シンガポールにいるハッピーワーママたち

最近、自分の考え方がすごーく先入観に囚われてたなぁと感じることが多くてここに自戒の念も含めて書こうと思いました。

シンガポールに来て、衝撃なのはママたちがすごく幸せそうなこと!もちろん全員じゃないと思うのであくまで私の半径2m以内の話だと思って読んでください。

育児の分担、家事の分担、赤ちゃんの時は夜中の対応や睡眠不足との戦いを経験したママたちは少なくないはず。私もその1人。周りの夫婦でも、役割分担で揉めてたり、働いてるママが家事育児も全部やるのが当たり前になって時短にしたりキャリアを諦めてるケースを見るのは少なくなかった。

毎日眠くて、子供は大事な時に風邪をひいたり、仕事で苦しいことがあっても子供の前では見せるべきじゃないと思い、「頑張って頑張る」のが母親だと思ってた。もちろん、うちは掃除も外注してたし、作り置きを頼んだりネットスーパーを頼んだり工夫をして乗り越えてきたけど、困ったら自分の時間と睡眠時間を削って全て解決してきた。

シンガポールに来て、ヘルパーさんを雇った。すると、掃除、料理、子供の汚れた服や靴を洗うこと、子供の学校や習い事への送迎、全てお願いすることができて圧倒的に仕事に集中できる環境に変わった。
すると、自分の存在価値みたいなものに少しだけ疑問を感じるようになった。夫にも、それを言われた。

その矛盾についてママたちに話したら、とあるところでバズったポテトサラダの話になった。
ポテトサラダのお惣菜をママが買おうとしたら、それくらい家で作ってあげないとかわいそうじゃね?とおじさんが言ったという。
確かにジャガイモ潰すだけだし、添加物の入ったお惣菜より、フレッシュなものを作ってあげたい、、できれば、、と私も思うけど、こちらのママたちは、むしろポテトサラダ買いに行ってあげたの偉いじゃん!と。
確かにわざわざ買いに行ってるんだから批判の対象になるのは可哀想だよね。
素敵ママのハードル、高すぎない?

何かをやらないといけない、やってあげたほうがいい、という洗脳に私たちは囚われすぎているのかもしれない。


よく考えてみたら昭和の父親世代って、仕事してゴルフして、たまに子供を連れて遊びに行ったら素晴らしいパパだと褒められるよね。今の時代のパパたちも、子供を連れてママにフリータイムをあげたらみんなにイクメン最高!って褒められる。

でも女性でも、男性と同じように働き、同じように頑張り、稼ぎ、それで育児もそれなりにやってたらそれでOKじゃないの?むしろゴルフ行かないで休日は当たり前に子供タイムだし、それで平日がむしゃらに働いてたらどこで息抜きするの?
そんなに頑張っても、誰も褒めてくれないのが日本の現状。

最近受けた取材で、20代後半の女性で子供を産みたくないと言っている人がすごく多いと言われ、子供ができる🟰自分のやりたいことは全部我慢しないといけない、だからやりたいことがあるうちは子供はいらない。と言っている人が多いと聞き、

そりゃそうだよね〜

って思ってしまいました。

自分の先輩ママたちが、仕事と育児に追われハッピー感がなければ、その人たちを素敵だなぁと思わなければ、自分のロールモデルにできるわけない。

シンガポールのママたちはすごくハッピーだった。子供は複数人いて、仕事もして、お金も稼ぎ、夫婦も仲良し。

これを日本で目指すのは、よっぽどパートナーが主体的にやるタイプで思いやりに溢れる人じゃない限り本当に難しいと思う。もしくは親が協力的。
そんなパートナーを持てる女性はラッキーだけど、そんな男性は多くはないだろう。

自分ももっと人に頼ることを当たり前にしなきゃいけない。育児や家事で、これをやらなきゃという呪縛を解き放ち、自分が常にハッピーでいれるよう、やりたいことは我慢せずにやったほうがいい。

子供との時間もかけがえなく大切だけど、四六時中一緒にいることだけが愛情ではない。一緒にずっといたい人はもちろん一緒でいいし、仕事したくない人はもちろんしなくていい。
ただ、どんなママでも、ママが健康でハッピーでいることは長期的に考えて子供もハッピーに決まってる。

シンガポールの母たちは、たとえ料理ができなくても、掃除をしなくても、役割分担としてそれをやってくれる人にお金を払い、気兼ねなく自分のやりたいことをやり続けている。子供との楽しい時間も作れる。
自己犠牲と真逆の世界を生きているから、人に対して僻んだりマウンティングを取ると言うマインドにならない。

自分はこれまで5年間、馬力で駆け抜けてきた感があるので、その価値観を変えてもっともっともっと人に頼って人性を楽しむと言う考え方に変えていきたいなーと思ってここにメモとして残しました✒︎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?