Expo Snackを使ったので感想まとめ
モバイルアプリ開発をお手伝いするボランティアでExpo Snackを使ったので、感じたことを残しておきたいと思います。ちなみに私自身の経験はReact Native3ヶ月、Expo Snack2ヶ月程度で、分かっていないこと・間違っていることたくさんあることだけご了承ください。
細かい話ではなく、React nativeで開発するときにWeb IDEとローカルどっちがいいの、とかそんな話になります。
Expo Snackのメリット
・環境構築が不要
言わずもがな、環境構築の必要がありません。さくっとはじめられます。特に初心者は環境構築でつまづいてプログラミングまでたどり着かず諦めてしまうケースが少なくないと思うので、あまり経験のない方にはより向いていると思います。今回も、経験の少ない中高生がターゲットだったのでその点は良かったです。
・共有が簡単
チームで各自が開発していると、gitにあげたりしてやっていくと思うのですが、今回は中高生&開発期間も短いということもありそこまではできないな、という判断でした。SnackだったらURLを共有するだけで進捗がすぐに共有できるので楽でした。
・npm installとかいちいちいらない
パッケージ管理が楽なのも良い点でした。基本的にコンソール操作は一切せず、けれどライブラリを使えることで開発の幅が広がったと思います。
Expo Snackのデメリット
・使えないライブラリがある
メリットの3点目と相反してなのですが、すべてのライブラリが使えるわけではありません。あと、これはまだ調査できてないですが、カメラはカメラ起動まではできるけれど撮影はできず、ImagePickerも表示できない?かなと思ってます。ネイティブな感じには限界がありますね。
・変更等の反映が遅い
共有は楽なんですが、ちゃんとソースコードの変更がちゃんと反映されていないこともあります。というかちゃんと【SAVE】ボタン押してれば大丈夫なんだろうけど、基本的に同期保存してくれてるから忘れがちなのと、あといつの【SAVE】が反映されてるのかよく分からなくなったりします。
・バグが起こりやすい
バグなのかなんなのか、実機でテストするときにちゃんと動作しないことが何回があります。これはWeb IDEの限界なのかと勝手に解釈してます。うまくいかなくて、何度もコード見返して、どこも間違ってない気がするのに動かないで、、とか格闘したあと、一回アプリ落として再起動したら動いたとか何回かありました。
まとめ
まとめると、Expo Snackは、ほぼ初心者でとりあえずアプリを作ってみたいとか、プロトタイプを作るとかいう目的の人には向いているのかなと思います。できないことはないけど、できないこともあります。(?)
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