去年の 6月、世界一周から帰国したその日にカメラを買った。保井さんの影響をモロに受けていたので、機種はもちろん Fujifilm のミラーレス。

山や旅に持っていったりと結構ハードな使い方をしそうだったので、X-T2 が欲しかったものの、予算の関係で X-T20。レンズはもちろん単焦点の XF35mmF1.4 R。ストラップもハンドストラップにしてみた。

軽くてコンパクトで手軽に持ち歩けるので良い感じ。

これまでは 35mm換算で約 30mm の焦点距離になる iPhone で撮っていたので、35mm 換算で 53mm になるこのレンズに慣れるのが非常に大変だった。画角が狭くなる分、だいぶ離れないと今まで通りには撮れない。しかも iPhone ほどは寄れないので、アップの写真を撮るのも大変。

そのかわり、ハマると恐ろしくきれいな色が出る。Fujifilm 独特の、シックでフィルムっぽい(?) 色が出て本当に綺麗。

購入してから半年たった今でも、きちんとは使いこなせていない。「こんな使い方もあるのか?」「あれっ、使い方間違えてた」ということもいまだにしばしば。

ただ、そんな苦労も、納得の行く写真がたまに撮れると全部吹っ飛んでいく。写真を撮るのが今は本当に楽しい。