晶大という男性。
とにかく美和子が大事。
彼女の邪魔はしないけど、必要とあらば手助けする。
そのために、常に一歩引いて彼女を見ている。
…というのが晶大(あきひろ)のスタンス。
まるで美和子のセーフティーネットかエアバッグ(笑)
それでいいのか晶大よ…!と思わないでもないけれど、それでいいらしいからそのまま漫画は進んでゆく。
中学時代も
高校時代も
大学時代も
そして社会人になっても
ずっとずっと、美和子が好き。
それが晶大。
わーお。
本人も自覚しているけれど、なんて長くて重い(笑)
いや一途なのか。
そんな晶大は、最近よく笑う。
ストーリー序盤では眉を寄せるとか、呆れたような顔をするとか、笑ってもやや皮肉めいてるとか、そんなのばかりだった様な気がするし、設定も「妙に冷静、いつも落ち着いている」とかだった。
それが、両親へのご挨拶編「とある二人のご挨拶。」まで進んだ現在、よく笑うようになって。
しかもとても幸せそうで。
ということは、これまではもともとの性格もあって、淡々としているように見えていたけれど、でもそれは別に感情がないわけでも、感情を表現するのが苦手というわけでもなかったということなのですな。
好きだけど、どうにもできない美和子との関係の中、手助けはするものの、心から笑うことなんてできなかったという…。
考えてみればそうかもしれない。
いつか自分以外の誰かと幸せになるであろう好きな子を助け続けるというのは、相当拷問なわけで…(可哀相に…私のせいですよ…)。
それがなぜだか奇跡が起きて(笑)、両親へ報告するような仲になれたのは、やはりとても嬉しいだろうし、笑顔にもなるってものですかね。
好きな人に好きと言っていい幸せ。
好きな人がそばにいてくれる幸せ。
とうの昔に諦めた美和子との「今」がとても幸せで、感情の解放にもなっているのかな…?なんて、私も思うわけです。
まぁ、この晶大の表情の変化は、漫画を読んでくれている身内に指摘されて、なるほどそうかもしれない、と気づいたことなのですがね(作者気づかず…汗)。
今回はここまで。
そのうち話がもっと進んだ頃に、再び晶大について書きたいと思います。笑
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