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初心にかえりすぎた夜

今夜は『かぐや姫フォーエバー』という懐かしいアルバムを聴いてました。
懐かしいと言ってもリアルタイム世代ではないのですが…。
昨日の投稿に書いたようにこのアルバムにアレンジ、サポートで参加している石川鷹彦さんのギターを研究するために聴き返していましたが、絶妙なピッキングの強弱やチョーキングの特徴、1秒で格の違いを見せつけられるアルペジオの音色、当時何やってるのかさっぱり分からなかったナッシュビルチューニング等、色々発見がありました。アコースティック主体のバンドをやられている方は今の時代でも一聴の価値ありのアルバムだと思います。

帯には「明日に、もし何か見失うことがあったら思い出して下さい、かぐや姫の世界を…」とありますが、僕はギターを始めたきっかけが南こうせつなので当然このアルバムも中学時代に何度も聴いていたけれどその後はB’zを聴き始めたりロックを聴き始めたり現代音楽へと流れていってしまっていたので、明日にもし何か見失うことがありそうな時は太陽のKomachi Angelだったりシュトックハウゼンのヘリコプター弦楽四重奏曲やライヒのCome Out、サティの犬のためのぶよぶよとした前奏曲を思い出したりしてた訳でして、今回やっと久しぶりにかぐや姫の世界を思い出してみてます。

僕がこのアルバムを聴いていた頃はネットもないので今みたいにすぐに情報が手に入る訳ではなく、家にあるギターをボロンボロン弾きながらどうしたらかぐや姫と同じ音が出るのかさっぱり分からず悩んでいたものでした。家にあったのはクラシックギターだったのでフォークギターの音が出なくて当たり前だったのですが。(エレキギターを買った時も全然迫力ある音が出なくて悩んだ)
今はフレーズのアプローチ方法やどういうピックを使ってるのかもちょっとは分かるようになったので、あの頃よりは成長出来たようです。

まず取り組むのは石川鷹彦節とも言えるアルペジオとオブリの研究です。
6月4日はライブでもありつつ研究報告書の提出のような気持ちです。
国分寺クラスタ、来れる方はぜひぜひご予約お願い致します。(予約者限定です)

6月4日(木)
国分寺クラスタ『カニコロー酒家』

18:00オープン
チャージ代1000円+2ドリンクチケット1000円の合計2000円です。
(今月はおつまみが付きます)

18:40 (オープニングアクト)
板垣雄一朗ミニライブ &『クラスタで安心して過ごせるコロナ講座』

19:00 スズキーシュカ(アンプラグド鈴木さんと板垣のフォークデュオ)
19:50 彩葉永華
20:40 グールド賀谷
21:30 みゅーおおやま

6月は予約者限定です。
今回は人数制限を設けているため残りの席も少なくなってきております。
検討中の方はお早めのご予約よろしくお願いします。

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