見出し画像

相談室ー友達を嫉んでしまうあなたへ

公私ともにバタバタ続きで更新がとーっても遅くなりました。
相談者さん、ごめんなさい。

今日のお悩み、誰しも一度は感じたことがあるのではないでしょうか。私にもありました、若い頃に。


周りの人がキラキラしていて苦しくなります。特に仲の良かった友達の幸せを心から喜ぶ事ができずに、寂しさや嫉みを感じてしまっている自分を許せずにいます。
だから、今ひとりなんだと、自ら闇の中に身を置いている様な感覚です。自作自演、ドラマの主人公になっていると思うのですが、やめられません。
どう進んでいけば、どう整理をすれば良いでしょうか。


まず、いちばん大切なこと。
相談者さんの人生は、まだまだこれからだということです。

あなたの中にある、たくさんのさびしさ、悲しみ、怒り、あきらめ。なぜこんな闇に抱き取られているのか、痛いですよね、自分の思考なのに。

私たちの受けた義務教育は他人と比較して成り立つ教育です。家族やオトナに「〇〇ちゃんよりえらい、すごい」と言われたり、見た目の判断、学校では限られたなかで成績の優劣をつけられました。さらに、はみださないように、みんなと仲良く、いいこであるように。オトナになってもまだ、その基準を引きずっています。とてもまじめなわけですね、私たちは。

大切なご友人の幸せを願えないことは今の本音ですね。ご自分の本音を認められることは上等です。世の中には自分の気持ちを上手に隠してしまった結果、苦しむ方がたくさんいます。相談者さん、その本音を「そうだよね、さみしいね」と改めて抱きしめて、そう感じてしまうご自分を「ゆるすよ」と言葉にしてあげてください。

人は他人にはやさしくできるし、ゆるしたり、ハグすることも簡単なのに、自分には厳しいものですね。まずはゆるせない自分をしっかりと抱きしめてあげてください。

相談者さんは毎日、自分に足りないものを数えて暮らしているのだろうと思います。あれが足りない、これが足りない、どうせ自分はダメなんだ、他の人は幸せなのに…そんなふうに、自分の悪口をいいながらダメ出しをしいていませんか?

自分を傷つけて落ち込むことは、最も簡単で無駄な時間の過ごし方です。暇だとネガティブなことばかり考えてしまうものなのです。いつもと少しだけ違う動きをしてみませんか。わざわざ散歩に出る。amazonで済む本を書店に探しに行く。アホらしいことをしてみるのもおすすめです。

相談者さんは昨日も今日もきっと変わらない景色の中にいます。窓を開けましょう。冷気や風を感じる。冬の気配を肌で知る。道ばたの草も建つ家もみな個性があります。空も雲も同じものはありません。同じだと思っていても、実は見落としているたくさんのものが相談者さんの目の前にあるのです。

自分に足りないものを数えるのではなく、あるものを数えませんか。同じ現実の中にいても、相談者さんはたくさんの「あるもの」をお持ちのはずです。相談者さんだからこその輝きに光をあててみてください。

「ないものを数えない」

過去、私がないものばかりを数えてネガティブな思考に振り回されていたときに、神棚の前で唐突にこの言葉が脳内で響いたのです。どなたが教えてくれたのか、いまだわかりませんが、今日までこの言葉に何度救われたことか。

私たち人間の身体は言葉でできています。口にする言葉や思う言葉、その言葉で私たちは作られています。言葉が私たちの現実を作っているのですよ。ネガティブな言葉で自分を貶めていれば暗い現実ができあがります。相談者さんは、どんな現実を生きていきたいのでしょうか。使う言葉を変えていきましょう。少なくとも、自分をいじめる言葉は今日でおしまいにしましょう。

相談者さんの闇は自ら作りあげた檻です。強固なようにみえるその檻は、実は扉が開いているのです。出るための一歩を踏み出しましょう。安らかな自分のこころを作れるのは、相談者さんご自身だけですから。

深く眠れる夜が訪れるよう祈っていますね。

まったくの無記名(匿名)フォームでお悩みごとを受付ています。その回答をnoteに載せています。

フォームはこちらです。

https://docs.google.com/forms/d/1R4qX5R8RpaBNfHFk5DDENoHoz23et8JqbW04b-xlki0/edit

遅くなるかもしれませんが、すべてのお悩みにお答えしています。気軽にご記入くださいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?