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自然を守るために〜エシカルな旅行を目指して〜

コロナ禍で旅行を控えていたという方も、全国旅行支援割を使って徐々に旅行を再開し始めたという人も多いのではないでしょうか。


海外旅行なども本格的になるなか、これからゴールデンウィークや夏休みなど、まとまった休みも控えていますね。

今回はそんな旅行に注目し、最近ニュースで取り上げられた西表島の入島人数制限から、エシカルな旅行について考えていきます。


西表島で入島人数を制限へ〜観光と環境問題〜

沖縄県は、急激な観光客の増加による影響を最小限に抑えるために1日の入島人数を1200人に制限することを発表しました。

西表島のある竹富町HPによると、西表島は島のほとんどが亜熱帯のジャングルで、東洋のガラパゴスとも呼ばれ、天然記念物の「イリオモテヤマネコ」が生息する島、と紹介されています。

多くの自然が残る西表。

希少な動植物が多い西表島の自然を守り、持続可能な観光を実現するためこうした制限を設けることとなりました。

旅行においても考えたいのが持続可能な観光の実現です。


国土交通省が発表している「環境と観光の両立のための 持続可能な観光客受入手法に関する調査業務-報告書-」では、多くの観光客が特定の地域に集中することで起こりうる例を以下のように挙げています。(環境問題に関するもののみ一部抜粋)

・ 大量の観光客の流入に伴って、希少生物や植物への侵入による生態系の破壊。
・ 地域バス等の公共交通を観光客が利用することによる住民の生活の足の損失。
・ 日常の生活圏域まで観光客が侵入し、騒音、悪臭、ごみの不適切な投棄等による生活環境の悪化。
・ いたずら、落書き等による歴史的な建造物等の毀損。
・ 大規模なホテルや商業施設等の開発による自然環境への影響。

観光客が増えることで、こうした多くの環境問題が生じる可能性があります。

旅行にもエシカルな選択を

これまで観光客が少なかった地域に一気に人が増えることで懸念されるのが、観光地でのゴミ問題や環境への影響。

こうしたことを考慮して、旅行をすることが今後さらに求められてきます。

ここでテーマにしたいのがエシカルな旅行。

観光地で出るごみの削減のため、マイボトルやエコバックの持参、アメニティは持参するといったことなどちょっとした工夫次第でエシカルに旅行することができます。

また、先に挙げた西表島で「エシカルな旅」を提案しているUs4 IRIOMOTE

Us4 IRIOMOTEとは、西表島の豊かな自然と文化を「明日」に継承していくために「私たち」ひとりひとりができることを考え行動していくプロジェクトとHPで紹介されています。
西表島の自然や歴史、文化を守るため様々な取り組みが行われています。

おわりに

旅行に行く機会が少なかったからこそ、久しぶりの旅行でリフレッシュしたいという方も多いと思います。
また、旅行で気持ちが高ぶることもあるでしょう。

その一方で、多くの人が観光地に出かけることで起こりうる環境問題。

こうしたことにも目を向けて自然やその土地の文化、生活を守ることを意識した旅行してみるのもいいのではないでしょうか。

以上、ゆいまーる広報部でした!

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