筋肉が凝る原因ってご存知ですか?

肩が凝る。背中が凝る。コリコリコリ。

筋肉ってなぜこんなにも凝るんでしょうね??

日本人の国民病とも言われる肩こり。この根本的な原因ってなんだと思いますか??

直接的な原因は疲労物質でもある乳酸がたまるからなのですが、乳酸がどういう過程を経て溜まるのかということを考えて行くと、とてもシンプルな答えにたどり着くんです。

乳酸ができるまで遡ってみると・・・

乳酸ができる原因は単純明快で、酸欠状態だからです。

ブドウ糖をエネルギー変換する際には大量の酸素が必要になります。
しかし、筋肉に強い負荷をかけ、緊張させて行くと毛細血管などが筋肉に圧迫され血流が遮断されることが起きてきます。

その過程で、供給される酸素量が減少することで、乳酸が多く作られ、血流が回復しない状態ができてしまうと、蓄積して筋肉が凝ってきます。


つまり、筋肉を緊張状態で保つことで毛細血管が圧迫され、血流が悪化。
酸素が届けられなくなり、乳酸が大量に作られることで筋肉に凝りが生まれてしまいます。

要は、筋肉の使いすぎです。


良い姿勢は本当に良いのか?


典型的な良い姿勢と、悪い姿勢(笑)があります。

日本人の多くが左側の良い姿勢を少なからず意識します。

が、本当に良いのでしょうか??

私たちの体には平等に重力が影響しています。下への力が常に働きます。
しかし、左の良いとされる姿勢は重力に逆らい、上方向へ体を持ち上げています。

様々な筋肉を使い体を支えています。

そう、良い姿勢というのは維持するために多くの筋肉を使い続ける必要があります。

筋肉は緊張し、毛細血管を圧迫し続け、持続的に血流を阻害します。結果として乳酸が作られ続けて身体中がコリ固まってきます。


逆に、悪い姿勢と言われる方は脱力します。力を抜くことで体が沈み、骨格で体を支えることができます。骨格に乗ることで筋肉で支える必要がなく、常に筋肉は緩んだ状態を維持することができます。もちろん、バランスを取るための最低限の筋肉は働くでしょう。

しかし、筋肉で支えるよりも負担はかなりすくなくなることが想像できますよね。

筋肉が凝る原因は筋肉の使いすぎ

結論としては、筋肉が凝るのは、その筋肉を使いすぎているからに過ぎません。

そして、何かをして使いすぎるのではなく、ただ立っているだけ、座っているだけなのですが、体を重力に逆らい持ち上げ続けていることが持続的な緊張に繋がり凝りの原因となっています。

多くの日本人が小さな頃から植えつけられた「良い姿勢」が原因で肩が凝り、背中が凝り、腰が痛くなっているという実情があります。

皆さんもどこかで気づいていると思うんです。
「良い姿勢はきつい」と。
ただ、それが正しいという一般常識が根強いために疑うこともしないのですが、本当の意味で良い姿勢がきつい訳がないんです。

あまり頑張らずに楽に過ごしていると、それが本当の自然体。良い姿勢になれるかもしれませんよ。



こんな座り方が、実は自然で良い姿勢かも・・・!?(笑



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