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ソール・ライター展

渋谷で行われているソール・ライター展を見てきた。


年始からスタートしていた展示会だったが、コロナの影響で 2月末に緊急で中止になってしまった。

本来はそこでニューヨークに作品を返す予定が、ニューヨーク側もコロナ騒動で大変なことになっていて、受け入れる余裕がないとのことで、返却できず、今回はその作品をそのまま展示し直して、リバイバル展ということで先週からスタートした。


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会場入口では、検温と消毒はもちろんのこと、連絡先などの個人情報まで書かされる徹底ぶりだった。

会場内も、コロナの影響もあってか全然人がおらず、ゆっくりのんびりと見ることができた。


ソール・ライターの詳しい説明は省くけど、スナップ写真の元祖的な存在で、彼の影響を受けてる写真家さんは多く、ストリートでの赤い傘や曇りガラス越しの写真などは彼の写真がオリジナルだと思われる。

今回の展示会でいいなと思った点は多くのコンタクトシートが公開されていたところ。

同じシーンが続いていると、何を狙って撮ろうとしていたのかがわかるし、試行錯誤の過程を見られるのが楽しかった。

真似しようと思って彼の写真を見ると、いかに構図で写真をシンプルにしているのかがよく分かって、簡単には真似できないことがよくわかる。ストリートスナップには忍耐力も必要なんだなと思った。


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