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はじめてのソウル


東京もまだまだ、朝は冷え込みますね。寒いの嫌いです。
さてさて、いきなりですが来週から韓国 ソウルへ数日間行ってこようと思います。

ソウルはこれで2回目で、確か前回は2年前の同じ時期だったと思います。

正直いうと政治思想的には僕は右の立場を持っています。
ソウルに行くまで韓国に対してあまりいい印象は持っていませんでした。
そんな僕が「何故、韓国に行こうと思ったのか、どう感じたのか」ということについて今日は書いてみようかと思います。

理由を一言でいうと、

百聞は一見にしかず

行ったこともないのに批判できねえな。って思った。たったそれだけです。
大学時代は東南アジアと中国をフラフラと何度も旅してきましたが、台湾や韓国は「近いし、働いてからでもいけるだろ〜」って思っていました。

現に当時と比べてもLCCの就航は増え続けていますしね。
特に韓国は戦国時代と言えるくらい増え続けています。チェジュ航空にTway、イースタージェットにエアソウル、エアプサン。
LCCだけでもこんなに選択肢があります...(多すぎ!安すぎ!)

で、いざ、働き始めてすぐ会社の特休日があり3連休になりました。
これを利用しない手はありませんが、初任給前ということもあって一番安いところを考えた結果、韓国になりました。

最初に書いた通り、僕は韓国に対して正直いい印象を持っていませんでしたが、知るためにはまずは韓国系の航空会社だ!と思い一番安かった仁川行のチェジュ航空の往復チケットを購入。
直前でも1万ちょっとでした。

(沖留めの飛行機乗るのってめっちゃワクワクしますね。)
機内販売で観光客向けT-MONEYが販売されていたので購入
(5000ウォン今考えれば普通のやつにしておけばよかった...)

機内では綺麗なCAさんをぼんやり眺めていたらあっという間に
仁川クッチェゴンハン(=仁川国際空港)に到着

おい!もうちょっと乗って居たかったぞ!!

早くも韓国へいいイメージを持ちつつも
「あくまでも彼女たちは仕事の顔だ」と自分に言い聞かせることに。

空港について鉄道の駅を目指しました。
当時は某銀行で両替をしてそのレシートを空港鉄道の窓口で見せると安く乗ることができたので2000円だけ両替をしてAREXに乗車

想像していたよりもちゃんとした電車でびっくり。
これで700円ちょっとならまぁ許そう。
バスの方が高いみたいだったし。

ソウル駅に到着後、iPhoneがなんかおかしい。
電源が入らないのである。
だからと言って2年前の当時はApple storeは韓国に進出しておらず、提携店では言葉の壁がありそうだったので帰国後になんとかすることに。

そこからは南大門付近に予約しておいた宿にチェックインし、ソウルの街を散策することに。

南大門。何年か前に放火されて復元したものらしい。


衛兵の交代を見た後は南大門市場
少し歩くと、ガイドさんが地図を持って立っていた。
しかも韓国語や英語だけじゃなく日本語対応のガイドさんもいるではないか

便利だ。

地球のなんちゃらよりも詳細な地図を無料でくれるではないか。
しかしこれは「give me Chocolate」と同じような戦略ではないか?
俺は物で釣られるような男じゃないぜ!

次は景福宮(キョンボックン)に行くことに。
ソウルには景福宮とか昌徳宮(チャンドックン)とか他にも3つくらい〇〇宮(-クン)というのがあるから大変だ。
この後、新村(シンチョン)に行くのだが、親友の名字と同じである。
ここに宮があったら新村クンになるのかと思うと、こんなことを考えている自分のバカさ加減に嫌気がさした。

景福宮は世界遺産ではないらしい。(昌徳宮は世界遺産)
理由は日本の占領時に壊して今あるのは再建されたものだからだという。
壊して出た資材は火事で焼失した昌徳宮に使い、景福宮には朝鮮総督府が建ったというわけだ。うむ。。。

