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「呪い」を解いて、旅に出る

ただいま、マニラのニノイ・アキノ国際空港にて国内線への乗り継ぎ待ちです。この空港には、ターミナルが4つあるそうで。成田空港も3つ目のターミナルが数年前より稼働していますが、巨大さが伺えます。
トップ画像は、飛行機から見えた夜明け直前の綺麗な綺麗な三日月。

私は「旅」が好きです。国内でも海外でもなんでも良いのです。
いつもと違う景色や食べ物、外国語でも方言でもいつもと違う言葉に触れると、感性がむき出しになるような感覚がして。

先ほど、海外のトイレに非常に関心が高い我がビジネスパートナーがこんなつぶやきをしていました。
読んでみたら、列挙されているアジア各国すべて同行していました(笑)ここ3年くらい、よくアジアに行っているんだなぁ。

我が国より国民の平均年齢が若いベトナムのような国も、台湾のように我が国同様に高齢化社会に突入しつつある国もあります。いずれにしても、私が学生だった頃とは、アジア各国の様相も随分変化していることを感じます。そういったことを数字や映像でなく、この目で、肌で、感じることができるのも旅の魅力です。

というと、ものすごくあちこちに行っているような感じがしますが、とんでもないこと。出産してからというも、の私は長い間、国内はあちこち行っていたけれど海外へはまったく行かなくなっていました。
それは、私が私に、自分でかけた「呪い」によって。

なんとなく、結婚したし、子供も生まれたし、私の夫はそんなに旅が好きではないし。「私は海外へは、行けない」と思い込んでしまったこと。
「行こうよ」と声をかけられても、「まだ子供小さいから、私には無理だよ」と答える度に、自分に呪いをかけていた。
言葉って、特に自分で発した言葉って、一番近い自分が一番良く聞いているのです。困ったことに、脳は主語を認識しないらしいしね。

「呪い」は選択肢を狭めます。本当は目の前にはたくさんの選択肢があって、自分で考えて決めてもいいのに、それが見えなくなる。見えたとしても、自分には関係ないものとして認識してしまう。
それは「呪い」だけれど、実は「楽」でもある
たくさんある選択肢の中から決めることって、確かにちょっと大変です。情報を集めないと判断できないし、その上で考えなければなりません。自分で選択したことなら、責任は自分で持たねばならないし。

だからきっと、「呪い」にとらわれること自体、過去の私が「楽」な方を選択した結果なんだろうなって思うんです。
「楽」をした分、私は思考を停止させていくし、感性も鈍っていく

今は、それを取り戻す「旅」をしているのかもしれません。

確かに、意思決定の連続はちょっと大変なことではあります。自分が何をして、何をしないのか。誰と何をするのか。情報を集めて、すべてを考えて決めていくことは、消耗することでもあるかもしれません。

でも、実際やってみると、選択肢が多いことは幸福感に直結すると感じています。毎朝9時に会社に行かねばならないから、何も考えずに間に合うように行動することと、朝起きて、「さて今日は、どうしよう」から考えることとは、その自由度がまったく違ってきます。

天気がよければ、パートナーを呼び出して、日当たりの良いカフェで会社の今後について語り合ってもいい。雨で寒いなって思ったら、午後からオフィスに行ったっていい。

意思決定力は、鍛えられる。
会社を立ち上げてからの数年間、毎日が意思決定の連続でした。この力は、量をこなすことでちゃんと鍛えれます。
自分で決めて、責任を負うことで、私はかえって年々自由になっていることを自覚しています。

「呪い」を解いて、「決める」力をつけるための旅。
今回は、セブ島にいるオンラインサロンの仲間に会いに行きます。

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Yuka Shibayama
会社を経営したり、オンラインサロンを運営したり、秘書をしたりしているワーママです。


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