自己紹介

はじめまして。
YUIHOと申します。

まずはどうして私がこのブログを立ち上げたのか?
それを簡単に説明したいと思います。

私は子どもの頃から本が大好きでした。
とくにエンターテインメント性の高いものが。
叙述トリックのあるものや、伏線がちりばめられたものなんかがとにかく好き。

そんな私も大人になり、2人の子どもに恵まれ、育児が忙しくなり本とは離れた生活に…。

さらに時が経ち、子ども達が成長したある日、私の本棚を見て「この本読んでもいい?」と聞かれたのです。
もちろん本のだいたいの内容は覚えているのですが、はたしてそれが子どもに読ませても大丈夫な内容だったのか…。
性的な表現や暴力的な表現、これらはエンターテインメント性の高い作品とは切っても切れない関係です。
このとき子どもは中学生。
小学生ではないので、ある程度の内容は大丈夫だと思うのですがやはり悩みます。
ちなみに私の本棚には「ハサミ男」「殺戮にいたる病」といった本が…。
(本好きの方なら子どもに読ませるには躊躇する気持ちわかってもらえると思います。)
そこで、私が「これならいいよ」と娘が読みたがっていた本ではなく渡したのが太宰治の「人間失格」です。
娘は「走れメロス」を読んでいたし、まあ大丈夫かなという気持ちで渡しました。
太宰治はもちろん中学生で読む子も多いだろうし、何より私でも気分がのっていないとなかなか読み進めるのはしんどい作品なので、娘も途中で飽きちゃうだろうなーという気持ちで渡しました。
ところが、そんな私の気持ちとは裏腹に、娘はそこからすぐに読み始め2時間で読破してしまったのです。
そして私にひと言。
「ママももう一度この本読んでみたら?子どもにすすめる本じゃないよ」と言われたのです。
たしかに人間失格は入水自殺を何度も試みる内容だし、子どもに向いていない表現もあったかも…と考え、私はすぐに人間失格を読み直しました。
結果、そこまで生々しい表現はないし、中学生が読んでも大丈夫かな…と私は思いました。
その際、手っ取り早く人間失格にどのような描写があるのか調べるために、スマホで「人間失格 中学生」「人間失格 子どもが読んでも大丈夫?」など調べたのですが、正直わからなかったんです。
それで自分で読みなおすことにしたのですが、私の本棚にはまだまだ面白い本がたくさん並んでいます。
そして、せっかく本好きに成長した娘…。
娘には本をたくさん読ませたい。
自分が面白いと思った本を読んでもらいその感想を共有したい

そこで私はこのブログを立ち上げる決心をしました。
子どもに本を読んでもらいたい、でもその内容は大丈夫なのか事前にチェックしたい、そして同じ悩みを持つ方にこの情報を共有できたら…と。

本をしっかりと読み直してから投稿するので、ゆっくり更新にはなると思います。
誰かの参考になれば嬉しいです。

これからよろしくお願いします!


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