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ご機嫌な育児記録👶#49 1歳0ヶ月で川崎病になった話① 診断編

1歳になったのも束の間、ちびちゅんが不完全川崎病で6日間入院しました。

息子が川崎病になった私からのメッセージは以下の3つです。

●ただの風邪かと思っても気になったら受診する
●信頼できるかかりつけ医をみつけておく
●普段から旦那と緊急時の対応をシミュレーションしておく

ちびちゅんは発症から4日で治療を受けることができたこともあり、今のところ合併症もなく6日間で退院できました。

0-2歳の子供が突発性発疹やアデノウイルス、コロナになった話は周りから聞いていましたが、川崎病は初めて聞いた病気だったので、同じ病気にかかる方の参考になればと思い記載します。

診断までの経緯

●金曜日: 発熱で保育園早退、インフル陰性

朝は熱がなかったものの、保育園から38度の熱があると呼び出しがかかり保育園を早退になりました。

我が家は夫婦ともに在宅勤務のため、日中は自宅で私が子供をみて、夕方は旦那にみてもらいました。
夕方、オンラインで会議に入っていると、ちびちゅんのギャン泣きが聞こえてきます。普段、お腹すいたか眠いかでしか泣かないため少し違和感がありました。

夕方のギャン泣きと、保育園の園児の家族がインフルエンザと報告を受けていたので、念のためクリニックを受診しました。
インフルエンザの検査をしてもらいましたが陰性。風邪薬をもらいました。
インフルエンザも発症から12時間経たないと陽性でないこともあるので、また熱が続くようなら来てくださいと言われました。

●土曜日: 夜に熱が40度

いつも夜に熱があがる傾向にあり、今回も金曜日の夜は38度を超えたためとんぷくをあげて寝かせました。

土曜日の日中も38度を超えたため服薬。一度落ち着いたのですが、土曜日の夜中は発熱で寝れないようで夜泣きがすごかったです。
その日は旦那がちびちゅんと寝ていたのですが(我が家は1日おきに交代で子供と寝てます)、明け方4時に旦那にちびちゅんが熱いと起こされました。
熱をはかると39.8度あったため、再度とんぷくを飲ませるのやっと落ち着きました。

●日曜日: 症状は落ち着くが…

明け方40度近くあったので、クリニックの予約をとったのですが(金曜日行ったクリニックは土日もやってるんです。本当ありがたい!!)、朝10時を過ぎると37度の平熱になり、とても元気そうだったので予約をキャンセルしました。

ただ、明け方、今度は私が一緒に寝ていた際にやはり39.8度くらいまで熱があがってしまいました。再度、解熱剤を与えて寝てもらいました。

●月曜日: クリニックを受診、検査

夜中の発熱が続いたので、クリニックを予約しました。ただ、正直この時点では全然大事だと思ってませんでした。食欲も落ちないし、よく動き回ってるし、ただの風邪だと思っていたんです。

9時くらいにぐずぐずしていたので、呑気に気分転換に近所のお散歩に連れ出したことを覚えています。

10時半頃に予約が近づいたのでクリニックに行きました。

夜中熱が上がること、日曜日の日中は熱が下がったことを伝えました。

その時先生が、ちびちゅんの口をみて、このぶつぶつはいつから?と聞きました。
クリニックに向かう途中に、私も口のぶつぶつに気づいて肌荒れかな、くらいに思っていたので「今日からです」と答えました。

その後、先生は聴診器をあてたり喉の炎症を診てくれましたが、今思うと身体の湿疹を念入りに見てくれたように思います。

先生はテキパキと、インフルエンザ, コロナ, アデノウイルスと採血での検査の提案をしてくれました。

待合室で待っている最中は「やっぱりインフルだったかな。火曜日に重めの会議があるんだよな。仕事どうしよう。」ということを考えてました。

検査結果が出たと言われ診察室に戻ると、インフルエンザ、コロナ、アデノウイルスは陰性。一方、採血の結果をみると白血球の値が異常値と言われました。

大きい病院を紹介するのでこれから向かってくださいとのこと。いくつか選択肢はあるが、口唇口蓋裂で通院してる東大病院が良いと思うと提案されました。

私の想像の斜め45度の結果でした。
東大病院受診ってそんな大事なの!?と驚きました。

先生は、確定診断は大きい病院でしてもらうべきたが川崎病を疑っていて入院の可能性があると教えてくれました。受診の際にコロナだとかかれないので事前にコロナの検査もしてくれたそうです。救急車で向かうほどの緊急性はないが、このまま自宅に帰らずすぐに病院に向かってくださいと言われました。

かかりつけ医の先生、本当にありがとう!!

ちびちゅんは発症から4日で治療を開始できたのですが、それはこのクリニックの先生の的確さだと思います。

退院した後に、この「川崎病 手遅れになりかけた話」というコミックエッセイを読んでぞっとしました。

ただの風邪かと思っても、気になったら受診する

ちびちゅんの場合、食欲も落ちなかったし元気だし、肌荒れも日常的にあるので、ただの風邪と考えてクリニックを受診しない可能性もありました。

実際に日曜日は一度予約をキャンセルしてます。

日曜日の夜中に40度を超えたのが気になって、自己判断せず、やはり受診してよかったなと思いました。

信頼できるかかりつけ医をみつけておく

繰り返しになりますが、これが本当に大切だと思います。リンクを貼ったコミックエッセイでも、ずっとアデノウイルスだと医師に言われ続けた結果、川崎病だったため、治療が遅れたようでした。

特に小児科クリニックは、子供がよくかかる病気やその対応も慣れてますし、小児クリニックで信頼できる先生をみつけておくのがおすすめです。

次回は入院について記載したいと思います。

〈続く〉

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