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誰とも比較のない世界

入籍から2ヶ月と11日経過して、ようやく新居が完成。東京と北杜の往復はまだ続いているものの、何とか二人の生活がスタートした。

夫が実家暮らしで東京にわたしの生活道具一式がある為に、最小限のものから暮らしを始めて少しずつ必要なものを買い足している。

今のところ、わたしは北杜に居る時は専業主婦。パートナーと共に過ごす時間は、やはり何は無くとも満たされる。

また、豊かな自然の中にある一軒家のおかげで、呼吸も深まりゆとりが生まれ、かなり素朴な事で幸せを実感する毎日を送っている。

しかしながら、二人で暮らし始めた数日は、結婚式の打ち合わせなど他の要因も相まって(もう細かい記憶が飛んでるが)心がギスギスだったと思う。

わたしの機嫌が曇ってる時があって、いつもならスルーできる事に噛み付いたり喧嘩らしきものをした。(きっと、夫もそれに近い状態だったのだろう。)

"喧嘩らしきもの" というのは、原因が相手じゃなくて "じぶんで自分の機嫌を取れない" 事にあるのは目に見えていたから。敢えてそんな表現をしたいと思う。

要するに、わたし自身がわたしらしく在れば、世界は平和。安泰。

その中でのびのびしていたら、多少疲れてパワーダウンしても夫が自然とサポートしてくれたり、外からギフトを受け取ったり、エネルギーが還ってくるのだ。

わたし自身、独身の時期が長かっただけに独り時間の豊かさも重々承知しているけれど、この三次元の遊び場の様な世界。

他者とエネルギーを交える事がどれだけ豊かで、何て楽しい事か。

わたしは水を得た魚のように毎日大笑いをして、毎日何でもない日々を過ごしている。

わたしはメゾソプラノ歌手で、次のコンサートに向けて歌の練習もしているけれど、もはやその肩書きは特に関係なく。

何者でもないわたしが、ひたすらじぶんの世界に没頭することが現在(いま)のわたしの幸せなのかなと。そんな風に感じている。

相変わらず、FacebookやInstagramにTwitterなど用途を分けてSNS発信をしたり、タイムラインに流れる投稿をみるけれど、それよりも目の前にあるリアルが楽しい。

まだ半分くらい単身で東京暮らしが続くので、エネルギーはじわじわ移行している。

心身共に、北杜の人に成ってからが本当の始まりだ。

この先も、じぶんの世界を創造する事に夢中である。

#結婚生活 #エネルギー #結婚コラム

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