Yuk.

美大留学でドイツに住んでいます。留学のことや暮らしのこと、その他考えていることなどを書…

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美大留学でドイツに住んでいます。留学のことや暮らしのこと、その他考えていることなどを書きます。

最近の記事

生理カップをやっと少し使えるようになった話

半年ほど前、生理カップを購入した。ドイツのドラッグストアで1000円以下(一番安いやつを買った)ほどで売っていた。 前からレビューなどを読んでいて買ったは良いものの、どうも挿入できそうにない。そのまま無理そうだと思い結局今までナプキンを使っていた。 いつか入れれるかなと思いながら、生理のたびに少し挑戦して失敗していた。痛かったのだ。 今回の生理は友達の家にいる時に来た。その時は生理カップしかもっていなかった。 生理カップを使う決心をするため半分わざとである。 買ったから

    • 電気水道のない生活、ドキュメンタリー、ドロップアウトした人たち

      先日あるドキュメンタリーを見た。家族は電気水道なしで生活している。面白かったので、このドキュメンタリーについて記事にしたい。たとえば100年今から戻れば生活に火があった。火は暖房であったし、調理コンロであったしまたオーブンでもあった。 これはそういう生活を選んだ人たちのドキュメンタリーだ。(ドイツ語字幕しかなかったが、内容は難しくない) タイトルは「Aussteiger in Deutschland: Leben ohne Strom und Wasser」 和訳すると

      • 韓国人の一番の友人は日本人!?

        ドイツに来て、日々色んな国の人に出会います。 面白いのは、アジア人の友達が(特に韓国人!)できやすいことです。見た目や雰囲気が似ているので、異国の地でなんとなく近しい存在に感じることが大きな理由かな、と思います。 また、韓国人は結構日本の食べ物が好きだったりします(日本人も韓国の食べ物は好きだし)!美味しいものは国境を越えて話のネタになります。もし、お互いの国の食べ物をよく知っていたら尚更ですね。 また、日本人はよく盛り上がる話題として、美味しいもの、を挙げますが、それはど

        • ドイツ語を勉強する意味..?

          英語ができると、仕事のみならず、様々なシーンで活躍することは間違いなしですが、ドイツ語は..? そう聞かれると、英語ほど早く答えられないのが実際のところですが、私はドイツ語を学んで良かったと思っています。 ここでは勉強して良かったことを紹介します。ドイツ語学習のモチベーションを上げることができたら幸いです。 1. もちろんドイツ人とそしてスイス人、オーストリア人とも仲良くなれる 2. 日本ではないドキュメンタリーやニュースがみれる 3. 英語が簡単に感じる 外国語学習が

        生理カップをやっと少し使えるようになった話

        • 電気水道のない生活、ドキュメンタリー、ドロップアウトした人たち

        • 韓国人の一番の友人は日本人!?

        • ドイツ語を勉強する意味..?

          まともな性教育

          日本の性教育では多くのことが教えられない。自分で調べて、インターネットの中から手探りで何が間違っているか、あっているのか見つけ出さないといけない。教員がうまく授業ができないとしても、確かな信頼できる情報をどこかで手に入れないといけない。それは学校で配られるリーフレットかもしれない。 教育の不足が性被害や性差別に直接つながっているように思う。それらは引いては男女の不平等につながっているのではないかと最近思うようになった。つまり女性の公的な場でも発言権が低いことだ。 セックスが

          まともな性教育

          ディナー付きの劇場に連れて行ってもらって、残念な気持ちになった

          劇場に今日連れて行ってもらった。私は比較的演劇が好きなのに、見終わったあとは、申し訳ない気持ち、残念な気持ちになったので、なぜそういう気持ちになったのかを書きたいと思う。 GOPというパフォーマーだけのサーカスシルクドソレイユに近いようなパフォーマーだけのサーカスだった。私はもう10年ほど前にシルクドソレイユに行って、思いの外普通のエンターテイメントだった(というのは、友達は音楽がいい、舞台装置がきれい、すごい、みたいなことを言っていたので)という感想を持ったが、今回はそれ

          ディナー付きの劇場に連れて行ってもらって、残念な気持ちになった

          ドイツの美大に留学に来たはずなのに、なぜかめっちゃドイツ語を勉強して、制作してない

          ひとりドイツ私はドイツにもう1年以上いる。しかしSMSはろくに更新せず、ほとんど何も発信してこずにいた。ドイツに来た当初は日本の社会の窮屈さに嫌気がさしていたということと、語学に集中して取り組まないといけないこともあって、初めの半年、ほとんど日本語で情報を発信するどころか、日本の友達とろくにやりとりすらしてこなかった。 恨みではないが、それに近い感情と、鬱屈とした思いを当時は抱いていた。私は美術でドイツに留学に来ているのだが、交換留学ではなく私費なのですべて自分でやりくりし

          ドイツの美大に留学に来たはずなのに、なぜかめっちゃドイツ語を勉強して、制作してない

          狂気に関して、細雪、大江健三郎とアドルフ・ヴェルフリ

          2日前に図書館で大江健三郎の『われらの狂気を生き延びる道を教えよ』と谷崎の細雪を借りて同時並行で読んでいる。 大江健三郎の方は言わずもがな狂気を扱った話で、と言ってもまだ途中までしか読んでいないが近親者が発狂して、狂気の遺伝子を受け継いでいる恐怖を感じ、谷崎の方は丁度その時読んでいた箇所が雪子の縁談の相手先の母親が精神疾患であるということがわかり、狂いの遺伝子を自分たちの責任で引き受けられないと、断ったところで、アドルフ・ヴェルフリ展をみにいった。 すべてたまたまこの狂気

          狂気に関して、細雪、大江健三郎とアドルフ・ヴェルフリ