いったい何回、今日の日付を間違っただろう。早くゴールデンウィークになれという思いが強すぎて、意識だけ1日未来に行ってしまった。この差は埋まらず、明日以降もどんどん開いてしまいそうだ。気分はゴールデンウィークと来週早々にでも言えたら良いけど、現実はそんなに甘くない。甘くしようと思えば甘くできるけれど、その代償は大きい。数日の休みのために、その後を泣きながらなんて過ごしたくない。ボクは結構真面目な人間だから、興味のないこと以外は大変そうなことでも何とかしようとする。ほとんどの場合、うまい具合に答えが見つかって、それが続くことで自分に自信がもてるようになる。

ピンチはチャンスと、昔の上司が口癖のようにいつも言ってたから、ボクの考え方もかなり影響を受けている。少々の体調不良はバファリンやEVEで護摩化すくらいのことをしなきゃ、尿管結石の激痛に襲われるまで働き続けていた先輩に顔向けできないと思っていた。今は働き方改革と叫ばれ続けているから、職場環境は随分と変化したこともあり、『我武者羅』に仕事をするというより、スマートに答えを導き出すような雰囲気になった。どちらが良いとは一概には言えないが、仕事が大好きな人も、生活できる収入が得られる程度働きたい人も、投資で生きたい人もいる社会では、他人を気にし過ぎると心身ともに疲弊してしまう。

街で写真を撮っているときも同じだ。他人の視線を気にしすぎると、撮りたい写真が撮れなくなり、平日の疲れを癒してくれるはずの散歩が苦行に感じられる。周りが気になるなら、気にならない場所へ行けばいい。そこに撮りたいものなんてないかもしれないが、見逃してきた風景に初めて出会える可能性があることを忘れてはならない。人は楽したがる生き物だけど、子どもたちを見ていると知らないことを知ろうとする好奇心に溢れている。いつからボクたちは、無難に生きることを望むようになるのだろう。

何事もチャレンジしよう。失敗しなきゃ上手くならない。諦めたら試合終了です。

暇な時間を生きたいと昨日noteに書いたが、別にずっとごろごろ過ごしたいわけじゃない。時間に追われることなく、好きなことを追求するために暇な時間を欲している。我武者羅に暇な時間を満喫できたとき、どんな気分になるんだろうか。

『ねぇ、今暇？ 良かったらカリフォルニアまでビッグマックを食べに行かない？』

そんな生活を今のボクがしたら、申し訳なさで押し潰されると思う。もっと図太さが欲しい。