はじめに

皆さんこんにちは。ちょくげき団note担当のゆーじです。
今回は先日行われましたCL新潟で私が使用してDAY２に進むことができた連撃インテウーラのデッキを紹介しようと思います。
今大会はチームから
プレストさん（@takopokeka）白ルギア0-3
シロさん（@SHIRO_PTCG）アルセギラピカ7-2　DAY2進出
ゆーじ（@pinkydoriru1）7-2　DAY2進出
の３人が参加しました。
３人中２人DAY２、２人バクフーンという結果に終わりました。
プレストさんは先週のシティで準優勝なので今回は運がなかったのかなと思っています。

「今回もインテウーラかよ」と思っていらっしゃる方も多いと思いますが、環境の変化と割り切りが変わっています。
僕自身、備忘録的な感じでnoteを書くので温かい目で見てやってください。
ちなみに前回のnoteはこれです。

https://t.co/FUcZKCBlfT

これを見てからこの後を読んで頂くと腑に落ちる部分が多いかと思います。ご一読ください。

CL新潟の環境予想

使用デッキを考えるうえでまずここから考えました。
Tier１　アルセギラ　サーナイト　ロストギラ
Tier２　白ルギア　ロスト　一撃ルギア
Tier３　ミュウ　ロストヌメ
と考えていました。
正直、アルセ系統、ロスト系統、サーナイト、ルギアくらいしか練習はしていなかったです。住んでいる地域やコミュニティでばらつきはあると思います。実際大阪の友人と情報交換しても違ったりするので、ポケカって面白いですね。

インテウーラにした理由

一番は使い慣れているからです。シティS3.4でも使用し動きに関しては２５分内で試合を終わらせることができるものがこれでした。
他にも、パオジアン、アルセギラを考えていましたが、直前にシティがありその練習中にどちらも自分には合わなかったため、使い慣れているものにしました。
アルセギラは一番の択でした。現環境は「頂への雪道」が非常に強く使える環境だと思います。ゲッコウガ、アルセウス、サーナイト、イキリンコ、ネオラント、ゲノセクト等優秀な特性を持ったポケモンたちが一瞬で使えなくなるのは強いなぁと。
パオジアンは高火力が出ますが、「頂への雪道」に弱く、セグレイブが絶対に必要なデッキのため、用意できなかった時の虚無感がでかいので止めました。
その点インテウーラは現環境に合っていると思って使っていました。
もちろん割り切りはあります。それを前提で。
割り切り
・ミュウ　・ジュラルドン　
厳しい寄り
・サーナイト　・一撃ルギア
有利
・ロスト　・アルセウス
ここからはレシピを交えて各対面の対処の仕方を書いていきます。

デッキレシピ

前回のnoteのレシピとの変更点

ドラピオン→イキリンコ
スターミー→バスラオ（れんげき）
博士の研究１.ツツジ→ナンジャモ２
クララ→すごい釣り竿
セレナ→ボスの指令
合計６枚の変更をしました。以下変更理由です。

ドラピオン→イキリンコ
ドラピオンはスタートしたくないポケモンの一つです。理由は逃げエネが２だからです。またミュウ以外での使い道がほとんどないことも要因です。逆にドラピオンがいれば対ミュウに関しては勝率は上がると思います。現時点ではミュウは割り切りに入っているので不採用としました。
スタートしても許せて、逃げエネが１のポケモンで枠を決めました。
イキリンコは序盤しか使えませんが、初めの番であれば６枚引ける強力なカードであり、好きなタイミングで特性を使うことができるのもいいですね。このデッキは進化できなければすぐに倒されてしまうポケモンたちなので、初めの番に理想盤面を展開するように安定感を持たせました。また１エネ無色の技「きあいをいれる」は２０点を与えつつ、トラッシュからエネルギー加速できるため、水エネルギーをウーラオスに付けることができればうまくいくかなと思います。そもそもイキリンコを出している時点で厳しいのは厳しいです。ただ安定します。

