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校長の個人セッション11月

今月のドリアンパン学校田村校長との個人セッション。

個人セッションがより生徒ごとのぴったりな未来を見つめ、
実現するための場になるべく
今年度は新たにコーチングスキルを身に着けたという田村校長。

ティーチング(教える・教わる) < コーチング(その人の内側にあるものを引き出すサポートをする)
に重きをおいた時間だった。

インタビュー法

今回は

①思い描いている未来の自分について(どんな場所、環境で、何をしていて)
②未来の自分から現在の自分に対してアドバイスをする
③未来の自分から現在の自分へプレゼントするとしたら何をあげるか

という手順。

田村校長がインタビュー形式で進めてくれるので、未来の自分に成りきるのも違和感がない。

① 3年後の自分の姿

こどもがいて、子育てのリズムがついてきた
夫はこどもと遊んだり、離れでドラムを叩いている
いまよりも自然の多い田舎
購入した古民家を回収し自宅兼工房にしている
自分は近所を散歩している 鳥の声、季節ごとの土や植物の匂いがしている
週3日パン屋業をして
週1日東洋医学や薬剤師など何か別のことをして
傍からみると普通のパン屋じゃない、でも経営成り立っていて不思議な店

をイメージした。

② 未来の自分からアドバイス
いまは体力気力ともに思ったとおりにいかずもどかしいけど、今だけだからゆっくりゴロゴロして自分を休めてあげて。
こどもが生まれて慣れない子育て、開業や転居、お金のことについて夫婦ともに考える余裕がなく焦ってしまうだろう。気づいたら育休明けてて、保育園との両立でいっぱいいっぱいになってて、数年たってた、、、と心配になるだろう。
それでも復職してからも動き出したら応援してくれる人が現れ始めて、
なんやかんやと今の(3年後の)場所に着地するから大丈夫、安心して。
そのときにしか出来ないことを楽しもう。

③ 未来の自分からのプレゼント
史上最高の座り心地のソファ
(起毛でもふもふ、でも沈み込まない適度な硬さで暖色系)

その後のきもち

インタビューしてもらって答えてみると、
やる以前よりもイメージが具体化するのと、
自分の内側から答え(選択肢)が出てくるので納得感が高い。
未来へのモチベーションも高くなるし、不安がやんわりと薄らいでいくのを感じた。

このインタビュー法のいいところは他人と比較せず、自分にピッタリを見つけられること。
ティーチングでは他人から選択肢を教わったり提示されるけれど、その人ごとに状況や条件は違うわけで同じように上手くいくとも限らないとか。
なんだかわかるぞ。

お金のこと

最後にした相談。
先日お金のプロに我が家の家計プランを無料相談してもらったとき、あえなく撃沈(鋭いご指摘はごもっともで、相談してみて良かった)したこと。

お金のプロの意見はたしかに厳しいと校長自身も経験されている。
同時に自営業者は石橋を叩いて渡ってるから何とかなってるのよ、との談。

例えるならロッククライミングのようなもので、一見危険で無謀なスポーツだが、適切な装備準備やロープのかけかた、登り方のルール、トラブル時の対応を守れば むしろスキー等よりも安全なスポーツだということ。
聞いていてそれはダイビングと同じだな~と思った。
海中なんて異世界に人間が飛び込む遊びは無謀だけれど、ルールに則って遊べば安全に楽しめるのと一緒。

経理知識のスタンスなどアドバイスをもらい、今後やることのイメージがついたことでこれも漠然とした不安感が和らいだ。

一人でどうにかしようと悶々としてたらきっと変わっていなかった。
やはりパン学校に入れてよかった。
学んだこと、繋いでいこう。

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