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日報2019.7.6|今後の「ビジョン」を言葉にするために考えたことを書いてみた。

こんにちは。はせがわです。

今日は、会社のこれからのビジョンとかのお話。会社が新しい形になっていくにあたって、時間をかけて向き合ってきた「会社の目指すもの」について、一回言葉にしてみなくてはなるまい、ってことで、その言葉にするにあたって考えたことをここに書いておこうと思う。

目的や理念を見つめ直す。

梢乃雪から始まり、カナメへと続き、metone林屋旅館が始まり、それぞれが今もなお続いている。今なお続いているもの以外にも生まれたものはあったが、短命に終わったものも数知れない。チャレンジを続けていれば、そういうこともある。大切なのは、チャレンジを続けていくこと。しかし、何でもチャレンジすればいい、そういうことではない。これはとても重要なことだと思う。私たちがどこへ向かうのか、それを改めて見つめ直さなければ。日に日にその想いは強くなる一方だった。

なぜその想いが強くあったのか。本題ではないので、簡単に書くと創業者ではない自分が「なぜ会社をやるのか」ということに自分自身で向き合い、自分のものにしなければと思っていたからだと認識している。

何をするのか。何をしないのか。

私たちがどこへ向かうのか。それを表した「理念」や「ビジョン」を新たに作るということを試みることにした。今回のこの日報は、それが形を成すまでの思考に触れたもの。細かい話だな、と思われる部分もあるかもしれないけど、できれば飛ばさずにどうぞ。「何をせず、何をするのか」ちゃんと整理して書いていないから、読みにくいかもしれないけど。


メインフイールドは「地方」である。

私たちのフィールドは、「地方」です。「地域」です。「田舎」と言い換えることも出来るかもしれない。

「来る、住む、はたらくを作る」は、もはや手段。

もはや、というか元々手段だった。そのことに今更気づく。

「地域」は、既に魅力的だ。

忘れてしまいがちだけど、実は、もう地域は満ち足りている。そんなことはない!不足しているところがあるじゃないか!?という声もあるかもしれない。それに対してはこう答えよう。「それは特徴です」と。「地域」がこれ以上良くなることはあるかもしれない。でも、何も不足していない。既に魅力的だ。

「地域活性」ではない、「地域活用」だ。

地域は、魅力に溢れている。資源に溢れている。あまりある素晴らしさが既にある。地方は既に素晴らしい。地域に必要なのは、実は「活性」ではない。「活用」だ。私たちは、「活性」しない。「活用」する。

「地域の人=お客さま」ではない。

私たちのお客さまは、地域の人ではありません。地域の人はパートナーにもなり、お客さまは、地域の外にもいます。地域の人をお客さまにし続けるだけでは、地域は潤うことはありません。地域は既に素晴らしい。この地域の素晴らしさを活用して、広い世界の人々の社会に貢献しよう。

地域活用で、さらに人は豊かに、地域はさらに素晴らしく。

地域の素晴らしさは、人を豊かにする。豊かになった人が、地域の未来を素晴らしくする。この繰り返しの向こう側にある地域と人を想像するともはやワクワクしかない。

過去や現在から学び、未来に価値をもたらす。

私たちは、未来を作る。あらゆるすべての過去と現在は未来のためにあると信じている。

「楽しい」をメインエネルギーにしよう。

悲しみも怒りもエネルギーだろう。何かの原動力にはなるはずだ。しかし、このエネルギーが心や身体を蝕むことを私は知っている。同じエネルギーなら「楽しい」をエネルギーにしよう。

「地域のため」じゃなく「人のため」。

漠然とした「地域」ではなく、そこにいる一人一人の「人」のための仕事をしよう。その一人一人のしあわせがあってこそ、地域のしあわせだ。


思考のすべてを書けるものかと思ったけど、なかなか難しい作業だったので、このあたりにしておこうと思う。

今ここに挙げたものは、思考の序列も順序もめちゃくちゃに並んでいる。これらをさらに組み合わせ、混ぜ合わせ、比べて、バラして、結局「何をする」のかを「基本理念」や「ビジョン」とかそういうものにまとめた。堅苦しいものになったけど、やりたいことはこういうことです!ということは込められたんじゃないかなと思っている。

おそらく、近いうちに公開します。

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