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サラリーマンではなくビジネスマンを育成中

「"会社に勤めて" 仕事をしている人」と「"自発的に面白い仕事を創りたい"と動いている人」の両方に絡んでいます。前者は組織内研修という形で絡むことが多く、タイムマネジメント研修や組織マネジメント研修などの講師をしています。後者はプロジェクトなどを立ち上げ一緒に仕事をしています。社内外でOJTをやっているような感じです。


日本にはサラリーマンという面白い呼称があります。時間を提供することでサラリー(給料)をもらっている人のことをサラリーマンと呼ぶようです。学生からも「サラリーマンとビジネスマンは何が違うのか?」という質問をされることがあります。前者はサラリー(給料)をもらうという権利主張が前提で、後者は成果を出すという義務を果たすことが前提になるのではないかという話をします。ですから、学生のアルバイトという時間を提供してサラリー(給料)をもらうというのはサラリーマンになるためのインターンシップとしては効果的で、ビジネスマンになるためのインターンシップとしてはあまり適さないようです。

では、ビジネスマン思考をつくるインターンシップとして最適な取り組みは?ということになりますが、今は実際の仕事としてプロジェクトを作って学生にもチャレンジしてもらっています。時給ありきのアルバイト、補助金ありきの町づくり、サラリーありきの安定した仕事などが戦後日本の高度成長を支えてきました。昭和(戦後復興、高度経済成長期)から平成(昭和の継承と歪みの健在期)という時代から新しい時代(令和)を迎えるにあたり何を変え、何を創るのかということをしっかりと考える時期じゃないかと感じています。平成も残り2週間、統一地方選挙も後半戦に入っていますが、相変わらず昭和・平成感が拭えません。この制度にしがみつくのか、これはこれで共存しないといけない仕組みなので積極的に絡みながらも次世代を見越して変革のきっかけをつくるのか。いずれにしても参加しないと変えることはできませんので、リアルでもネットでも参加して実際に動くというのが一番ではないかと思います。


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