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【kindle出版を振り返る】苦労したことあれこれ


初めてのkindle出版から、はやひと月あまり。


終わってみれば「あんなことあったなー」みたいに遠い目になりがちなのですが(^^;)


あるコミュニティの交流会で、「出版をテーマにお話していただけませんか?」と依頼を受けました。


出版に至るまでの苦労や不安、出版してからの反響を、ということで、ちょうどいい機会なのでその振り返りを投稿しようと思いました。


出版した本はコチラ



まずは苦労話から。(←いきなりそこ)

今回は初めての出版ということもあり、ご縁のあった出版コンサルタントさんにお世話になりました。
なので進行に関しては、決められた道筋を辿ればいいので、苦労はありませんでした。


しかしですね、つまずきポイントはけっこうあちこちにあったのでした。


1 書けなーい!!期間が長かった…


自分が体験した、やってみたらできたよ、というエピソードを9つ集め
書くことにしました。


最初は4本ほどを一気に書き、我ながらいいロケットスタートが切れた!と満足したのもつかの間
すぐに「書けない期間」がやってきました。

新学期の忙しさ
家でなかなか集中して書けない


理由はいくつかあったのですが、いったん「書けないなー」とキモチがそちらに向かうと、ほんとうに「書けない沼」にはまったように、2ヶ月くらい何のアクションも起こせない期間が続きました。


そしてもう一つ。



なぜか自宅だと、なかなか筆が進まないのでした。


そこで、お気に入りのカフェ(コンセント必須)や、ホテルのワーケーションで書く、というふうに場を変えてみると、これがまた大正解。
新たなお仕事スタイルを開拓したようで、この副産物にはわくわくしました(笑)



2 誰に何を伝えたい?を考えていなかった


お恥ずかしい話ですが、私の出版のスタートは「著者になりたい」だったのです。


ほんとうは「こういうことを、こういう人に伝えたい」というオモイがあって出版への道を辿る、というところらしいのですが、
私はそうではなかったため、ここを埋める作業の段階で、けっこうぐるぐるしてしまいました。


でも、それはそれで、改めて「伝える」ということを考えるきっかけになりました。


世の中に本はゴマンとあるけれど、それらは一つ一つが「誰に」「何を」伝えたいのか考えて作られているんですねー。


もちろん、「誰かに伝えたい」というより「自分の記録として残したい」という出版のパターンもあるでしょうけど、
その場合は書いた人は満足できるけど、買ってまで読んでくれる人って、けっこう限られるのではないでしょうか。


そうではなくて、やっぱり書いたものに価値を感じて手に取ってもらいたい。
そうなると、誰に価値を感じてもらいたいのか、どういうことを伝えたいのか、ということを考えないといけなかったのでした。


雑誌だと「これは若い人向けだな」とか「これはちょっとリッチな人たちのものだな」なんてことがなんとなくわかるのですが、私たちが出版する本も「読んでほしい人を決める」という点で同じだったとは。



3  プレゼント(読者特典)をつける意味をわかっていなかった


kindle本だけではないのですが、「最後にプレゼントがあります!」という企画が本についていることがよくあります。

著者の作成したワークシートだったり、音声ファイルだったり、形はいろいろですが。

これ、私はなんとなく「本を出したらつけるもの」という思い込みがいつの間にかできてしまっていました。


しかーーーーし!!!



これもまた、意図があってのものだったのでした。


プレゼントは、「はい、つけといたから勝手に持っていってよー」というものではなく(←これまでの私のイメージ)
「応募してくれたあなたとご縁ができたから、これからもよかったらつながってね」
というメッセージだったのでした。


ということは、読者が「このプレゼントを受け取ってつながりたい」と思ってくれるようなものでなくてはいけない、のですよね。


そんなこんなで、「どういう人にプレゼントを受け取ってほしいのか」というところから考える、ということを、出版目前になって考える羽目に陥ったのでした。



…とまあ書けば書くほど私の無知がわかる苦労話。


「そんなこともわかってなくて本を出そうって思ってたの?」という声が、どこからか聞こえてきそうです…(一一")


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【ワーク】

一時間の授業で伝えたいことは何か、書いてみよう。






(取り組むことで自分の考えが整理されます。ご自分のノートでも、コメント欄でも、書いてみてくださいね)

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【質問】

特にそれを伝えたいのは誰ですか?





(ご自分に問いかけてみてくださいね。答えはすべて正解です)

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出版したkindle本はコチラです!

よかったら、手に取って読んでみてくださいね。


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