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いい写真とは何か?

去年の 4月、アフリカ縦断中に「いい写真とは何か?」を考えるために始めた note だけど、6月に帰国してから写真に関する本を何冊か読んだり、サイトを色々と見ているうちに、自分が考えていたようなことは当然のことながら、誰もが考えるようなことで、結論としても「いい写真とは?」の明確な正解はなく、撮影する人が撮りたいように撮れた写真が「いい写真」となり、「いい写真」を撮るためには、撮る人が明確に自分なりの「いい写真」の定義を認識して、理想に近い写真を求めて技術を身に着け、撮り続けていれば、いずれは撮れる様になるのではと思った。

一文が長っ!! (笑

昔から引きこもり体質なため、小中高と図書館に引きこもっては読書三昧な生活を送っていたこともあり、何か新しいことを始める時は、まずは本を買い揃えることから始めていた。

そんなことから、まずは新宿の紀伊国屋に行って、目についた写真に関する本を何冊か買って読んでみた。カメラやツール、撮影方法などのハウツー本ではなく、エッセイだったり自伝だったり、思想だったりと写真に関する哲学が表現されている本が中心。

どの本でも「いい写真とは?」については必ず触れていて、逆に言うと「いい写真」に関してしっかり考えている本じゃないと、無駄な本を掴むことになる。

じゃあ自分にとって「いい写真とは?」の答えは、「良い写真とは? part 2」でも書いたけど「人の心を動かす」写真が「いい写真」。

「心を動かす」の定義は色々とあるけど、心を動かさせる対象が明確ならわかりやすいけど、普段は心を動かす対象をイメージした写真はほとんど撮っていない。

じゃあ、誰の心を動かすのかというと、自分自身となる。要は自分の心が動かされるような写真を、自分でも撮れるようにするということ。

そのためには写真の技術はもちろんだけど、技術以前に、自分の心を豊かにしておく必要があると今は思っている。


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