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ストリート・バイク3

「バイクとファッション」
て、テーマの予定ですが、自分はそんなにファッション・センスはありません。組み合わせとか、よくわかってません。「着たい物を着る」「ダサくなきゃいい」くらいのレベルです。

 でも、バイク→音楽→思春期って、なると服装とかも気にし出します。でも、そんなにファッションに強く興味があったわけでもなく、雑誌も買うこともそんなに無かったです。そーなるとテレビに出てくる芸能人やミュージシャンの服装に、注目するようになっていきました。
 当時、東京でも埼玉寄りの田舎の高校に通っていたので、音楽の流行はTV通りのモノでした。そこでスペースシャワーTV(SSTV)の音楽など知る人は、殆ど居なかったです。
 幼馴染の通っていた高校は、渋谷や下北沢の近くだったので、ヒップホップやメロコア、ミクスチャーロック、テクノと、少しアングラ・ミュージックが流行っていました。
 うちの学校のロックといえばV系で、ラップと言えばDA PUMPだったり、浜崎あゆみが人気だったり、パラパラ系が人気だったりと。自分の中では少し田舎臭さを感じてました。

 そんな学校だったので、原付免許を取ったらホンダのLIVE DIO ZXかヤマハのJOG ZR、スズキのセピアZZが人気でした。まぁ、当時の現行車は、スクーターがメインでした。ただ、マフラーに穴開けて、パワフィルター付けて「ポコォ⤴︎」って鳴って「良い音」って、言われてましたけど、正直、自分には何が良いのかは、分からなかったですけどね。くるくる回るテールランプにナンバー上げ。そんな頃、自分はカワサキのAR50に乗ってました。

 で、もどってハイスタンダードが好きだった自分はハイスタの格好、Tシャツ+短パン+vansの「オールド・スケーター」ファッションが好きになりました。もともと「幼少期のメタルやパンクの激しい音を演奏しながら普通の服装って、ぜったい面白い!」と、考える様な小学生でした。そんな考えをモロにやっていたハイスタは、理想でした。イカツイ訳でも無く優等生な感じでも無く、そんでもって楽曲もカッコいい。楽しそうなPV、パワフルなLIVE映像。ライダースを着ているロックバンドやV系バンドの服装は、好きになれなかった。
 ライダースなんて、ライドする人の上着なのに、全然カッコいいと、思えなかったです。

Tシャツ短パンで、バイク乗ってたら知らんオジサンライダーに、やんや言われたりもしました。

高校生〜20代前半のころは、いかにもバイカーと言う服装が嫌いでした。TWブームもあって、コテコテバイカーファッションの人たちもいました。
しかしTWなどのトラッカー系に乗ってる人達は、コテコテバイカーな服装ではなく。バイク降りたらバイク乗ってる感じの無い服装。それが良かったし、多分その辺も流行った要素の一つだと思いました。

TWトラッカーブームから、被らないを考える人たちも現れ、オフロード、カフェレーサー、アメリカンなどの少し後に「所ジョージ・マジェスティ」の影響で、ビッグ・スクーターブーム。
 多分、いくつかのバイクチームが生まれたと思います。ツーリングチームだったり、都内をブラブラするチームだったりと、数々生まれてました。そんな中、アメリカン系のバイク集団で「バイカー族」という、暴走族も現れてました。コレは「クローズ」の「武装戦線」の影響だと思います。ただ、クローズだけでなく、バンドTシャツというジャンルがメジャーになったり、ライダース・ジャケットが定番アイテムになったりと、それと従来の暴走族が、カッコよく思えない人間がいたんだったりしたんだと思います。この頃、自分の中でも変化が有り、ギターウルフの影響もあり、ライダース・ジャケットに興味を持つ様になりました。
この頃は、ゼファー400から、D-TRACKERに乗り換えました。

 この頃、バイクの好みもまた、少し変わりはじめました。
 もともと旧車といわれるクラシック・バイクなどが好きだったのですが、ギターウルフ・セイジさんのZ2、ベンジーのXS250、中村達也さんのZ400FXやGSX750など、国産旧車を駆るバンド系の有名人などの方達もカッコよさもあって、ちょい古(当時でも15年くらい経っていたけど)の国産車もいいな。思いました。
 同じ頃、雑誌「ストリート・バイカーズ」も変化を感じました。自分の中では、ストリートのバイクシーンを扱っていて、登場するバイクもカッコよかったらノンジャンルのイメージだったのですが、なぜかW1SとかSRとかクラシック・バイクやカフェレーサー系が多く目につきました。オフロード系は殆ど載って無かった気がします。
 その頃は、整備しながら「こいつ古いバイクで、壊れやすいけど、そんなコイツ(バイク)が,好きなんだ」みたいな言葉に吐き気を感じてました。
 確かにダブルのライダース・ジャケットを着ていても定番アイテムなので、街中に居ても違和感無く着る事ができました。
 同じバイクでも僕のバイクは、見た目はレーサータイプのモタードなので、ダブルのライダース・ジャケットは、合いません。どちらかといえば、シングルのライダース・ジャケットの方が、まだ合います。でも、やはり現代感のあるバイクとクラシックなレザーのライダースは、バランスが悪いです。その頃「日本メット連合」というモタードチーム?を見かけました。やはり上着は、降りても「バイク乗り!」って,感じでは無く、ゴアテックスみたいな上着とかだったり、街中にいるような服装でした。
 その頃、キムタクTWブームとビッグスクーター、ミドルスクーターブームがあり、新しい勢力?隠れたブームにモタードが現れたイメージです。バイク便最強と言われたD-TRACKER。
すり抜けしやすい細い車体に、現代的なデザイン、オフ車だけど街乗り用にロードタイヤ、TWやFTRより早く、被らないデザイン。
 もともと、スーパーバイカーズといわれる、オフロードバイクにロードタイヤを履かせたカスタムに興味があり、たまに街にいました。ただ、当時はマニアックなレーサーのため、乗ってる方はあまりオシャレさんな感じではなかったです。
 で、やはりバイカージャケット(ライダース・ジャケットと同じですが、この文章では、ナイロン製のモノやN○psや○輪館で、売ってそうなヤツ)を着てたりしてました。バイカージャケットは、二輪車の専門店で,売っているだけあって、安全性に優れています。プロテクターがあって、通気性防寒機能に充実し、反射機能があったりします。とてもダサいカタチを、してます。なんでかわからないけどフードが付いてるヤツ多いし。黒一色のナイロンにすれば今より超売れると思います。本当にダサい!バイクのキャリーボックスもダサいの多い。2021年現在では、少しまともなデザインも,増えましたが、まだ、ダサい。80年代のスキーの上着か?!ってくらいダサい。

長くなったので、次回に続けます。
最後まで読んでくださった方、途中で飽きた方も目を通してくださってありがとうございます。

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