傾聴講座note

精神科

精神科・心療内科で傾聴をしていると傾聴に使える時間は20分ほどしかありません。電子カルテを打ちながら、ドクターや他のスタッフと連携しながら傾聴をしなくてはなりません。時間が少ないと傾聴の質が落ちてしまうでしょうか?精神科での傾聴はどうやって傾聴を始めるかを工夫するだけで質を落とさずに内容を濃くすることができます。専門家として、信頼関係を築き、感情を動かし、深い会話が始まるまでに3分あれば十分です。悩んでいる人の立場からしたらそれがプロの技ということになります。優秀な営業マンが初対面の人に3分で興味を持ってもらう。タレントさんが3分で場の空気を掴む。プロとしては当たり前のスキルです。精神科にそういう人が増えてくれたら悩む人の助けになると思います。

主に高校生の保護者が子どもの気持ちを理解するための傾聴について