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受付のレイアウト考

無事に舞台が終わって何週間か。
久しぶりの現場、実は初めての劇場で色々考えたことなど。

その劇場に「人を待機させられる場所」はあるか。

王子小劇場は地下二階が劇場の下への階段が入場ルートになる劇場。
階段を待機列形成で利用でき、下のホワイエもあるので小劇場としてはかなり待機スペースのある劇場だと思う。
「外がいきなり公道」だと外待機NGだし、とりあえず敷地内や建物内に入れても何処までどうするか、というのは悩みどころ。導線大事。

案内表示は大きく&高さを出そう

ありがちな例として受付の机のヘリに下方向へ向かって貼っても見えないのである。

なぜなら人がその前に並ぶから。

案内掲示を一番一般的なA4サイズで出力しても近くでもわかっても、遠くから歩いてくる人にわかってもらえなくては意味がないのである。

なので今回は劇場の突き当たりの壁にA3判ラミネート加工済みの受付札を貼りました。
同人サークルの設営とかスーパーの掲示札なども高さが出るので良いやもしれません。

👆これこれ、吊るやつ、置けるやつ、伸ばせるやつ。

そして人間並んでるところにとりあえず並び出すので謎列が形成される。謎列よく見かけるじゃないですか。

よって列形成要員必須。
ああそういえば、前売り券と当日関係者受付と分けてくれって遊動人員配置したのに、横から演出家が出てきてその人と会話しだしてその人員のもほんと仕事してくれなかったことあったなぁ…まあこれはそもそも指示された仕事をしろと言うのと、人の仕事を邪魔するなという両面なのだけど。
兎にも角にも、当日精算列なのに「とりあえず並ぶ」というなんとなくで謎列形成により、本来ならすでに発券済みの人とかが無駄に勝手に待ってるとかあるので声掛け&列に並んでる人たちの属性を固めるのは大事。要するに2列作るってことなんだけど、小劇場って本当に当たり前のように当日精算が多いから事前精算済み・発券済みの人をどう対応するかの認識が当日運営スタッフレベルだとナレッジがなさ過ぎる感ある…。

色の白いは七難隠すならぬ、雑黒はとりあえず難を隠す

受付のテーブル下ってカオスなんですよね。
チラシとか自分の荷物とか在庫とかゴミとかなんかもう意味不明なことになりがちなんですけど私だけ?
立派な受付テーブルあるところは最高なんですが(お客さんから覗かれないやつ!コンセントとかもあったりするやつもあるんやで!)概ね会議テーブルとかなのでこれまた同人誌即売会の様相です。

そういう時はしのごの言わずに雑黒で隠す

これにつきます。
どちらかというと、テーブルをごっそり包めるテーブルクロスサイズの方が良いと今回実感。

(しかし調べたら密林なんでもあるな・・・)

何故ならサイドに貼り付けるのは貼るのが面倒なのと剥がれたら恥ずかしいからです。
チラシが余ってたらチラシ繋ぎ合わせてってのもやってますが、よくよく考えたらデカイ布あればいいってトータルのコストと手間考えたら雑黒一択になってくる気がする…うん…

でも同人イベント向けのポケット付きのサークル布も捨て難いね!
なんやかんやで細かい荷物は置いてるし取り出せるところに置いておきたいのが受付担当。
旅行用グッズ、吊るせる系は非常に便利であります。

正解がないし毎日使うものではないけどいざ当日になるとあれやこれやと大変な受付周り。
暇なときにでも考えましょ。

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