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『より少ない生き方』 - ジョシュア・ベッカー

今年の 4月~ 5月の間、緊急事態宣言を受けて、一応自粛している間は部屋の整理をしていた。たぶん世間の多くの人も同じことをしていたと思う。粗大ごみなどが、どこの自治体でも増えたというニュースを良く見かけた。

いわゆる断捨離で、部屋に数千冊あった本を 1000冊程度に減らしたのを始め、服やら日用品など、もう使わないようなものは片っ端からメルカリやヤフオク、ブックオフに払い下げた。

部屋の整理をしているときは、こんまりさんのドキュメンタリーや清掃業者やミニマリストの動画を BGM 替わりに流していた。


そんな中、多くのミニマリストが、ジョシュア・ベッカーというアメリカのミニマリストが書いた『より少ない生き方』という本を推していた。



ジョシュアはミニマリストの先駆け的な人物で、ミニマリストとはについてこの本で詳細に書いていた。


この本を読むまでというか、ミニマリストの人々の動画を見るまではミニマリストについて誤解していて、極力持ち物を減らし、最低限の物だけを所有して生きる生き方をしている人々のことをミニマリストだと思っていた。

表面的な意味では近いのだが、実際のミニマリストとは、人生の目的や生き方をシンプルにして、それ以外の邪魔なものは持たない人々のことで、単なる物だけではなく、生き方をミニマル、選択と集中がうまくできている人々のことだった。

ミニマリスト的な考え方は、ますます複雑になりつつある時代を生き抜く上で、重要な考え方になってくるように思える。



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