挑戦の理由

自分の漫画の対象年齢がよくわかりません
コロコロを目指してただけあって コロコロっぽいとは言われますが
今描いているSANBAKAはそれより少し上を想定しています
かといって今のジャンプよりは子供っぽいとも思います

その中間を求めている編集部はどこだろう…

もう こちらが探すよりは
スカウトを待った方が
需要と供給の不一致が起きなくていいのではないか…

というのは理由の1~2割にすぎませんが
10年前なら一笑に付されていたでしょう
しかし今はどうでしょうか

現在 マンガを読む方法として もちろん昔ながらの雑誌や単行本を買う方法がありますが
PC スマホ タブレット問わずWEB上で読むことができます
WEBで最初の1週間とか1か月無料で読めて
次の話に更新していき 話数が溜まったら単行本になる
(ならないものも多いでしょうけど)
さらに新作だけでなく 昔の名作も大量にあり
期間限定で全話無料で読めるなんてキャンペーンもあるぐらいです

なんでそんなことするかというと
タダでもなんでも とりあえず1回見てもらって
その中で気に入ってお金を出してくれる人を
増やそうってことでしょうけど
プロの漫画家の漫画や アーティストのMVとかでさえ
無料で見れるものは少なくありません
そんな中で新人が出ていくには…

もちろん従来の受賞からの読み切りデビューという流れは
これからもあるでしょうし
それが適している人はそれでいいと思います

しかし本当にそれだけでいいのでしょうか
常々思うのですが 読み切りと連載では
違う才能が必要だと思います
短距離走で強い選手がマラソンで勝てるとは限りません
(どっちも基礎(漫画力)が大事という意味では変わりませんが)
にも拘わらず なぜ読み切りで試すのか 簡単です
編集部的には掲載枠に限度がある以上
「いきなり連載で試す」というのはリスクが高すぎます
よっぽど天才性が見込まれてない限りないことでしょう
しかしWEBならある程度融通はききます

さらに言えば個人で勝手に連載するぶんには
リスクはありません(そのぶん原稿料もありませんが)
デビューの仕方にWEBでのスカウトが珍しくなくなった現在
自分は連載漫画で盛り上げることができる自信がある人は
そっちで勝負してみてもいいのでは と思うのです

これらが自分がWEB漫画に挑戦した理由のだいたいです
自分がそれに向いていたかの分析はまた別の機会に…

WEB漫画投稿サイトの感想は次回で…


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