞれ実装する意味があり、全てが揃っていることがアプリの機能を最大限活かすと信じているため、将来的には必ず実装したいと考えております。

しかし、主に資金面と調査に必要な時間の関係上、初期段階で開発する機能を限定する必要があります。
そのため、まずはアプリのコンセプトを成り立たせるために必要な『記事配信』と『検索機能』に注力して開発を行っていきます。

緊急連絡機能については、システムとしての実装は先になるとは思いますが、リストを作成し、そのリンクをアプリ内に実装するといった形で早期実現を目指します。

団体や法人をお持ちの方で、緊急連絡先リンク集への掲載を希望する方は是非ご連絡いただけますと幸いです。

コミュニティ機能については、既存のサービスで代替が可能であり、現時点で実装に緊急を要していないと考え、将来的な実装としたいと考えています。

その他ブックマークなどの細かいメイン機能に付随する機能については、予算との兼ね合いに応じて、随時アップデートしていく予定です。

改めてにはなりますが、記事配信機能の実装のために必要なデータの収集に苦戦しております。

公式LINEにご登録していただき、日々流れてくるニュースをお楽しみいただければとても嬉しいです。
料金等は一切かかりません。
どうかご協力よろしくお願いいたします。


スモールビジネスの準備

現状、アプリ開発・運営だけではどうしても資金面で不安定になることが想定されます。
アプリの運営を長く続けるためにも、組織として新規事業の開発を進めています。

しかし、アプリ開発に関係のない事業に取り組んでいると、本当にアプリ開発をしているのか不安を感じるご支援者の方もいらっしゃるかと思います。
そのため、アプリのα版がリリースされるまでに行う新規事業は「アプリ開発と関連性が見受けられること」「その事業を行っていることがアプリ開発・運営においてプラスに働くこと」に当てはまる事業に限って行うことをお約束いたします。

現在開発中の新規事業一覧です。
(以下の事業は予定であり、増減する可能性が多分にあります。)

塾と教員を目指す学生向けコミュニティ
(アプリとの関連性)
将来的なアプリのユーザーになることが想定される児童生徒・保護者・学生などの声を直接聞くことができる。
ローカルイベントの企画・運営
(アプリとの関連性)
上記した塾及びコミュニティの運営を円滑に進めるための関係性づくり
リリース時の信頼性の担保及び広告宣伝費の削減
学校教育に関するオウンドメディア(SNS)
(アプリとの関連性)
アプリリリース時の宣伝媒体の確保
学校の先生方・教員を目指す学生とのコネクション作り
NFTに関する事業
(アプリとの関連性)
記事を読むことに対するインセンティブ設計の可能性の模索のため。

アプリ開発以外の新規事業にコストを多分にかけることは本末転倒になるので、そうならないよう十分に留意しながら進めてまいります。


株式会社設立の準備

以上の事業を行っていくにあたって、株式会社の設立を予定しております。

・法人格の必要性
法人格が必要な理由としては以下の3点が挙げられます。

  1. メディア各社と契約を結ぶにあたって、法人格を有していることが要件となっていること。

  2. 法人格を有していないと申請できない補助金や助成金が多分にあること。

  3. 融資や投資を受けるにあたって、将来的な法人登記を予定しているのであれば、最初から法人として契約をすることが将来的な時間コストを削減することにつながること。

これらの理由を鑑み、現在、法人登記することを予定しています。

登記する法人については、今後の活動報告でご報告させていただければと思っております。

・なぜ株式会社なのか
いくつかある法人格の中でも弊団体は『株式会社』として法人登記する予定です。
理由としては以下の3点が挙げられます。

資金調達のしやすさ
補助金や助成金、融資の他、投資を受けられる可能性があるため、資金調達において他の法人格よりも有利に働くと考えられること。
社会的信用度
NPOや一般社団法人に比べ、法人格の歴史が長く、社会的な信用度が他の法人格よりも得られやすいと考えられること。
仲間集めのしやすさ
現状の財政規模では仲間として参画してもらうことが難しい人であったとしても、ストックオプションなどを活用することによって参画してもらいやすくなると考えられること。

また、子育て・教育業界の内と外とを繋ぐ存在として、しっかりと金銭的に自立した憧れられる存在になっていく覚悟を持つといった意味でも株式会社として歩みを進めることが望ましいと考えています。


最新のスケジュール(日程)

以上のことを踏まえ、最新のアプリ開発に係るスケジュールがこちらです。

当初の予定より、大幅に遅れてしまい大変申し訳ございません。
また、アプリが完成しないとお届けできないリターンについても遅れてしまい本当に申し訳ありません。

少しでも早く、また、確実に開発を進めていくにあたって、再度作成し直したスケジュールです。
遅れてしまっているという事実を真摯に受け止め、全力でアプリ開発を行い、法人・事業の安定的な発展を目指します。


まとめ

改めてになりますが、スケジュールの大幅な遅延を招いてしまい大変申し訳ございませんでした。
『子育て・教育に関する視点で情報が集まってくるキュレーションアプリ「せいふる」』の開発及び運営については絶対に成功させるといった思いをメンバー全員で共有して、現在も全力で取り組んでおります。

良い報告も良くない報告もご支援いただいた方、応援してくださっている方にはしっかりとお伝えしながら、進めていきたいと思っております。
まだまだ未熟な我々ですが、どうぞ今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

仲間も随時募集しております。
エンジニア、ファンドレイザーを特に募集しておりますが、その他のポジションについても募集しておりますので、ご興味ある方は一度お話しできれば嬉しいです。

また、重ねてになり、大変恐縮ではありますが、公式LINEでのモニターのご協力どうかお願いいたします。

文責:せいふる開発プロジェクトリーダー 今川裕太


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?