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私たちを強いチームにしてくれるのはパワーを持ったビジョンだ #PxTX

このnoteは何?
マーケティングエージェンシーFICCのBX事業部にて、「ブランドとはなんなのか? どうすればブランドを豊かにすることができるのか?」それをみなさんと考えるnoteを書いています。記事をまとめたマガジンはこちら→本当の価値を生むブランディング戦略(仮題)

企業のブランド強化を行う私たちFICC BXチームは、強いブランドづくりに外せない条件のひとつとして、「ビジョン・ミッション・バリュー」に沿った組織構築があると考え、日々ブランド構築の支援をしています。

そんな折、「最強のチームとはなにか」を考えるPxTXというカンファレンスが、過日も過日、7/5(2019)に開催されました。日本の組織構築のトップランナーたちが、自分たちなりの組織構築の方法論・成功条件を披露し学び合う場。 People Techカンパニー アトラエの主催です。

そこで感じられたのは、
チームのパフォーマンスを最大化するのに
▶同じ価値観
▶共通の目的
が必要だ
、ということでした。

以降、登壇者のコメントを引きながら、強いチームをつくるのに必要なエッセンスをまとめます。

最強チームに必要なもの1:カルチャーフィット


カルチャーフィットが大切であると感じられた発言を以下に3つ引きます。

まず、組織はスタンスを明確にするといい、そう話したのはPR Table代表の大堀海さん。

スタンスが明確な組織はハイパフォーマーが集まってくる。らしさがムンムンに出ている会社はマッチする人が近づいてくるし、逆に合わない人を遠ざける効果もある

その「スタンス」をV2MOMというかたちで明確にしているのが、Salesforce。

さらに、Google河村さんがこんなことを。「Googleの文化を形成するのは採用」

最初のPR Table大堀さんの発言に帰っていった感じですね。

最強チームに必要なもの2:パーパス

カルチャーフィット、重要。だけど、もう一つ大事なものが。パーパスです。

メルカリ代表小泉さんは登壇時、メルカリがなぜ人材獲得競争でGAFAと張り合えている張り合えている要素として「働きがいやフィロソフィーが求められている」ところに、誘引力の強いメッセージを出せていることがあるとしました。

「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」をミッションに掲げているメルカリ。この「新たな価値〜世界的な〜創る」というあたりに惹かれる人材は多そうです。

同セッションに登壇していた一橋大学ビジネススクール教授の楠木さんは、「かっちりした企業も(そうやって)メッセージを発信するべき」とつないでいました。

さらに、同セッションに登壇していた、PxTXの主催であるアトラエの代表新居さんも、「社会的に価値のあるものであれば国境を越えて共感を得られる」と。

前出のSalesforceのV2MOMでも、自分たちがなにを目指しているのかという点が記述されました。

最強チームに必要なもの3:表明

以下は登壇された皆様の言葉ではなく、FICC BXチームとして思うことなのですが、最強チームはカルチャーやパーパスといったこのあたりのことを
▼きちんと整理して表明し
▼それに則した行動を求め
▼評価基準も整理したパーパスに則したかたちにする

ということができています。

胸のうちに考えているだけではだめで、ちゃんと表明すること。それに則した行動をできるように制度をととのえること。これが大切だと思います。

なんのためにチームをつくるのか→ひとりでは世界を変えられないから

と、ここまで「最強のチームとはなにか」を考えるPxTXを振り返りましたが、そもそもそもそも私たちはなぜチームをつくるのでしょうか。

それは、ひとりでは世界を変えられないから、シンプルですがこれに尽きると思います。

ひとりでは変えられないから、同じ思いを持った仲間とチームをつくりたい。そのために思いの旗を掲げる。そうやってチームができれば価値が大きくなる。ということなのではないかと。で、そこには共通言語が必要です。

共通言語というのは、ビジョン/ミッション/バリューもそうだし、
▼戦略のフレームワーク
▼その他さまざまな言葉の定義

なんてものもそうだと思います。

互いの価値観を知り、言葉を同じ意味で使えるようになることで、集まることができるようになり、より大きな力を生めるようになる。だから、ひとりではできなかったことができるようになって、世界を変えることができる。

と、いうことで私たちは、チームで価値を生むために、強力なビジョン/ミッション/バリューを組織に根付かせるお手伝いを通して、ブランドが価値を生む世界をつくっていきたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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