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人生を変えるお金の使い方

お金の勉強って、学校では教えてくれないんですよね。お金の使い方は、人生も変えるのに。
私自身は、お金と向き合うことでお金から自由になっていった気がします。

節約して、ポイント貯めて。そんな私のところにはお金は来なかった

少し前に、こんなnoteを書いていました。出産をして、子どもを保育園に預けながら働いていた頃。稼いでいるのに出ていく量も多くて、これから先を思うと自分にお金をかけることもためらわれた、そんな時代のお話。

このあと、私のお金の使い方は変わっていくのですが、それまではとにかく出ていくお金を絞る方向にフォーカスしていました。
会社員として働いているし、少しずつでもお給料は毎年上がっていたけれど、子育てってお金がかかるし、何かあって働けなくなったりしたらって思ったら。そういう時にまずできることって、「出費をしぼること」ですよね。

大きいところでは保険の見直しとか、小さいところではいわゆる節約。どうせ買い物をするならポイントが貯まるスーパーで買ったり、ネットでもポイントサイトを経由して購入したり。
「収入を増やすこと」も、もちろん考えました。産休中にアンケートサイトでアンケート答えたり、企業の座談会に出て謝礼をもらったりとか。
うん、涙ぐましくて偉かった。生活に困っていたわけでもないのに、なんだか焦っていた気がします。

でもね、これ、決定的にお金が増えませんでした(笑)いや全然笑いごとじゃないんですけど。たぶん、それなりに出ていくお金はしぼれて、ちょこっと副収入にはなったのですが、落ち着いて考えたらインパクト小さっ! ていうね。

この頃の私には、わからなかったんです。お金って、お金のあるところが好きだし、景気のいいところが好き。よく考えたら当たり前だったんです。私、資本主義社会で暮らしているんだから

人類の最大の発明、「複利」の意味を知る

上に貼ったnoteの記事では、私は突然本を買うようになっています。その間の変化については書いてありません。

私はベストセラー本を出して、仕事でも結果を出している人のサロンに入って身近でその人を見たときに、「彼女にできるなら、私にもできる」となぜか思いました。
遠い世界のように感じていたけれど、生で話を聞いたら同じ人間だし、同じ女性だったから。資質や才能で片付けるのは簡単だけれど、よく見たら同じだったんです。面白ければ笑うし、眠ければ眠そうにしているし。きっと才能とか資質とかが大きく違うという問題ではなくて、彼女がしていて私がしていないことが決定的にあるんだって思ったんです。

著書も読み直して、メルマガもインタビューも読んで、勧められた本はえいやっと購入して読むということを真面目に数ヶ月やってみました。
それでわかったこと。それは、収入の何割かをちゃんと「投資」することの大切さでした。

投資っていうと、若い起業家にお金出したりとか、あとは金融投資が思いつくけど、それはある程度お金がないとあまり意味がありません。まずやるべきは「自分への投資」でした。資格を取るとか学校に通うとか、自己投資も色々だけれど、一番コスパがいいのは、圧倒的に本を読むこと。その人は1日一冊以上のペースで読書をしていたんです。

とにかく本は迷わず買おうと決めて、「投資」に位置付けました。「投資」って「複利」を生むんですよね。投資すると、失敗しなければ複利を得て何倍にもなっていくんです。しかも、「読書」でする失敗って、せいぜいつまらなかった程度のことなんです。どんなに高い本でも、私が読むものくらいだと、せいぜい1000円から3000円。読書に慣れるまでは、そんなに早くも読めないから、一週間に2冊がせいぜいでした。それなら一ヶ月好きなだけ買ったとしても大金にはならないと割り切りました。

それでも自分にお金を使うことって、子どもがいるとなんだか後ろめたかったり贅沢に感じてしまうんです。それを逆手にして、お金使ってるんだから! と本を読んだらそこから何か一つでも実践することにしました。
本を買うという「投資」をして、そこから得た知識を行動に移すという「再投資」をしたんです。

投資で得たリターンを再投資することで、複利効果が生まれる。これは、ちょっと投資を勉強すると出てくることです。そんなに時間はかからずに、私は複利の力を実感することになりました。

お金に向き合い、お金から解放されていく

読んだ本の中には、お金に関する本もありました。お金はお金が好きだからお金のあるところに集まりたがることも、アンケートサイトもそうなのですが、時間をお金に変えるような働き方だと収入にはどうしても限度ができてしまうことも、学んでいきました。

お金は、循環させること。お金は、お金に稼いできてもらうこと。極めて資本主義的なお金の使い方を私は学びました。

例えばこれ、いわゆる投資のバイブルですが、書いてあることを一言でまとめるとどんなに頭のいい人が考えて投資をしても「インデックス投資には勝てないよ」ということなんです。

だから少額でもドルコスト平均法によるインデックス投資を始めたり、ちょっと調べたら当時勤めていた会社の「社員持株会」が非常に有利な制度だったから満額天引きにしたり。確定拠出年金の導入が始まり、まわりはみんな一時金での受け取りを選択していても、私は運用することを選択しました。

初めは高かったネット証券や確定拠出年金の手数料も、どんどん下がっていってますます有利になっていきました。そのために証券会社も変えました。
それまでは知らなかったこと、選択しなかったことばかり。こういうことは、誰も教えてはくれないんですね。

のちに会社を作るときに、社員持株会で貯まっていた株を売却することで資本金に充てることができました。当時勤めていた会社では、上限はありましたが、自分が拠出する額と同額を持株会が上乗せしてくれるっていうウハウハな制度になっていたんです。私の在籍期間は5年ほど、貯金だったらあんなには増えませんでしたね……。

お金に向き合ったことで、私はどんどんお金から自由になった気がします。自分の時間を切り売りしなくても、お金を増やす術を知ったから。資本主義の世界に生きている以上、お金の使い方で人生を変えることはできると思っています。

お金から自由になりたかったら、お金のことを知らなければ。


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Yuka Shibayama
会社を経営したり、オンラインサロンを運営したり、秘書をしたりしているワーママです。


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