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Phil Handyから学んだこと② Phil-osophy: フィル・ハンディのコーチング哲学

こんにちは、萩原雄一(はぎわらゆういち)です。

埼玉県でフルフィレックスというバスケットボールスクールを運営しております。

バスケットボールを通じて挑戦する心を養い、海外へ羽ばたく人材を育てることを目指しています。

日本の子どもたちをアメリカに連れていき、現地のコーチから指導を受けたり、海外のコーチを日本に呼び、練習会や講習会を主催しております。

さて、今日もレイカーズのフィル・ハンディACから学んだことを書いていきます。


フィル・ハンディのコーチング哲学

バスケットボールに対する「愛」がコーチとしての原点になっているフィルコーチですが、コーチとして一番大切にしている哲学”PHIL - OSOPHY”は「選手をより上達させること」に尽きるということです。

コーチとして自分が教えたいことを教えるのではなく、目の前の選手を上手くするためにできることは何かを常に考えること。

そのために努力を惜しまず、毎回の練習に持てる力を全力で注いで選手と向き合うということが信念であると話てくれました。コーチとして必要とあらば、どんな些細なことであっても全力で取り組むことが大切です。


バンダービルト選手とのワークアウト

信頼関係はコート上で築かれる

フィルコーチは選手との信頼関係はコート上で築かれると考えています。

「このコーチは本気で自分を成長させようとしてくれている。」

選手にそれが伝えられるのはコートの上だからです。

それが伝わることでフィルコーチは選手から信頼を得てきました。

コーチとしてコービーやレブロンなど、NBAの中でもトップ中のトップ選手を指導してきたフィルコーチです。そのような素晴らしい選手との信頼関係を築くには、コートの上で成長させるという結果を出すことに他なりません。

NBA選手の伸び代の見つけ方

では、すでに最高のスキルを持った選手たちに対してどのように伸び代を見つけているのか。

フィルコーチは目の前の選手がコービーであってもレブロンであっても、まず彼らに「How can I help you get better? (私はどうしたら君が上達するのを手助けできる?)」と聞くことから始めるということでした。

これは11回目くらいに書くと思いますが(一日目のテーマだけでも16個!)、どんなに偉大な選手であっても上手くなりたい思っているし、指導を受けたいと思っています。飽くなき向上心があるからこそ上り詰められる高みなのかもしれません。

コーチはチームのスタンダードである

また、コーチとして心に留めておかないといけないのが、コーチがチームのスタンダード(基準)になっているということです。

これはどういうことかというと、コーチが発するエネルギーがチームに浸透していくということです。コーチから大きなエネルギーが発せられていれば、選手からもその分のエネルギーが返ってくるということです。

チームに漂うエネルギーというのは、コーチから発せられるもので決まっている。フィルコーチから醸し出されるエネルギーの本質が詰まった言葉でした。

まとめ

フィルコーチの指導哲学は「選手をより上達させること」。

選手がどのような理想を描いているのか寄り添い、それに向かって全力で取り組むからこそ、どんなに偉大な選手とも信頼関係が築けるのだと深く納得しました。

次回はフィルコーチが人と接する時に大切にしていることを書きます。

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