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なぜ今も米ティーンズはSnapchatを使うのか?スナチャで人気のYOLOも。

日本にいた時は、海外でもスナチャ(Snapchat)はもう廃れたのかな?と思っていたのですが、いやいや、いまだに根強い人気です。


基本的に無料ランキング上位に居座っています。
ちなみに、ここずっと1位をキープしてるアプリはYOLO。
友達と質問を投げあえるQ&Aサービスなのですが、ポジティブな回答しか送ってはいけないというルールになっています。
ティーンズのスマホ利用によるメンタルヘルスが問題視されてる今、匿名性サービスもなるべくユーザーが傷つかないように考慮されたアプリが人気なようです。

アメリカのティーンズのスマホ中毒によるメンタルヘルス問題が注目されてます。スマホと健康面の関連性について深い調査が必要とともに、AppleやGoogleなどの巨大テックカンパニーの協力が必要という記事。
Have smartphones really destroyed a generation? We don’t know.

YOLOのアプリ説明欄には、「誹謗中傷するようなコメントをしたら、名前が晒される」と説明書きがされていたので、実際に使ってみて、ネガティブコメントを友人に送ってみたらどうなるのか検証してみました。YOLOで作成したQ&AをSnapchatの友人に送るか、ストーリーにアップすると友達からコメントを受信できるようになります。受信したコメントはYOLOアプリ内で確認できます。

さて、「Ugly」と送ったと報告がきたので、YOLOアプリを開き、コメントの着信を待てど暮らせど一向に届きません。

ふむ、ネガティブワードを検出したらユーザーに届けない仕様なのかもしれないと思い、次はポジティブコメントを送ってもらいました。すると、。

すぐ着信した!

App Storeのアプリ説明欄にはネガティブコメントを送ると名前が晒されるよ!という脅し文がありましたが、実際はユーザーに届けすらしないようです。

なぜ今も米ティーンズはスナチャを使うのか?

スナチャは、消えるチャットアプリとして、エッチなやり取りの証拠隠滅にもってこい!と、ティーンズカップルの間で火が付き、その後、豊富なフィルター機能が他SNSでも話題になると一気にユーザー数を獲得していきました。

しかし、インスタグラムにストーリーズ機能、フィルター機能が備わると、スナップチャットからインスタグラムへユーザーが移行してしまったという話をよく聞きます。日本では、「もうスナップチャットは誰も使っていないのでは」という空気感が漂っています。
そんな中、アメリカでは未だに根強い人気のスナチャ。

人気の理由は、消えるチャットによる会話のライトさ、YOLOのような拡張サービスの豊富さ、スナップマップで友達がどこでなにしてるかをみれる、など、インスタグラムにはない魅力が、使い分けの理由のようです。
前はバッチバチの競合だったスナチャとインスタ。

スナチャは親密な友達とのコミュニケーションツール、
インスタはもう少し幅広い友達層とのコミュニケーションツール、
という住み分けが確立してきてるから、ユーザーのスマホの中で共存し続けているようです。

その証拠に、
連絡先交換は、初めはインスタで相互フォロー、
親密になってきたらスナチャに追加
的な流れをニューヨークでよくみかけます。

今後は、Snapchatの使われ方もウォッチしていこうと思います。

個人的には、過去に「PASS」という地図チャットアプリを開発していたこともあり、スナップマップの使われ方や今後の展開に注目しています。続きをお楽しみに!よかったらnoteをフォローしておいてください。

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