見出し画像

アフリカンパーティー

先日参加したアフリカンパーティーのこと。
きっかけは、以前地域のイベントで勇気を出して声をかけたマッサージ業の女性。彼女は個人でイベント出店したり、お店で施術をしたりと今まで自分にとって完全なる異世界の住人のおひとり。そのときのイベントはそんな異世界の住人だらけだったが、パン学校入りたての私は潜在意識を変えていくべく「話してみる、聞いてみる、関わってみる」行動を始めたのだった。

そんな彼女から近場でアフリカンパーティーを企画しているのでどうですか?とのお誘い。
彼女はアフリカ文化に触れられ、人が集まる遊びの場を設けたいようだ。

レストランオーナーさんが作るのは
セネガル風煮込みのほか、
ジャンルにこだわらない野菜たっぷりランチ

伺ったお店は1日1組予約限定、美味しい食事と素敵な空間を提供している。イベントやワークショップ、個人的なパーティーなどなど。

今回のイベントもコンセプトに合わせたビュッフェと、アフリカンなインテリアを配置されていて、店主さんのセンスの良さがバシバシ感じられた。

左の弦楽器がコラ(もとは宮廷音楽)
右がサバール、脇に挟んでいるのがタマ

そしてアフリカンライブ。
セネガルの王様が聞いていたという弦楽器の音色はすごく穏やかで、抱いていたアフリカのイメージが覆る。曲の内容はどれも寓話的というか、桃太郎とかアンデルセン童話的な教訓を含むものなのだそう。
実はセネガルのレジェンドというドラマーの演奏は、室内で爆音(本気で叩くと15km先まで音が届くらしい)をかまさないよう、とても余裕を残して演奏している感じ。コラの音色と優しくマッチして心地よかった。

私は正直音楽をノリノリで聞き入るのが難しく、いつも一歩引いてみてしまうところがある。が、二人がとても楽しそうに、心地よさそうに演奏している空間を共にすると、ああー、この場に一緒にいられて気持ちいいかも、なんて思えてしまう。好きなことを楽しんでやっている人は周りもいい気持ちになる。そういうひとが集まってくる。そんな気がした。

この空間と時間を楽しむつもりしかない人が集まっている
それって素敵だなー!

イベントを通して考えたのは、こういう場所で自分のパンを知ってもらう機会を作ること。
例えばパンの試食をかねた食事会。
アミノスパークするメニューをレストランオーナーさんと考えて作ってもらったり。
無骨系の主食パンをどうやって食べるのか、
なぜこのパンを作るのか、
どういう想いでどんな人間が作ってるか。

小さな広報だとしても
自分とお店を知ってもらう手段として出来ないかな。
なにより自分が楽しみそう!

そんなことを考えながら過ごした一日。
自営業の人とつながると、他の自営業の人ともつながりだす不思議。
今回紹介してくれた彼女は
行動するとどんどん色んなことがつながってくるよ、と繰り返し教えてくれる。
今回も気づきを増やすきっかけをくれた彼女に感謝!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?