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「美腸で人生が変わる!腸の大切さを発信し続ける」 美腸ナース"岩永沙織"さん


腸の大切さを発信し、女性の意識が変わることでその先の子供たちすべてを健康にし、1人1人の女性が輝いていくことで社会が輝き世界が輝く。
美腸で世界平和を目指す岩永沙織さんにお話を伺いました。

【岩永沙織さんProfile】
出身地:熊本県
活動地域:九州・福岡 東京 バンコク ジャカルタ
経歴:岩永沙織(美腸ナース)
一般社団法人・日本美腸協会EXE認定講師
美腸アドバイザー・美腸エステ認定セラピスト
正看護師・保健師
佐賀大学医学部看護学科卒業後、手術室もはじめ10年以上小児科勤務。
長年の医療現場勤務の中で体調不良を訴える子供たちに共通している便秘問題の存在を痛感。根本改善方法を模索している中で2015年日本美腸協会と出会い、理念に強く共感。健康の基盤となる腸に対する正しい知識を発信することにより、子供達を取り巻く環境が変化すると信じ、2016年福岡市西区にて美腸専門リンパサロンBELLELUNAを開業。
福岡を拠点に九州各地、東京、海外でも美腸の普及活動を行っている。
現在の職業及び活動
美腸リンパサロンBELLELUNA 代表
福岡市西区西都・東京都新宿区西新宿
一般社団法人 日本美腸協会 EXE認定講師
サロン経営・セミナー講師
座右の銘: 腸を制する者、美と健康を制す


「腸の大切さを共に伝えていく仲間を!」

Q1.どのような夢やビジョンをお持ちですか?

岩永沙織さん(以下、岩永敬称略)
大きく言えば世界平和なんですけど、今の私のビジョンとしては、腸の大切さや理念に共感してくださり、腸の大切さを共に伝えていく仲間を九州各地につくっていき、これを沢山の女性に広げたい!と言う仲間をつくることです。

記者:女性に広げたい!と思うのは何故ですか?

岩永:もともと看護師の時から子供たちの健康に対して思いがありましたので、子育て中のお母様方やこれから結婚・出産を控える女性の皆様が正しい腸の知識を持つことで、家庭の食卓や日常生活が変わり子供たちを健康にできると思ったからです。
子供だけでなく、男性も健康的にもパフォーマンスが上がっていく…そういう未来を目指しています。
女性が変わると家庭が変わると思うんですね。特に女性は一人ひとりが持っている魅力が沢山あると私は思うのです。ですが、育児や出産で社会に出て行きたいけど自分で何をしたら良いかわからない…という方などに、ご家族も健康にされながら、「腸の知識と技術と言う武器」を手に入れていただいて 、一人ひとりの女性がより健康的に美しく輝き、自立し社会で活躍して生きていくことで、社会がもっともっと輝いていくのではないかと思うのです。
私はその手助けをする立場だと思っています。

記者:一人ひとりの女性が輝き自立して生きることによって社会も変わるし世界が平和になる。そんな思いで世界平和を掲げていらっしゃるんですね?

岩永:最終的にはそうなんです!
みんなの腸内環境が良くなればイライラしなくなるので、いじめも暴力も悲惨な事件もなくなると思っています。
どうせ見るなら大きい夢を見ていきたいです!

記者:志しは高く!ですね!


「世界を飛び回る美腸ナースになって世界平和を目指したい」

Q2.岩永さんの思い描く夢やビジョンを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

岩永:3年前に西日本で初めての日本美腸協会の認定講師として活動し始め、現在は認定講師エグゼクティブという九州を統括する立場として活動しています。最初はたった1人だったんですが、3年たった今、やっと周りの人が話をもって来てくださるようになりました。もともと医学部出身だったので医学部の病院をされてるお医者さんから小児の便秘の話をしてほしいとお話しをいただき、医療の現場に子供の便秘の根本の原因を持っていくという、やりたかった事がやっと繋がってきています。
今年、37歳になるのですが、今年中に認定講師もしくはアドバイザー、セラピストなど、美腸のプロフェッショナルと言われる方々を各都道府県に誕生させ、40歳までに九州各地でお年寄りから子供までセミナーや施術を受けれる拠点がどんどん増え、輪が広がっていくことを目標に活動しています。
そうなった暁にはスーツケースとオイルと聴診器片手に世界を飛び回る美腸ナースになって世界平和を目指したいです。

記者:素晴らしい計画ですね!
岩永さんのワクワク感が伝わってきます!


