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結果的に「ストレスがない生き方」満喫中。 自称「変な野菜のおじさん」/赤木 信義さん

25年勤めた会社をリタイア後、畑で野菜を作ることとフェイスブックでの出会いを通して絶妙なバランスでストレスのない生き方をされている"赤木 信義さん"にお話を伺いました。


赤木信義さんのプロフィール
出身地:
福岡市
活動地域:福岡市
経歴と現在の職業および活動:25年勤めた会社を退職し野菜作りを学び、始める。
それまではストレスの塊だったところからフリーになることでストレスから解放され考え方が変わる。
古事記や日本書記などに携わる機会があり読み進めることで日本を知る事が「今」を生きる事に繋がり、自身の日々で実践している。



「みんなとの会話を楽しむため」

Q1 赤木さんのこれからの夢やビジョンは何ですか?


赤木 信義さん(以後 赤木):野菜が作れてお酒が飲めて健康であればいいなと思います。寝込んだら終わりですからね。

記者:野菜作りはどうやって学んだのですか?

赤木:会社をリタイヤした時同じくして福岡市が農業塾と言うのを始めたんですよ。そこで2年間月に4回位、農協の実習所に行って野菜の作り方を学びました。たいていの野菜は何とかできるようになりました。
会費を支払うことで直売所に出荷できる権利をもらえて出荷できます。だけど、いくら売ってもせいぜい年間10万円分売れれば良い方ですよ、それよりは、知り合いの人が来たら配っています。それで喜んでもらったら楽しいなって思いますからね。
みんなとコミュニケーションを取るために野菜を作っていると言ってもいいかもしれないですね。

記者:野菜にこだわりはあるんですか?

赤木:堆肥は友達が糸島で豚を飼っていて、豚糞を完璧に発酵させてサラサラにした物を使っています。
農薬はかけてないです。何で?って言うと面倒くさいから (笑)。10kg位のタンクを持って農薬をかけるのは面倒くさいんです。
だから曲がったりだとか、虫に食べられたきゅうりができるんですけど、みんなに配るときには「農薬はつけとらんよ」って言うと、「そっちのほうがいいよ」って言って喜んでくれますね。
それが、結果的に無農薬になっています。(笑)


「THE健康」

Q2 その思いに対して心がけている事はありますか?

赤木:前日にお酒を飲んでも朝は5時半から6時には起きて、ちゃんと味噌汁を作って朝飯は食べてますね。
「お腹が空いて目が覚める」
それが1番!
朝目が覚めて、それから今日一日何をしようかを考えます。



「自然と戯れる、歩くこと」

Q3 その思いに対しての日々の行動はどのようにされていますか?


赤木:1日大体7〜8,000歩は歩いています。
雨が降ったら、天神までバスで来て地下街をウロウロしてそれがウォーキングと言う感じです。
多い時は15,000〜20,000歩は歩いています。
体を動かしてるのが1番いいみたいです。

畑に行く事で、「歩く」と言うのもあるし、「太陽の光に当たっている」と言うのも大きいんじゃないでしょうか。
畑に行くと周りも緑で、山を見渡せるし自然の中にいることが良いように思います。



「必然的にストレスがなくなっている」

Q4 その思いへのきっかけにはどんな出会いがありましたか?


赤木:きっかけは定年で会社をリタイヤしてフリーになったことですね。あとはFacebookかなあ。僕は、会社を辞めて畑を始めるまではFacebookをしたことがなかったんです。
Facebookの存在を知り講習会に行って始めたら、友達が1人2人ずつ増えて今、約1600人います。
Facebookをしていないならこんな生活はなかったですよ。イベントも誘われるのはほとんどFacebookつながりですからね。

僕は実は健康じゃないんです。糖尿があるし血圧も高い。長生きを目標に自分に制限をかけるよりも、したいことして遊んでコロッと逝ったほうが良いと言う考え方です。
何も考えず行動して、やりたいことをやって、やりたくない事はやっていない、このことで結果的にストレスがなくなっている
自分自身でもこんなに遊んでるおじさんを見たことがないですね。

「変な野菜のおじさん」です。
だけどちゃんと野菜を作って楽しい生き方をやってますよ。(笑)


「粋で格好いい生き方」

Q5 どんなことがきっかけでその思いをもつことになったのですか?

赤木:もともとは外に出たがりの性格だったけど、会社勤めの時はそういう時間が取れなかったので出なかったですね。
いつも行く焼鳥屋で1人で飲んだりして、そのお店は8割以上は常連さんで来てる人とはお友達になっていたけどそれ以外で外に出ることはあまりなかったです。
みんなそうだと思いますが、当然仕事しているとストレスがあって、そして会社を辞めたらそのストレスがなくなったんですよ。

記者:みんな望んでる生き方だろうなって思いますね。

赤木:朝、畑に行って農作業して家に帰ってシャワー浴びて、ちょっと外に出て家に帰って、また、外に出る、ずっとその続きですから。

ストレスって考えすぎたらダメですよね。

面倒臭い事はしたくないけど、畑だとそれはたくさんありますから。
講演会で聞いたことだけど、落ち込んでも「さぁそこから頑張ろう」と言うことをやっていくこと、要は「やせ我慢をしなさい」って言ってます。
例えば熱い風呂に入って普通の人は「熱い、熱い」って言うけど、やせ我慢は「いい湯だな」って言う感じですね。
本当は熱いけど、それがやせ我慢。
そっちのが粋で格好いいよね。
そういう生き方の方が楽しくなるんじゃないかな。
ストレスも自分のためになるんだなって言う風に考えたら非常に楽しくなるだろうし、どう捉えるのかでまた違いますよね。
暗い暗いと言ってる人は自分で暗くしている、暗いことも自分にとっては良いことだって考えたらまた別の道が見つかるかもしれないですよね。

記者:ストレス社会の中で、赤木さん自身で見つけてこられた生き方に私も気づかされることがありました。今日は、ありがとうございました。

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赤木さんの詳細情報については
こちら↓↓

Facebook:   https://www.facebook.com/nobakagi



【編集後記】
インタビューの記者を担当した岩見、小野、梅津です。Facebookの投稿を見るといつも楽しそうな場に参加されている赤木さん。ご本人はイベントに誘われると仰っていましたが、赤木さん自身の魅力でお誘いしたくなるお人柄が大きいと感じました。自然の中でのお一人の時間と人と関わってる時間の調和からFacebookも上手に活用して生き方のバランスの取り方が絶妙だとお話を聞いて思いました。


この記事は、リライズ・ニュースマガジン “美しい時代を創る人達” にも掲載さいます。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36

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