スターミー→バスラオ（れんげき）
どちらも大ダメージを望んでのカードです。
スターミーの良さは
・逃げエネ０
・相手の場のエネルギー×５０の大ダメージ
くらいでしょうか。デメリットとしては
・HP１９０の低さのため、ベルト付きのトリニティノヴァでやられる。サーナイトexのミラクルフォースで倒される。
・連撃ではないのでサーチ手段がボール
・水エネ２枚の技のため１ターンの起動がメロン要求になる。
・サイド二枚取られてしまうポケモン
多少デメリットのほうが多いと感じるため採用を最後まで迷っていたカードでした。
バスラオは「きずにむれる」で相手のポケモンに乗っているダメカン＋３０のダメージを与えることができます。
しっぷうづき１５０＋きずにむれる１８０＝３３０（大体のVMax）　
キョダイウズマキ１４０＋きずにむれる１７０＝３１０（サーナイトex）
Vガード付きルギアに関しては
キョダイウズマキ１１０の後にダブルシューターペインスプーンでルギアに１３０乗っけてきずにむれる１６０＝２９０で倒せたりします。
細かいダメージの移動はダブルシューターとペインスプーンでお手の物なので意外とダメージが期待できます。Vガード効かないのが強みになりますね。
水の塔で逃げれる＋れんげきエネでの即起動でスターミーの良さを受け継いでいたので採用になります。
れんげきエネの枚数に注意しながらバスラオを使うかどうか考えて使っていました。

博士の研究、ツツジ→ナンジャモ２
元々博士４の構築でした。ツツジの枠をナンジャモに変更は確定していました。条件付きのサポートは多少使い辛さがあり、ナンジャモはいつでも使え、相手の手札干渉もできるため採用。
２枚目は博士で捨てたくないカードを守るためのナンジャモです。れんげきエネが返ってこない構築なのでそこは助かりました。

クララ→すごい釣り竿
ここもスターミー同様、最後まで悩んだカードです。クララは手札、すごい釣り竿は山札といったようにカードの移動先が異なります。山札であれば連撃サーチやボールで持ってこれますが、クララだとサポート権を使っての行動になります。
クララが欲しい場面は中盤～終盤と考えています。そのカードが序盤に来た時の使い辛さを考えて釣り竿を採用しました。エネルギーを手札に戻すならエネルギー回収があるのでそちらで賄うようにしました。

セレナ→ボスの指令
こちらはexが環境に出てきたためボスの指令にしました。
exのポケモンを呼べるかどうかだけで考えていました。
イキリンコを呼んでキョダイウズマキ１４０
次のターンでヨガループでもいいしダブルシューター、ペインスプーンでもサイドとれるのはいいですね。

上記以外のカードの採用理由は前回のnoteからは大きく変わっていないので割愛させていただきます。

各対面のサイドプラン

ここからはサイドプランの話です。
あくまでプランなので実際はうまくいかないことが半分くらいです。
デッキのコンセプトとしては、ヨガループを決めてキョダイレンゲキで盤面を崩壊させる。ことを狙いとしていきます。

対アルセギラ
アルセウスから加速していかないと話にならないデッキのため、アルセウスは必ず前に出てきます。先攻であればキョダイレンゲキかしっぷうづき、後攻であればひゃくれつラッシュを狙いに行きます。
アルセウスにVガードを張られてしまうとしっぷうづきで落とせなくなります。（弱点計算→効果の計算のため２７０）そのためあらかじめダブルシューターペインスプーンで動かす必要があります。放置でもヨガループ、ダブルシューターで倒せるんですが、チェレンの気配りがちらつくのでできれば倒し切るのが理想です。
おそらく相手の場は、
バトル場　アルセウス　
ベンチ　ギラティナ　空ピカ　（アルセウス２体目）（ビッパ）
になるかと思います。
ヨガループの狙いはビッパです。大体が「へっちゃらがお」のビッパのためダブルシューターとペインスプーンでループ圏内です。たとえビーダルに進化してもキョダイレンゲキで倒せます。
またインテレオンVMaxでアルセウス、ギラティナに１４０与えておくと後のダブルシューター、ペインスプーン→キョダイレンゲキで倒せるのでそこも視野。空ピカにダブルターボが張られるとインテレオンが生き残ります。（そもそもウーラオスは２回耐えてくれます。空ピカにダメージを与えるときは空ピカがベンチにいるときにキョダイレンゲキで乗っけておきましょう。ベンチだと抵抗力が利かないため。
あまりインテレオンは前に出ていない印象です。
キョダイレンゲキを２回＋ヨガループ＋キョダイウズマキで取り切ります。
サイドプラン
２ー１（ループ）ー４　のイメージ

