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憧れの人を、ただの憧れで終わらせるのか問題


久しぶりに自分のnoteを開きました。

開いたら、書きかけの記事がいくつか目に入って、無視して新しく書こうとしても、どうしてもそんな気になれないのです。
これは、もしかして過去の自分に相対してそれなりの決着をつけたいのかもしれません。
中々難しいですが、書きかけの記事を書き終えてみようと思い立ちました。

ここからーーーーーーー

最後の更新は、3月5日。そう前のことではないけれど、2ヶ月近くたつとなんだかしていることも考えていることも、こんなに変わるのかと驚きます。
元号さえ変わっているのですからね。
(なるほど、5月くらいにこれを書きかけたようです。)

とはいえ、令和になっても、なんら変わらない日々を生きるに決まっています。変わらない日々に、改元とか正月とか年度始めとか、そういった区切りをつけることで人は「はじめる」きっかけを作るのでしょうね。
私もまた、書き出そうかな。のっそりとそんな気持ちになって来てnoteを開いたものの、令和の最初に日には更新できないところがきわめて自分らしいです。
(それどころかこのまま年が開けて令和2年になっているところがまた、きわめて私らしいです。実は、このあと6月に唐突に別の記事を一つだけ公開して、そのまま放置になっていました。)

先日、私にとってはその出会いが人生に少なからぬ影響を与えてくれた人、勝間和代さんにインタビューする機会を得ました。
個人的に連絡を取ることもできるし、なんなら一緒に遊ぶこともある。けれど、相対してインタビューをするというのはまた違った気持ちがします。


はい、ここで書きかけの部分はおしまいです。全然途中じゃないか…! 過去の自分、もうちょっと頑張ってほしい。

けれど、何が書きたかったかは、痛いほどわかるんです。さすが自分。

ロールモデルはいますか?  問題

この週末、お仕事で出会い、仕事が終わってからも細やかにお付き合いが続いている著者さんであるかんころさんをお呼びしてイベントを行いました。
ええもう、すっごく素敵なひとなのでたくさんの人に知ってもらいたいし、単純に彼女に会ったら元気になるから、かんころさん福岡在住なので、イベントにかこつけてお呼びしたかっただけです。

(ほら見て!明らかに元気出そうでしょう? 写真/池田実加

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イベントの後半は、質疑応答の時間を設けました。私自身が手を挙げて質問するのが苦手なので、最近企画するイベントでは付箋を配って質問を書いてもらっています。

これ、結構いいですよ。かなりの数の質問が来ますしね。(ちなみに某宝塚のパーティーでは、必ず当日こうやって質問を書いてもらう形で募集するのです。)
かなり来ちゃうので、すべてに答えてもらおうと思ったら質問を分類して登壇者が答えやすいように編集する必要がありますけどね。中々エキサイティングな時間で、私は好きです。

(結構な量です、付箋。 写真/よーこさん

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この時、投げかけられた質問。私はよくこの手のイベントで耳にします。

「ロールモデルはいらっしゃいますか?」

うん、よく耳にする。特に女性からの質問に多いかもしれない。その昔、尊敬する岡島悦子さんのイベントを運営したときにも出ました。
それに対して岡島悦子さんは、「ロールモデルってそもそもどうして必要なの?」と切り返していました。

そもそも自分の境遇とぴったり同じ人なんていないし、なりたい自分をまったく体現している人もいない気がします。探すの、大変!
素敵だな、と思う人のどこを素敵だと感じたのか。こうなりたいな、と思った「こう」の部分はどこなのか。ちゃんと分解していったら、取り入れたい部分はパーツのようになるはず。

「たった一人のロールモデルがいるというよりは、パッチワークのように良いところをいろんな人からいくつも取り入れて自分のかたちを作っていくしかないんじゃないかな。」

岡島さんの答えに、ぶんぶん頷いてしまった次第です。

そんな岡島さんが、このタイミングでnoteを始められたとのこと…! なんていうこと。
これまで、ご自身のFacebookなどで長文を書かれたりしていて、私はいつも更新されると楽しみに読んでいました。それがnoteで公開されるなんて素敵過ぎます。
ビジネスパーソンなら触れて損はないですよ!

岡島さんの本だと、これが一番で好きです。タイトル以上の価値があります!! 私はここ数年間、完全にこれを実行してきただけです。


素敵だな、と思う人とは肩を並べて働くことを選ぶ

著者さんとか、起業家さんとか、ときには芸能人とか。
憧れの人っていますよね。
今はわりかし実際に会うことが叶いやすい時代ですが、そうなったときどうしますか?

「ずっと好きでした!尊敬しています!」
と、サインもらいますか?
「頑張ってください!」
と、握手を求めますか?

私は、決してそれをしません。
いや、本の出版記念イベントに行ったら、著書を購入してサインをいただくのはある意味お作法だと思っているので、たいていの場合はそうしますけどね。

それほど素敵だと思っているなら、なおさら、自分も少しはそうなりたいから。その人にできて、自分にできないことがあるとしたら相当得意分野が異なるか、自分の努力が足りないだけだから。
憧れの人を遠く上に置いて、下から眺めて満足することは基本、しません。

師と仰ぐなら、師の努力をこれでもかと見て真似るところは真似ます。
どれだけ遠くにいるような気がしても、きっと自分が役立てるところもあるだろうから、それを見つけて徹底的にサポートします。
どれだけつまらないことでもいいのです。
相手が優秀であればあるだけ、その才能を生かす場がたくさんあるわけで、超絶忙しいのです。そんな中、細かいところを代行したら、それが例え一般的に大したことじゃなくても感謝されます。

上を仰ぎ見るより、なるべく近くで見て感じた方が絶対に得るものは大きいから。それよりも、隣で対等に仕事をした方がもっと吸収できるから。
自分とあの人とは別の人種、相手は天才、と片付けないことにしています。

だって素敵なんだもの。一緒に仕事したらもっと楽しいに決まってる。

あの人との関係を決めるのは、自分


トップ画像は、先日、ライターの佐藤友美さん(さとゆみさん)とZOOMを使ってオンラインミーティングをしたときのものです。
なんて楽しそうな私たち。(トップ画像では実加が切れてしまったので、再度貼りますね。)

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さとゆみさんは、冒頭に登場する勝間和代さんが紹介してくださって、一緒に海に遊びに行ったのが初対面でした。
ライターで、ご自身も本を書かれています。もう、その仕事量も質も人柄も、すべてが素敵で尊敬と憧れと敬愛と…てんこ盛りで大好きな方です。

そもそも勝間さんだって、元々は私は彼女のオンラインサロンの一メンバーに過ぎませんでした。でも、書いたとおりのポリシーでなんやかんやとしていたら一緒に遊んだり、ときにはお仕事の発注をいただいたりするようになりました。
だから、さとゆみさんともつないでいただけたのです。

私は、憧れの人を憧れのままで終わらせない。
その人の努力を、私とは違う種類の人間だからなんて言葉で、流さない。

そんなお話を書きたかった過去の私。
この後、さとゆみさんからお願いされて出版記念イベントを開いたり、お仕事いただいたりしてるよって伝えたくて、この記事の続きを書いたのかもしれません。

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Yuka Shibayama
会社を経営したり、オンラインサロンを運営したり、秘書をしたりしているワーママです。


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