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5月13日のこと「一人っ子の国」day36

5月13日(水)陽射しが痛いくらい。あつい。

今朝は寝起きが最悪だった。
なぜなら怖い夢を見たから。
本当に怖かった。

右下の第一大臼歯が根からぼろっと抜け落ちる夢。

朝起きて歯磨きしていたら(夢の中で)右下6がぐらぐら。
この時点で恐怖レベル80。
「これはもしや抜けるのでは……」と不安な気持ちに襲われる。
そしてアッと思った時には、時すでに遅し。
ポロッと抜け落ちた私の歯。
顎模型に付け替える用の歯みたいに根からポロッ。

絶望焦燥不安恐怖

まだ27なのに…なぜ……どうしよう……

とりあえず根から綺麗に抜けたから、もしかしたらまたくっ付くかもしれないと牛乳の中に抜けた歯を入れ、かかりつけ歯医者に電話するも繋がらず。
半べそをかきながら、先輩に連絡して、なんとか診てもらえることに。

病院まで電車だ1時間くらいかけて向かって、いざ診察の場面で起床。

起きた途端に夢だったことにほっと肩をなでおろした。
それでも恐怖はじわじわ残っている。
私にとっては殺されたり、死んだりする夢よりずっと怖かった。
夢で本当に良かった。

どっと疲れたから頭痛はしなかったけれど二度寝を決め込んだ。
二度寝から覚めてもちゃんと歯はあったから一安心。

「一人っ子の国」

2019年、ワン・ナンフー、リン・ザン監督。
Amazonオリジナル作品。ドキュメンタリー映画。88分。

中国の一人っ子政策についてのドキュメンタリー。
結構ヘビーな内容だった。
一人っ子政策、とりわけ1979年から2015年まで行われていた厳格な人口抑制(削減)政策のことを指すらしい。
2015年なんてほんのついこの間までだ。

映画に携わった人たちはみなちょうど一人っ子政策時に生まれた人たち。

映像に出てくるワン・ナンフー監督が自身の家族を中心に色々な人たちにインタビューしていく。
彼女は現在アメリカに住んでいる。

良い悪いは別にして、ドキュメンタリーは撮影者、製作者の意図が色濃く出るものだと思う。これも製作者のメッセージを強く感じた。

中国と日本では政治体制も人口も国土面積もだいぶ異なるから、一律に自国と比較する訳にはいかないけれど一人っ子政策の是非は、これから先も時間をかけて考えていくべきなのだろうと思った。
もし中国が一人っ子政策を取っていなかったら世界的な人口動態や中国経済が今とは違っていただろうし、全然違う未来があったんだろうな、と。

戦争も疫病も災害も、一番のしわ寄せは常に弱者が被るしかないのか、というやるせない気持ちにもなってしまった。
複雑な気持ち。

プライムビデオ会員の人はぜひ。

サポート…!本当にありがとうございます! うれしいです。心から。