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【人見知り向け】ゼロからポートレート撮影依頼が来るようになるまで

僕は大学生の時から写真を撮っていましたが、
今年の6月までポートレート撮ったことがありませんでした。

というのもどうやってモデルを見つけたら良いかわからず、
ハードルの高さを感じていたためです。

今は無償での依頼は月に7〜10件、有償は月に1件あるかないか、という頻度で依頼があり、
撮っています。

何をしたらそうなったのか、同じくポートレートにハードルを感じている人の参考になるように公開します。

最初の15枚までは家族・知り合い or モデルマッチングを使う

まずインスタのアカウントを作る前に15枚程度自分のポートフォリオが必要です。
人数にすると3人くらいです。

僕の場合は嫁、知り合い、そしてREMEMBERというモデルマッチングサービスを使いました。

嫁・知り合いは無償、REMEMBERは2時間5000円の方にお願いしました。

どうしても周囲に撮らせてもらえる人がいない人は最初の3名だけREMEMBERで見つけると良いと思います。
1時間1000円のモデルさんもいますので、1万ちょっとくらいあれば作例作れます。
機材よりよっぽど安いですね

以下、僕の最初の15枚です。
(当時はそんなに考えず始めたのでライブとか物撮りとかも適当に入れてます)

インスタでポートレートアカウントを作り、作品を載せ、無償で撮影することをアピールする

15枚溜まったらインスタでポートレートアカウントを作ります。

そして
・プロフィール
・投稿の文章
・ハッシュタグ
で無償で撮ることをアピールします

プロフィール

僕は毎回
「人物を撮ります📸無償で撮影していますのでお気軽に誘ってください〜🙋‍♀️」
のように、
明るく依頼をしやすいプロフィールにします
↑めっちゃ重要

「キャラじゃない」とか言わずにそうしてください。
僕もこんなキャラじゃありませんが、
自分からお誘いする方が勇気がいるので、待ってても声をかけてもらうための工夫です。

なので相手の気持ちに立つと、
「撮影依頼はDMまで」のような事務的で冷たそうな人には声をかけずらいためNGです。

信用してもらうためにプロフィール画像も顔出ししましょう。

投稿文とハッシュタグ

毎回最後に入れるテンプレートを用意しています。

僕はコピペ帳というアプリにテンプレを入れてますが、これはどんな方法でも良いです。

肝心の内容はこんな感じです
(今はモノクロ以外有償なので最初とは少し違いますが)

相互無償タグが残ってることを今思い出しました

ポイントは、
・本文でもプロフィールと同じように無償で撮ってることをアピールすること
「相互無償」「モデル募集」といったタグを入れること

です。
(他のタグは自由)

特にモデルさんは相互無償、モデル募集といったタグから撮ってくれる人を探すため、タグは重要です
(といっても入れるだけ)

実際に依頼していただいた人に聞くとタグから探していただいたケースも多いです。

最初のうちは「とりあえず無料だから撮ってもらおう」という人からの連絡も多いですが、
撮らせてもらえるだけでありがたいことです。

モデルさんを探していいね、フォローする。

アカウントを作って投稿してるだけだと基本的に誰にも見つけてもらえません

なので最後の作業として、モデルさんを探していいね、フォローします。

モデルさん側も初期の作品作りのために無償で撮ってくれる人を探してます。

そういう人の探し方は以下です。
・相互無償タグから探す
・出てきた人が撮るのアカウントなら、その投稿にタグ付けされてるモデルのアカウントがないかチェック
・さらにそのカメラマンのアカウントのフォロワーをチェック

タグで探すだけだと同じ人ばかり出てきてすぐに終わってしまいますが、
相互無償タグがついた投稿をしてるカメラマンに撮られているモデルさんは無償の可能性があります。

そしてそのカメラマンのフォロワーには過去に相互無償で撮ったモデルさんがいたりするのでチェックします。
そしていいねやフォローをして存在をアピールします。

まだ投稿数が少ないモデルさんは特に依頼をしていただきやすいです
(作例を増やしたいニーズが強いため)

やっかいなのが、これはやり続けないと依頼が途絶えます。
僕は最初の頃は毎日10名〜20名くらいにいいねとフォローしてました。

この作業が一番時間がかかり、心が折れやすいので頑張ってください。

作品が溜まってきた後の続け方

上記をやっていただければほぼ必ずモデルさんの方から依頼が来るはずです。
先ほども述べたとおり、駆け出しのモデルさん側も無償で撮ってもらう人を探すのに四苦八苦してるからです。

1ヶ月すぎても(300いいね、フォローすぎても)依頼が来ない場合は、
作例が良くないので、練習しながらREMEMBERで作品を定期的に撮るのが良いと思います。
「良くない」の基準は「無償で撮ってくれる人が見つからなくてもこの人には撮ってもらいたくない」というレベルなのでちゃんと自分の写真を振り返って練習すれば誰にも乗り越えられるはずです。

つまり普通に綺麗に写っていて変な写真でなければOKなので、
どうしても上手く撮れない人はフルサイズ単焦点でぼかしとけば大丈夫です
(ただしこの撮り方だけだと上手くならないので最終手段にしてください)

話を戻すと、
上記の「相互無償のモデルを探していいね、フォローする」というのはかなり時間を食います。

なので初期の3名+依頼が2,3名きて撮影したあたりで
ポートレートアカウントのフォロワーにいいねしていく作戦に切り替えました。

相互無償のタグをつけてるカメラマンのフォロワーには
・相互無償で撮ってるカメラマン
・モデル(有償・無償問わず)
が多いからです。

これの良いところは相互無償タグをつけていないけど相互無償で撮りたいモデルさんにもアプローチできることです。
意外とこういう人の方が多いです。みんなそこまで考えてインスタやってないので。

僕は日によって50〜100名くらいいいねしてます。
モデルアカウント、写真アカウント問わずなので時間にして1日15分くらいです。
休憩中のトイレとかでやってました。

最初からこの作戦でも良いのですが、いいね+フォローが一番反応が良いので、
まず自分の写真でポートレートを撮らせてもらえるかの検証のためにも
初期はピンポイントでいいね+フォローが良いと思います。

「いいねと思ってないのにいいねしたくない!」という方、
僕もそうなのでそのアカウントの中で良いなと思った写真にいいねつけてください。

最後に

ここまでやったら絶対に撮影依頼が来ると思います。
もし来なかったら何かがおかしい(たぶんどこかの工程で抜けてるとこがある)ので、連絡いただければアドバイスします。

「ここまでするなら自分から声をかけた方が早いよ!」と思った方、その通りです。
積極的にモデルさんに声をかけていってください。
(コミュ症向けの内容です)

また、ハードルを下げるために金銭的にできるだけ抑えるような方法を書きましたが、
僕は撮影する側・される側どちらかがお金を払うべきだと最近は考えてます。
なので僕が依頼するときはモデルさんにお金を払います。

これについてはまた他の機会に書きたいと思います。
ポートレートにちょっと興味がある人の参考になれば幸いです。

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