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#12 クラファンの試練を乗り越えた!(和泉敏之さんにご寄稿いただきました)

2024年2月25日 500人 おかえり ライブに 挑戦している、神戸 シンガーソングライターのyu-kaさん。先日 そのためのクラウドファンディングを終えることができました。


結果として、 目標としていたおよそ100万円と200名様以上のご寄付を賜ることができ、大成功に終わりました。スタッフ一同 本当に感謝をしています。このクラウドファンディングの間、yu-kaさんはこれまでにないほどの悩みにぶつかりました。今回からクラウドファンディングの間の挑戦について少しずつですが、 語っていきたいと思います。

①自分を応援することの大切さ

②スタッフとのコミュニケーション

③自分もスタッフの一人!?


①自分を応援することの大切さ  

yu-kaさんが応援ソングライター というのはもはや 周知のことで しょう。他の人のことを応援する、まさに giverなわけです。しかし、いざ自分のことになると ADHD の特性も絡まって、うまく自分を応援したり、震えたたせたりすることことが難しい性格なのです。

これは一見分かりにくいことかもしれません。しかしよく考えてみれば自分の顔というのは自分では分からないものです。鏡を見ない限り、自分の表情などはよくわからないことでしょう。一方で他人は喜んだり怒ったり泣いたり、その表情を見ることができます。こうして考えると、彼女は他の人の喜んだ姿を見るのが本当に好きなのが分かります。他の人の笑顔を見て自分も幸せな気持ちになるわけです。

ですので 自分のことについては 少しおろそかになってしまう。これは発達凸凹によくある特性なのです。他人については敏感に反応できるのに、自分のことについては少し鈍感になってしまう、置き去りにしてしまうというようなことです。


このようにyu-kaさんは自分を応援するのが本当に苦手なのです。SNS を見ても他の人についてよく書かれていますが、自分の気持ちを伝えるのはあまり得意ではないようです。自分自身を応援するのが苦手なのは本当に辛いことですよね。なので 彼女はこのクラファンを機に、どのような結果であれ、「やりきるのが大事!」それが自分を応援することにも繋がると思うようになりました。
自分を信じてやりきることが、いわば頑張った自分への恩返しになるからです。

もちろん一人ではやりきることはできないでしょう。そこで 今回 立ち上がったスタッフの皆さんをどんどん 巻き込んでクラファン、さらにはその先の500人 ライブへ向けて一致団結をしたいと、彼女は心掛けてきました。


yu-kaさん抜きでスタッフさんMTGも開催!

◯スタッフとのコミュニケーション


先日の記事でも書きましたが、リーダーというのは 孤独なものです。が、彼女は本来持っている強さを発揮します。スタッフにもっと協力して欲しい と強要するのではなく、それぞれの強みを少しずついかしながら、楽しく 気持ちよく活動ができるように心がけています。例えば コンピューターに強いスタッフにエクセルの ことを任せて、スタッフのみんなで共有しあい、本当にスムーズに仕事が進むようになりました。

スタッフに責任を押し付けると、結局のところ 人のせいにしてしまい、後で後悔するからだと彼女は語っています。彼女の強さと優しさがそういう気持ちにさせているんですね。じゃあいかにして、それを乗り越えて行ったのか? 最後にそれについて語りたいと思います。


◯自分もスタッフの一人!?

yu-kaさんはクラウドファンディングでできるだけのことを全てやり尽くしました。配信ライブと路上ライブ、他にも 目には映らないところで活動を着々と続けました。


その中で彼女はスタッフの皆さんに自分の思いをしっかり伝えることを目標にして努力をしてきました。スタッフに具体的で短く分かりやすく伝えることなど、小さなところからですが 工夫も重ねてきました。そういう中でスタッフの皆さんも少しずつ 彼女の気持ちを汲み取っていくことができ、クラウドファンディングに力をどんどん 注ぐようになりました。協賛していただく 会社に出向いて行ったり、自分の友人に声をかけて 寄付の協力をしていただいたりなど、それぞれのスタッフが自分たちのテリトリーでできることをやっていくことになりました。そしてその結果として、「100万円達成と200人の協力者 達成」という成功裏に収めることができました。


彼女は これはやはり、 スタッフの皆さんのご協力のおかげだと本当に感激しています。今まで 孤独感を味わうことも 度々ありましたが、本当にチームで協力してもらえた瞬間だと心から思っています。yu-kaさんのYouTube 配信中に見事、 200人の協力者に登録してもらうということを達成することができました! このように一つずつ 壁を乗り越えていくことで、 この500人 ライブのスタッフはチームとして力を発揮していくのかもしれません。「背伸び と ジャンプ」というのはよく言われることです。


yu-kaさんは 今回のクラファンを通じて、他の人の意見も大切にしながら、自分の 願いや希望も大切にするという価値観を得ることができました。なぜなら彼女も500人 ライブのスタッフの1人 だからです! みんなで協力し合いながら壁ができたら それを乗り越えて、どんどん成長していく スタッフのチームになることを、私も陰ながら見守っていきます。


*エッセイは投げ銭制です*ありがたく音楽活動に使わせていただきます!そして、(状況が落ち着いたら)チーズケーキをいただきながら、丁寧に言葉を紡いでいきます♪