働き方のバランス感覚を身につける/クリエイター、フリーランス編

「働き方」の多様化が進む現代。誰もがインターネットを通じて、スキルや知識、作品から収入を生み出すことができるようになり、フリーランス飽和時代を迎えています。
多くのフリーランサーが溢れるなか、生き残り続けるためには「本質」に立ち返る必要があります。
「本質」を大切にする、新時代の働き方のバランス感覚を身につけることが重要です。

「自分にとって」ベストなバランスを導き出すには、「自分を知ること」と「普遍的な万物に働く力学」を知ること。
その両方がうまくバランスする状態を探ることで、本質的な「働き方」のベストバランスを見つけることができます。
働くことで消耗したり、自分のクリエイティビティを削ぎ落としたりせず、働くほどに「自分らしさ」を思い出していく。そんな理想的な働き方のバランスの見つけ方について、触れていきたいと思います。


「ラクをしたい」から「楽しみたい」への移行

働くことに関して、モチベーションを上げるのに苦労していたり、もう少しラクに働けないかと考えているようであれば、今の仕事はあなたの「本質」からずれている可能性があります。
フリーランスや起業家、クリエイティブな仕事をする人に意識してほしいのは、短期的な収益よりも、目的意識やヴィジョンです。
長期的な活動イメージであったり、「なんのために?」という目的意識を重視すること。
無駄に費やす労力はカットすべきですが、働くこと全般に対して「ラクをしたい」という発想が出ているようであれば、自分の「働くこと」へのイメージや思考を見直す必要があります。「ラクをしたい」という気持ちの正体は、「好きで始めた仕事」のはずが、利益を意識しすぎたり結果を急ぐことで、働き方やクリエイションに無意識の妥協があることが考えられます。


社会にどう貢献できるかをあらかじめ明確にする

前項にも関連しますが、働くことの目的が「個人の生活費」に比重が偏った瞬間、短期的に収益が上がる活動スタイルを優先するようになります。
働く上で結果を出すことは重要なことですが、短期的な収益を繰り返し上げ続けることでは、自分が最も求めている生き方、働き方、クリエイションスタイルを実現することはできません。
自分のスキルや能力を使って、社会にどのように貢献できるのか、社会にどんな影響を与えられるのかを明確にイメージしておくことで、より「本質的」な働き方や活動スタイルを築くことができます。社会貢献のヴィジョンを持つことによって、自然に長期的なプランを思い描くことができます。
社会貢献のプロセスでは、「個人の生活費」をクリアすることは含まれています。
自分や家族を養うことはプロセスであって、目的にした瞬間、方向性や長期的なモチベーションを失います。


純粋な創造意欲や表現、目的意識から循環する小さな経済圏を生み出す

「自分が追求したいこと」を応援してくれる人と繋がることが大切です。働き方のスタイルにもよりますが、クリエイティブな仕事や活動を行う人にとって、自分自身の活動動機の純度はとても重要なものです。マーケティングスキルやテクニックを重視し、早い段階である程度の経済循環を巻き起こせたとしても、自分のクリエイティビティや「本質」からずれるものを生み出していては、「表現の強度」が落ちてしまいます。
ある程度結果を出せたとしても、自分の心は満足せず、周囲の期待やニーズによって表現が振り回されてしまいます。
好きなことを仕事にするには「誰かの役に立つ」ことが絶対条件ですが、あくまで「自分の本質に従って生み出したもの」が人や社会の役に立つ、という発想が大事です。
多くの人が求めるものや、自分じゃなくてもできることは、情報や物の飽和したこの時代では未来はありません。
自分の追求したいことを丁寧に取り組み、発信し、少人数からでも良いのでコアなファンをつけていくことが重要です。


小さな経済圏を温めて育てるブランド力

自分の本質からくる目的を達成するために、活かせる表現方法やスタイルを研究します。自分が伝えたいこと、自分が表したい世界観を大切にしながら、そのクリエイティビティをどのようにアウトプットすることで、コアなファンの役に立つのかを考え工夫します。
本質からブレない意志を持つことによって、ニーズを探ることや市場を意識することも、クリエイティブな作業に変わっていきます。
自分と社会とのより良いコミュニケーションのために何ができるか、どのような提案ができるのかを思案し、アウトプットの質やスタイルを確立していきます。
そのプロセスで生まれる自然なブランド力こそ、嘘のない本質の表現であり、「表現の強度」を落とすことなく、より多くの人に届けるための力になります。


本質的な自分をどうやって見つけ出すのか

この記事はスタートアップの方や、クリエイター、フリーランサー、小規模の起業家などに向けたものですが、どんな人にも生きる上で重要な「本質」について触れました。

但し「本質」を理解するには、徹底して「自分を知る」ことが重要です。
けれども「自分を知る」ということは最も難しいことでもあります。
なぜなら「これが自分だ」と思っていたものは、社会や人との対比で生まれていたり、あるいは主観だけであったり、過去の経験値や評価によって身につけたり、職業やキャリアで身につけたアイデンティティであったりするからです。

どの「自分」を「本質的な自分」として捉えるのか。
その視点の置きどころによって、この記事の捉えかたも大きく変わってしまいます。

どうせなら、最も「本質的な自分」って何なんだろう?という、少し哲学的な部分まで考えてみたいもの。
これまで見ていた世界が全く違ったものに見えたり、働き方や生き方までもが革新的に変化していくようになります。

誰からも定義されず、相対的に定義することもできない「本質的な自分」。
クリエイターや表現者、芸術家にとっては、最も深掘りするテーマだと思います。

全ての人は「天才」だ。
天才=「本質的な自分」ということについて、著書「天才の教科書」にもまとめています。合理主義、結果主義のマインドで「働くこと」を捉えている人には、おそらく意味不明な内容かと思いますが、「本質的な自分」に立ち返るために意識改革をしてみたいというクリエイティブ思考の方にはオススメの内容です。


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かとうゆか

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人生を面白する視点を磨き、クリエイティブに世界を面白くすることを考えています。考え方、センス、クリエイティビティや日々感じることなどをアップしています。
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