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hey x BANK Night Vol.1 Report.

hey、皆さんYUICHIです。

今回は2018/05/29に開催された。
『hey x BANK Night Vol. 1』に参加してきました。

参加できなかった方々のためにReportを書かせていただきます。
※所々私の個人的解釈が混ざっている可能性がありますが、ご了承ください!

❏イベント内容

モデレーター

●佐藤 裕介さん
heyの代表取締役
Twitter: @usksato

テーマ:heyとBANKのプロダクトづくりの「遊び心」

①パネルディスカッション1【経営陣編】
②パネルディスカッション2【デザイナー編】

2つのパネルディスカッションで行われた議論を記載していきます。


❏パネルディスカッション1【経営陣編】

パネラー1

●佐俣 奈緒子さん
Coineyの代表取締役、heyの取締役 
Twitter: @adwarf
●塚原 文奈さん
STORES.jpの代表取締役、heyの取締役
Twitter: @ayanadesu
●光本 勇介さん
CASHを運営するBANKの代表取締役、heyの取締役
https://yusuke.tokyo/
Twitter: @Yusuke_Tokyo

タイトルは、「遊び心」と「人」と「お金」でした。
それでは内容を共有していきます。

Q1. そもそも、皆さんにとって遊び心ってなんですか?

●光本さん(BANK)
ふらふらしていること = 心・時間にゆとりを持つこと
そう出来ることで、新しことにチャレンジできる。

●塚原さん(STORES.jp)
Dropbox paperのとある場所にことわざ?名言?が出てくるようなサービス作り。それによって、「くすっ」とくるサービスを作れること

●佐俣さん(Coiney)
秘書アプリなどで自動化されている部分があって、予定を投げるだけでスケジュールを管理してくれるんですけど、その「投げるだけでなにかできてしまう」この考え方が遊び心だったりする。↓


Q2. 遊び心を生み出す環境作りで意識しているところは?
  (自身や社内の雰囲気、ふるまいetc)

●光本さん(BANK)
「金融 = お硬い」イメージ、でもそんな業界の会社なのに光本さん自身は、
「アロハシャツを着て + みんなで忙しくしない」ようにして環境をフラットにご自身からしていた。
やはり余裕が大切という部分に戻る。
(遊び心 = 余裕 = 楽しくなる)

●佐俣さん(Coiney)
Coineyのサービスにゲームを仕込んだりしている。(良いクソゲー的なw)
社員が遊び心あることをしても全てポジティブに捉えている。
社員に本気で遊んでもらうことを推奨している。

●佐藤さん(hey)
heyブランドのグッツなどを実際に自分達で販売などしてみて、まずはじめに自分たちでサービスやモノを試してみて判断する文化にしている。(ドッグフーディングorドッグフード文化)


Q3. 経営陣の間で遊び心の価値観をどのように共有し、合わせているのか?

●光本さん(BANK)
ぶっ飛んだ提案をしていて、後は現場が中和して整えて世の中にオープンにしているだけです。
もちろん伝え方は大切です。


Q4. どのようなチームを作って行きたいのか、理想とするチームがありましたら教えてください。

●塚原さん(STORES.jp)
自走出来るチーム:作りてのチームが自分達で判断して自走出来るチーム

●佐俣さん(Coiney)
真剣に遊べるチーム:ちゃんと遊ぶ
(例:今日のイベントでheyブランドの販売、販売端末のセッティングなど↓)

●光本さん(BANK)
今までに無いものにチャレンジし続けるチーム

以上がパネルディスカッション1でした、とても和やかで会場の皆さんから笑いが起こるほどでした。とても聞き心地が良かったですw


❏パネルディスカッション2【デザイナー編】

パネラー2

●松本 隆応
hey,Coineyのデザイナー
Twitter: @stam_mats2
●河原 香奈子
BANKのデザイナー / 執行役員
Twitter: @kanakt

タイトルは、「遊び心」と「ものづくり」でした。
今回のメインコンテンツだったので、質問に対しての深掘りが多々あり、熱の入る話でした。では、中身の内容を記載していきます。

Q1. デザインする上でコアにしている考えとは?