「眠っている潜在能力をいかに腸というものを使って輝かせるか」

Q3.その目標や計画に対してどのような基本活動をされていますか?

岩永:九州福岡と東京、バンコクやインドネシアなど海外でもお仕事をしているんですけど、基本的には月半分ずつ東京と九州各地福岡を活動拠点としてセミナーや施術をしています。
令和時代は女性の時代だと思っていますので、眠っている潜在能力をいかにこの腸というものを使って輝かせるかが、勝手ながら私の課題じゃないかと思っています。
これを仕事にしたいと言う女性を発掘しサポートする事と、セミナーと施術の二本柱で活動しています。
施術では、安心安全で腸が動いていくマッサージをしていきます。
腸に溜まっている汚れをしっかり落とすことによって血液の質を改善し健康維持や美容、デトックスを主にしています。特徴としては、腸のタイプは人によって全然違いますので腸のタイプを見極めるんです。
腸って今話題なので、雑誌とかテレビなどで沢山取り上げられていますが、実は腸のタイプがありますので、人によっては雑誌に書いてある情報のケアをする事で、余計に腸が動かなくなったりすることもあるんです。
なのでタイプをしっかり見極めてアドバイスし施術をしています。
お客様と関わらせて頂く中で感じるのですが、腸が変わるとすごく変化するんです。
1番効率的で1番ストレスがなく1番お金がかからない女磨きじゃないかと思うんです!
しかも、1番リバウンドしにくいし1番継続可能な美容方法とダイエット方法が私は腸活だと思います。
腸活って人生変えると思います!

記者:女性にとっては凄く魅力的ですね!興味津々です!笑


女性の意識が変われば食事が変わり、子供の腸は救える

Q4.岩永さんが思い描かれている夢やビジョンを持つようになったきっかけや発見は何ですか?

岩永:「腸」にまつわるいくつかのエピソードがきっかけになっています。
はじまりは、高校2年生の秋に山道でひき逃げにあい、乗ってた自転車のハンドルで腸を傷つけてしまったんです。
その時は打撲ぐらいと思い、自力で必死に自宅まで帰りましたが、その後内臓出血で出血性ショックとなり救急車の中で意識を失い死にかけたのです。
そこで命に直面し自分の人生がいつ何処で無くなるか分からないと言う中で、医療と言う現場を目指すことにしたのです。

そして看護師になり、熊本の小児科で夜勤の際、脳性麻痺で発語や表情も上手くできない受け持ちの5歳の男の子が、腸閉塞になってしまいました。命に別状はありませんでしたが、もっと早めに分かってあげれたらここまで苦しめなかったのでは…と罪悪感に苛まれました。
自分も苦しんだ見えない臓器という腸で、目の前の大切な子供も苦しんでいたのです。
今でもあの時の彼の顔が忘れらません。

その後結婚して、1日に何百人も来られる福岡の小児科に勤務したのですが、子供の便秘がすごく多く、便秘がベースにあるお子さんは体調不良を訴え毎週のように小児科に通われてました。
最初はお子さんの便秘に対してアドバイスをしてたのですが一向に治らず、なぜ治らないのかよくお話を聞くと、お母様がお腹にトラブルを抱えていらしたり、お父様が下痢をお持ちだったりと、ご家族的にお腹のトラブルを持っておられるケースが多く、これは根本的にご家族の意識を変えないと、どんなに医療現場に来て対処療法でお薬を処方されても変わらないのでは…と思い悶々としていました。
答えは生活習慣や食習慣の改善なのにそれに対して一看護師で診察時間2〜3分の中ではアプローチもできずにいました。たくさんの薬を処方され副反応で更に体調を崩していくお子さんも沢山見ていく中で、医療の限界を感じてしまったのです。

そんな時に、日本美腸協会と出会い、その代表が同じ看護師で、そもそも腸が動いてない方々が多く、その方々に安全な腸もみの技術を考案し、それを広めたいと立ち上げたのが日本美腸協会でした。その理念に私はすごく共感し、あの時すごく苦しがっていた5歳の彼も、便秘で苦しむ子供たちも、このメソッドが日本全国に広がって女性の意識が変われば食事が変わり、子供の腸は救えるのではないかと思ったのです。
雇われて看護師をし続ける人生よりも自分で発信し、沢山の女性の意識が変わった先に見える未来に懸けたい!と思い開業したのがきっかけになります。

