どうも食指が動かない話

仕事柄エンターテイメントの情報は常にアンテナ張っておくようにしてはいるのだけれど、もともとそんなに見てないし、めっきり見なくなったし、万事繰りあわせて見る!これのためなら生きられる!ってものでないものがある。

それは、「毎クールあるタレント主軸の連ドラ」

毎週見るのが楽しみだった最後の作品は「カルテット」これは揺るぎなく大好き。
松たか子も満島ひかりも椎名林檎も私の好きなもの全部載せぐらいだったのと、原作なしオリジナルドラマだったので最高に楽しみだった。
他に見ていたのと言えば、もう中学高校時代に見てた「トリック」「動物のお医者さん」「相棒」ぐらい遡ってしまう。
地味に今期は「俺のスカート」とか気になってたけど見れてない。

積極的に見なくなった理由

まあ何より連続物って、一度見逃すと回収できないところあるので見逃すとテンションが下がるからだったら最初から見ないスタンスとってるのもある。
なおかつ、昔は見逃したらソフト化されるまで無理だったのが配信で「いつでも見れる」状態に。「いつでも見れる」ということは「結局見ない」と言うところ。ちーん。

でも何より

何をしたいのかがわからない

から。

そもそもタレントって何したいの

タレントって何のためにいるんだろう。
女優、俳優って呼ばれる人って言うのは基本的に「テレビ」に出てる人のことを指してるんだろうけど、一般の認識として。(だって、舞台俳優って表現があるってことは舞台の俳優と映像の俳優はイコールではないって思われてるってことよね)
じゃあタレントってお芝居をするための人なの?と言う疑問にはノーと言う気がする。
なんかその、今目立ってる人、芸能事務所が売り出したい人を俳優ごっこさせてさも価値があるかのように露出させるための手段としてドラマとか映画に出して、その為の相互補完の手段として広告があって、賞レースがあるんだよね。
だから、映像で何か作品を作りたいと言うことが置いてきぼりにされてる気がしてならない。
「この作品が実写化!」っていかにも凄いように言われるけど、出版社からしたら販促活動の一環、芸能事務所からしたら稼働の一環という感じで両者の利害が一致してるところだけが先行してて、肝心の作品が置いてきぼりにされてる実写化作品も多々あるし。そんなの見たくないから見ませんけど。

だからネットフリックスに負けるんだね

連続ドラマには連続ドラマでしか、2時間ものなら映画ならそれで一番よく見える方策がある。その本質的なところが絶対にあるはずなのにタレント稼働先行だと本人が悪くなくても見る気が失せる。ネットフリックスは作品優位で製作してるから海外だと賞レースに乗っかってきたのが全部ネトフリ発ドラマというのがクオリティを示す証左。視聴者側に見る目があれば、そういう結果は出る。

でも大根役者であるのは罪だな。見られる仕事なのにヘタクソというのは罪だわ。
その拙さがハマってるのならまだしもだけど。

面白くもない作品は、見たくもないわ。

#コラム #エッセイ #つぶやき

私に課金していただいたぶんは私が別のエンターテイメントに課金してそれをまたネタにしますので華麗なるマネーロンダリングとなります。