●松本さん(hey,Coiney)
・1番大事にしていること:余白を作っておくこと
→解釈を他の人ができるようにして、巻き込めるようにするため

深掘りQUESTION
Q. 余白のコントロールは可能?
→見せるポイントを明確にして場を作っておけば可能
Q. 余白を作ろうと思ったキッカケは何?
→視野が狭くならないようにするために他の人の意見を巻き込みたいため
=効率がよくなる

●河原さん(BANK)
事業として魅力的に見えるデザインを心がけている。


Q2. デザイナーが思う遊び心はどんなものか?

●河原さん(BANK)
意外性を加えること
なんか良いよねの感覚のあるもの

例:宅配物のダンボールパケに「招き猫」があって、しかもそれはよく見ないと気づかない。それに気づいたユーザは「自分だけが知ってる」と感じ特別におもいファンになってくれるみたいな

●松本さん(hey,Coiney)
河原さんと同意見、しかし、ベースのデザインがあるうえでの遊びを加えるのが必須!


Q3. ビジネスと遊びの間のバランスを取るときに心がけている事

●河原さん(BANK)
【✗】遊び心=ビジネスから離れている
【◯】遊び心によってビジネスの拡大につながる。= 遊びが比重が多い

●松本さん(hey,Coiney)
人間味のあるものを心がけている:ブランドにつながるから(Visual、Design、印象など)


Q4. デザイナーの遊び心が、独りよがりにならず、ユーザーに受け入れられるためのコツ、しかけがあるのであれば教えてください

●河原さん(BANK)
ユーザーが利用しているときに邪魔になる動きは入れない。
・しかし、ローディング中にアニメーションなどを入れて、ユーザー理解が進むことに貢献をするような工夫をしている。

●松本さん(hey,Coiney)
他の人が面白いと思えるようなものを作るし、周りにヒアリングするようにしている。また、検証も大切にしている。


Q5. プロダクトデザインで大事なこと

両者:愛ですよ!(即答)w

●松本さん(hey,Coiney)
・どれだけ自分がそのサービスに入り込めるか
・結果的にその思いや造り手の感情はユーザに伝わるため

●河原さん(BANK)
・自分が本当にいいと思えるものをつくれたかどうか
(例:ずーっと見返したくなるかどうか)

深掘りQUESTION
Q. 愛着が持てないサービスをデザインしている場合は?
・現状でやりきれているかが大切
仕事を変えたほうが良い


Q6.デザイナーとエンジニアの関係性

●松本さん(hey,Coiney)
デザインが出来る全体のプロセスをエンジニアに対して伝えれるようにしている。

●河原さん(BANK)
・周りの希望や要望をいち早くキャッチアップして可視化出来るか重要


Q7. デザイン面で遊びすぎて怒られたりしますか?

逆にもっと、奇抜にしてみたいという要望が来る!


Q8. プロデューサー、エンジニアと共創する上で大切にしていること

●河原さん(BANK)
・光本さんのアイデアをいかに実現出来るかに心がけている。(感覚コミュニケーションが多い)
・光本さんがイケてると思うものを知っておく(プロデュサーの興味関心をしることが重要)

●松本さん(hey,Coiney)
・登山をしている感覚(はじめ何を言ってるかわからないけど、考えてそこに追いついて行けるようにしている)

深掘りQUESTION
Q. 登るための準備として何してるの?アクションは?
●河本さん
・普段から光本さんに質問をしてみる
●松本さん
・なるべく任せてもらえるよにしている。

以上がパネルディスカッション2の内容でした。

何箇所か感覚的なお話もあったので、その部分は言語化にできない部分を大切にしつつひたすら考えながらデザインしているんだと感じました。


❏まとめ

話を全体的に聞いていて思ったこととしては、「hey」と「BANK」は社内環境がとてもフラットクリエイティブを信じている会社だと感じた。

また、自分達がかかげている世界観(ブランド)を大切にしている組織だとすごい感じた。

なぜなら、関わっている人たちが皆さん和やかな雰囲気をかもし出していたからです!!本当にいい会社だとつくづく感じました。一体感って大切ですね!

PS:会場にはノベルティーや「hey BRAND」を販売していました!
デザインが好きすぎて買っちゃいましたw


長文にはなりましたが、以上がわたしが全て記録していたことです。
ありがとうございました!!

『本当にありがとうございます。』 私の働き方、ライフスタイルの中で出会ったり、生み出したりしたデザインを記事にしていきます。少しでもご理解いただけたら幸いです。