対サーナイト
ここは進化しきる前が勝負です。ムーンライトリバースのクレセリアでオクタンがやられる前、サーナイト（exも）エルレイドになる前にヨガループを決めるということを考えています。
ウーラオスは最後まで出さない。（ヨガループ前に出しておいて追加ターンで進化をしてキョダイレンゲキ用）
ただ、ウーラオスを出しておくとマナフィをベンチにおいてくれます。そこをヨガループで取ったりします。
基本はインテレオンで戦っていきますが、ザシアンVが高火力で攻撃してくるのでワンパンをされなければまだ勝機は見込めます。
サーナイトexはキョダイウズマキ＋きずにむれるで３１０でぴったり倒せます。
サイドプラン
１－１－１－１ー２的な？？
どこかでループやキョダイレンゲキでプランを組み立てましょう。
キルリアをどんどん倒していきましょう。

対白ルギア
白の場合はVMaxたちがワンパンされない（アヤシシは無理です）ため一撃よりかは勝ちやすいです。
倒すポケモンはルギア、ネオラント、アーケオス、アーケオスがきれいに取れそうです。
前述しましたが、Vガード付きルギアに関しては
キョダイウズマキ１１０の後にダブルシューターペインスプーンでルギアに１３０乗っけてきずにむれる１６０＝２９０で倒せたりします。

対ロスト系（ギラティナ含）
こちらはかなり有利だと思います。
キュワワーがHP７０のためヨガループを決めやすいです。入れ替えカートがありますが、インテレオンを２体用意しておけば問題ありません。
１ターン（ヨガループ込み）にサイドを４枚取るイメージで動きましょう。
ギラティナはスターレクイエムまではしょうがないです。ロストインパクトは２８０でベルトがあっても３１０なのでVMaxたちが耐えるのも有利な点だと思います。
体感ですが勝率は９０％くらいと思っています。

割り切りデッキ

対ミュウ
ウーラオスが超弱点でかなり不利です。
インテレオンも比較的倒されやすいのでどうにもなりません。
フュージョン型だとダブルシューターもペインスプーンも効かないので手も足も出ません。勝つ見込みを作るのであればドラピオンを入れます。
イメージは
３（２）ミュウの上か下ー４（ゲノセクト２体）で取っていく形です。

ジュラルドン
ほぼ無理です。あるとすれば水２枚のキョダイウズマキ１４０＋ダブルシューターペインスプーン→水２枚きずにむれるで倒せます。
かなり現実味がありませんが一応。

当日のマッチング
１回戦　ロストギラ　勝
ループ決めてキョダイレンゲキでギラティナとヒエクで終わり
２回戦　ロストヌメルゴン　勝
お相手がバスラオのテキストの把握ミスで種切れ
アイアンローリング下＋Vガードでも乗り越えるバスラオ様
３回戦　一撃ルギア　負
大事故かましました。イキリテイクで引いたカード
ボス、オクタン、水エネ４枚
４回戦　アルセギラ　勝
ループ言えませんでしたが、ダブルシューターとペインスプーン、しっぷうづきでアルセウス追いつめて勝ち。
５回戦　アルセギラ　勝
ループ決めてキョダイレンゲキ→残ったギラティナをウズマキ２回
６回戦　ディアルガジバコ　勝
お相手の事故。コイル出てきたのでダブルシューターとペインスプーン、ヨガループを思う存分決めました。
７回戦　サーナイトミュウツーVu　負
エルレイドにウーラオスワンパンされて押されました。途中まではうまくいってました。
８回戦　白ルギア　勝
お相手アヤシシスタート。先２でキョダイレンゲキでベンチのルギアに当てて最後にきずにむれるで勝ち。
９回戦　アルセウス空ピカ
お相手アルセウスにエネが貼れずテンポ取って勝ち。
予選７－２　Aグループ４０位

DAY２は聞かないでください・・・・・・・・・・・

振り返り

アルセウス系３、ロスト２、ルギア２、サーナイト１、ディアルガ１
という結果になりました。環境読み的にも割と当たっていて、プラン通りの動きができていたと思います。
対戦してくださった方には「よくこれで９戦戦えますね」と言われました。
少し自信になった瞬間ですね。

実は今回初のCL参加でした。不安と緊張がありましたが、それと同じくらいの楽しさがありました。
チームメンバーとほぼ毎日リモートしていますし、二日前には大宮で一日中練習していました。
その時間があったからこそのこの結果だと思います。
練習してくださった皆さんありがとうございました。

最後に

最後まで読んで頂きありがとうございました。
ここまでしっかりと使い込んで練度を高めたデッキは他にないかもしれません。このデッキは様々なレシピを参考に作成しました。
一見難しそうなデッキかと思いますが、実は使ってみるとそんなこともありません。この記事を読んで使ってみようかなと思ってくだされば幸いです。

P.S
二日間戦ってくれたインテレオンに感謝です！
これからもよろしく！！