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自分の住んでいる街に、プライドはあるか

今年はnote書くぞーと意気込んだ年始。

気合い入りすぎて、いろんな壮大なテーマを思い浮かべ、

「これは書くのに時間かかるなー」とあとまわし。

気がつけば4月、桜はもう思いっきり葉桜モード。


ここでこのまま一年を終えるか、ここからまた巻き返すか。


141字以上ならどんなあっさりした内容でも駄文でも、

noteに書いてみようと思います。なんのためにやるかとかはもう忘れた。

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先日、出張で京都を訪れたときのこと。

別の会社のメンバーと、一緒に銭湯へ。

そこはいわゆる、ほぼ地元の人しか使っていない、まちの銭湯。

レンタルタオルの緑色が目立つのか、急に入ってきた見知らぬ顔たちに、

常連のおじさんが話しかけてきた。

「この緑タオルの連中はなんなん?」

「あ、東京から出張で」

「へぇー!どういう仕事なん?」

「広告みたいなかんじです」

「ほぉー。ほんなら京都の宣伝してくれよー」

「ははは笑」

「はははーちゃうで。そこは『京都はもう十分有名やから宣伝いりまへん!』言うところやで。じぶん、もっと切り返しうまならなー。」

「…。」

「にいちゃん、何年めなん?」

「7年めです」

「えー!2,3年めかと思ったわ。見た目若いな!」

「ありがとうございます!」

「いやいや、褒めてへんで!初々しいっちゅう意味やで」

「そっちですか笑」

「京都人の言葉は深いでぇー。大阪の三倍は深いで!大阪人はペラッペラやからね」

まさに京都の洗礼を受けました。サウナで。

このときの体験が面白すぎて強烈すぎて!

でも、そのレベルで自分の住む街や都市に誇りを持ってるって尊いなぁーとも思いました。

岸和田の男としか結婚せーへん!的なものも含め、

好きなもののなかに、人、コト、ものだけじゃなくて、場所、街が入ってるって、とても大切だなーと思うのです。

シビックプライドを持てるかどうか。

浅草もそうだけど、その誇りが世代を超えて引き継がれていくなかで、変わるところは変わる、守るところは守る。そういう、まちで引き継いでいくもの、みたいなのって、家族とも会社ともまた違った流れがきっとあって、より曖昧だけど繊細で。

そういうものをもう少し見てみたいなーと思いました。




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