コストコストと言いたくないけど

●創作活動に対してお金のことをいう人は悪いことのようにいう人もいるけれど

どうあがいてもコストはかかる。だって人間生きてるだけで意外とコストかかってるんだから、生活に必要な衣食住以外の創作活動にコストがかからないわけがない。そして人間を動かすのにはお金が必要なのだ。金がなくてもやってくれてる!じゃなくてそれは金ではなく信用を喰い削りながら行なっている死の行進だよ。「うちお金ないから!」うんそれだったら誰かに頼むのやめような。それか他人の時間を拘束することによって得られない不利益を代わりに全て代替わり、例えば食費を全部出す交通費を出す家賃を払う・・・ってギャラ払った方が対等だし安くつくね!解決じゃん!

とまあコストはかかります。

コストはかかる、頭金は必要、ランニングコストはずっとかかる。しかも演劇とかのイベントだと実施されないとそれは収益にならない。仮に事前に入金されていたとしてもこちらの都合でイベントがなされなければ返金しなくてはいけない。だってそれが契約だから。簡単に物事できちゃうけど、思ってる以上に煩雑な部分がある。「たまたま」トラブルなく上演できてるだけ、ということなんだよねえ。

●演劇は存在そのものが不条理だ

何が面倒って、1日だけの公演でも1ヶ月上演の公演でも同じぐらい稽古期間が必要ということ。そしてそのコストをチケット代に乗せると逆に集客に響くしロングランしたところで上演コストがかかる。チケット代だけでコスト回収するにはなかなか難しい構造だ。シスとかホントどうやってんのという感じ。単価が高いくせに「売っても売っても実は儲けにくい」モノだなと思う。物販で回収しようとしてるのが昨今の2.5次元、アイドルイベントってところだろうけどこの「農民と菜種は絞れば絞るだけ」商法は全体のパイが落ちてくると瓦解するからやっぱり依存したらあかんのだ…。

●本来はかかってるけどかかってないものについて気にかける

個人だったら自分持ちだけど法人とか団体になったら本来視点が変わるものがあって、けどそこがなあなあになってたらいかんなと。
まあ結局は同じなんですけどね!
しかし赤字にならない予算組みの境界線ってどこなんだ、知りたいわ。段取り命ではあるけど。

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