私自身、熊本の田舎でのびのびと育ち便秘した事は1度も無かったのですが、事故で腸を傷つけてから下痢と便秘が始まり、20代は暗黒時代でバックには常にコーラックとガスピタンと浣腸を入れてるような生活でした。その上、度重なる婦人科疾患もあり、30歳で大きなオペをした時にぐちゃぐちゃになった卵巣を見て「子供っていつでも産める」と思っていたのですが「産めないかも」と思ったのです。その時に女性としてのプライドや自分のアイデンティティーが崩れたような気がしたんです。女性と言うアイデンティティーが揺らいだからこそ、いつまでも健康で綺麗で輝いていたい!という思いが強いのかもしれません。
今は卵巣も残って排卵もしていますが、思考が変わり、自分が子供を産むよりも女性に正しい知識を伝え、その後ろにいる子供たちを健康にしたいと心から思い、社会の子供たちを健康にする生き方にシフトしたんです。
主人も共感してくれて、そんな生き方を応援してくれています。

記者:生死を彷徨うようなご経験や、多くの試練を乗り越え、ご自身だけでなく全ての子供たちが健康に過ごせるためにどうすれば良いのか?という問題意識を持たれていたからこそ、今の岩永さんがあるのですね。
ご主人の応援も心強いですね!


「生んで良かったと思ってもらえるような生き方をしたい」

Q5.そのきっかけや発見にはどんな背景がありますか?

岩永:私は4人兄妹の末っ子で、暖かい家庭で育ちました。
「俺には学力もなければ財力もない。だけど4つの宝がある。」と自慢げに話す父と、学校の先生で優しく常に見守ってくれるような母に、愛情込めて育ててもらったと思います。
母は私を、今の私と同じ36歳の時に生んでいるのですが、妊娠中毒症になりおろした方が良いのでは…と言われていたそうです。それでも祖母が「この子は絶対産んだ方が良い!」と言い、それで生まれた命なのです。
母はそんなこと何も言わないんですけど、妊娠中毒症が原因で高血圧の薬を手放せなくなり、子供の頃から母が高血圧で体調を崩している姿を見て、「私が生まれたことによってこうなったんだ」「生まれてきてごめんね」とずっと思いながら生きていたのです。
親に「生んで良かった」と思ってもらえるような生き方をしたいと思っています。

看護師を目指したきっかけも、もともとは学校の先生になろうと思っていたのですが、事故後、医療の道へ進みたいと思いながらも、誰にも言ってなく教員の道にそのまま進んでいたのです。
私を生んだ方が良い!と言ってくれた祖母にも看護師になる思いは一言も言ってなかったのですが、祖母が亡くなる最期に朦朧として誰が誰だか分からなくなる中で、そこだけ意識がはっきりとして私の手を掴み抱き寄せ、耳元で「優しい看護師さんになってね」と言い亡くなったのです。
その時、「おばあちゃんに恥じないような看護師になりたい」と思いました。
祖母の最後の一言で、センター試験のギリギリに看護師の道へと方向性を変えたのです。
結果的に回り巡って医療の事も踏まえて今は講師もしていますので全てが繋がっていたのだと思います。

記者
:今の医療現場に限界を感じ「優しい看護師さんになってね」というお祖母様の最期の言葉に恥じないような「本当の意味での優しい看護師さん」という生き方を実践し続けていらっしゃるのだと思いました。
そして、その背景にはご両親に「生んで良かったと思ってもらえるような生き方をしたい」という真っ直ぐな思いが土台にあったからこそ、今のご活躍があられるのだと感じるインタビューでした。
貴重なお話しありがとうございました。

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【編集後記】
インタビューの記者を担当した岩渕、池末、高村です。
優しく包み込むようなエネルギーを持たれ、暖かくわくわくした安心感を与えてくださる岩永さんの奥に、揺るぎない意志と真っ直ぐに生きるあり方を感じるインタビューでした。
ここには書ききれないお話も沢山ありますが、「一度亡くなった命なので残りの人生儲けもの。この与えられた命を今度は誰かに還元していく立場」だと清々しくお話される岩永さんの今後のご活躍に目が離せません!
岩永さんの魅力と一人でも多くの方々に直接お会いして感じていただきたいです。

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この記事はリライズ・ニュースマガジン“美しい時代を創る人達”にも掲載されています。
https://note.mu/19960301/m/m891c62a08b36