そういうわけか周辺には「独島(= 竹島、日本固有の領土)」についての看板も目につく。
好韓度ポイントが少し減点した。

にしてもチマチョゴリを着ている人が多い。レンタル屋さんがあるのは聞いていたがここまで多いとは思わなかったので驚き。
どうやら韓服を着ている人は入場が無料らしい。
韓服で写真を撮ってSNSに載せるのだという。
こういうのは日本でもやってほしいね。
京都御所とか一部の寺院とかでやってもいいんじゃないかなぁ。

昌徳宮も見学しベンチでのんびりした後は北村へ。
そういえば北村くんってのもいたなぁ。と思いつつ、韓屋のならぶ街へ。
写真が残っていないのが非常に残念である。
坂が多かったけれども、ソウルを眺めるのにはもってこいだと思う素敵な場所だった。

北村から少し歩いて広蔵市場まで行こうと思い歩いてみるも道に迷ってしまったらしい。携帯も壊れてしまっているので地図に書かれたハングルを探し現在地を割り出そうとするも上手くいかずキョロキョロしていると子供連れの女性に声をかけられた。
片言の英語で「道に迷っているの?どこに行きたいの?」と聞かれたので、僕も片言の英語で伝えると「これがあのお店だから...」と携帯で調べて道を教えてくれた。
さすが儒教の国である。困った人を助けてくれる人柄には感心する。
市場は面白かったけどキムチの匂いはキツかった。

その後も明洞や江南、新村などを散策したが不便なことはなかった
(自分が携帯を壊した以外は)し、マクドナルドのプルコギバーガーは安くて美味しかった。
そして、正直時間がもう少し欲しいと思うくらいソウルの街は広く見所も多かった。
世界遺産の宗廟なんかは見れなかったし。
そもそもソウル周辺に世界遺産が多すぎなんだよ!本当に。

ソウルタワーも行けなかったし、北朝鮮との国境があるDMZは予約すらしてないので、もちろん行けなかった。
今回も直前に決めているのでおそらく予約はできないだろう。
非常に残念だ。
でも大好きなカジノがあるので満足。
(もう少し広さと台が欲しいという文句もありつつ)
次回は仁川のパラダイスカジノやサウナ(チムジルパン?)というのにも挑戦したい。朝鮮だけに。(非常に低レベル)

最後に言いたいこと

さて最後に言いたいのは、この韓国短期旅行は行ってよかったと思えた旅だった。
僕が嫌いなのは「韓国人」ではなく「韓国の政治、社会の空気」だったということがわかったからである。
これは非常に大きな気づきだったと思う。
この国の政治家は「反日」で飯を食っているのだと認識できた。

やはり百聞は一見に如かずだ。
一度行かないと、実際に見てみないと会ってみないと話してみないとわからないことだらけだ。
Googleだけを通してみるのは便利だけど本当の姿は見えてこない。

先ほど紹介した子連れの女性以外にも多くの韓国人と触れ合うことができ、「また行きたい」と思わせてくれた彼ら彼女らに感謝したい。
ありがとう、감사합니다(カムサハムニダ)

2年ぶりの韓国、ソウルはかなり楽しみである。
今回は明洞ではない別のエリアに宿を取ろうと思っている。
instagramでフォロワーさんに声をかけて、予定が合えばちょっと街を案内してもらおうと思う(最近の自分の旅はそんな感じ)が、今回は平日のみなので厳しいかもしれない。

現地の人に会う旅ほど面白いものはないし、
現地の人ほどその街に詳しい人間はいない。
お店もホットなエリアもインスタ映えスポットも全部ローカルの人が知っている。
会いに行こうと思った時に会いに行かないと、一生会えないかもしれない。

そして、「百聞は一見に如かず」
見に行ったものは自分の知識となって武器となるんだなぁ。なんてね。

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