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話し方のハナシ】話す前の準備体操をお忘れなく!

はじめに Introduction

English follows Japanese.
この記事は、Podcast・Voicy「話し方のハナシ」
本日配信回の文字起こしです。
復習や話し方の練習にお役立てください。
又、番組でもお話しましたが、
皆様の話し方トレーニングにどのようにお役に立てるか、
ご意見もメッセージフォームから聞かせてくださると嬉しいです。
This is the Japanese script for "Hanashikata no Hanashi" on 9th of January.
se it training for Japanese speaking and listening.
We are glad that we could hear your opinion about this script following our message form.We shall read your message as a reference, to improve our script and podcast program.

文字起こし

オープニング

おはようございます。話し方講師の高山ゆかりです。
4月1日、新年度が始まりました。今年度もよろしくお願いします。
新年度のスタートで何か大きく環境が変わる方もそうではない方も
いらっしゃると思いますが皆さんはいかがでしょうか。
もし何かこれまでと変化することがなかったとしても、
4月1日新しい1ヶ月がはじまって、しかも2024年度がはじまる。
この「はじまり」という言葉を聞くと
何か自分自身の気持ちがシャキッとするなあと思っております。

今日は月曜日です!話し方伝え方のヒントをお届けしていきます。
テーマは話すときの準備体操をお忘れなく!です。
そしてこの番組は主に月曜日と木曜日に
話し方や伝え方のヒントをお届けしていますが
その内容はnoteに文字起こしをアップしています。
こちらの配信の概要欄にリンクを載せますので、
内容の復習をしたり、話し方のトレーニングにもお役立てください。

本編とエンディング

それでは本題のスタートです。
話すときの準備体操をお忘れなく!

準備体操といっても、屈伸をするとか
またはラジオ体操のようなことをしましょう!というわけではなくて
話す準備体操をしましょうということです。
体操ではなくて準備をしましょうということですね。

これは私も今もやっています。
例えばですが、zoomでミーティングをするときに
少しミーティング時間よりも早くzoomを立ち上げて
パソコンの前にスタンバイして、で、
「おはようございます。○○さん、今日もよろしくお願いします!」
というふうに、最初きっとこういう風に挨拶するだろうなぁと想像して
それをやってみます。
これが、今日お伝えする準備体操です。

とてもシンプルなことなんですけれども、
実はこれをやることによって
より明るい声で挨拶をすることができたり
また、より自分にとって話しやすくなったりします。

話すことは、口や舌(ベロ)を動かすことです。
また話しているうちに身振り手振りが出てきたりもするかもしれません。
そう考えると、話すことは体の一部を動かすことなんです。
私は運動の1つと言っても言い過ぎでは無いのではないかなぁと
個人的に思っております。

スポーツをするときは準備体操をしますよね。
ジョギングするときにも必ず準備体操、ウォーミングアップをしたり
そして本番を迎えたりします。
それと同じで話すときにも
いきなり「おはようございます」と声を出すのではなくて
事前に声を出す練習をしておくと、
より本番…例えば本番というのはミーティングだったりとか
朝礼で司会進行を務めるですとか
電話を取るですとか、プレゼンテーションするとか
そういったときの出だしがより自分にとって良い状態のものになります。そしてこれをやると自分が
こういう雰囲気で話したいなぁ、
このくらい明るく挨拶したいなぁって思う、
理想にも近づきやすくなりますので
第一印象を良くしたい方にもぜひ取り入れていただきたいです!

今週は誰かに挨拶をする前
または1日のスタート出社をする前に
挨拶でもいいですし、その他のよく使うフレーズでもいいので、
準備体操のように話す練習をしてみてください。

先ほども話したようにzoomの画面を少し早く立ち上げて
「〇〇さんおはようございます!今日もよろしくお願いします」
と言ってみたりとか、あとは
「今日、まずはこれこれこういうことについてお伝えしていきます!」
って言う、きっとこういう流れで話すだろうなぁっていう
練習をしたりですとか
あとは鏡の前で「おはようございます!」って言ってみると
話している声だけではなくて、表情もチェックできるので、
これもオススメです。

ネットで検索すると、声を出す、話す練習として
早口言葉の文章が紹介されていたり、
後は口の動かし方こうするといいですよ〜と言うのが
紹介されていたりもします。
それを見て「これ、役立ちそうだな」
と思うの取り入れるのもいいと思いますし
私は実際の生活の中で使うことで、練習をするというのが
そのまま実際の話し方にも生きてくる
のでこれもオススメです。

繰り返しになりますが「おはようございます!」と
実際に誰かと会ったときに言う言葉をそのまま練習するですとか
「〇〇さん、先日はありがとうございました!」って
後で〇〇さんに言おうと思っているセリフを
何度か声に出して練習してみる。
そうすると実際に話しかけるときに
より安定した声が出せるかもしれないですし
あと、自分自身も落ち着いた気持ちで話しかけられると思うんです。

1回でも2回でも練習しておいて、それから話すのと
一切練習せず何を言うかも決めることなく話すのとだと
後者は迷いやすいと思うんですよ。

どうして迷いやすいかと言うと、
声を出すことをしていないから、というのもあるかもしれないですが
もう一つが話す言葉が決まってないからというのもあります。

皆さんは今日、朝いちばん、誰に会う予定がありますか?
もし会うであろう人がもう決まっていて
かつその人に話しかけるとき、挨拶をするときに
緊張してしまうなぁと思ったら、話す練習をする。

それと同時にどんな言葉で話しかけるかも決めてみてください。
おはようございます、なのか
〇〇さん今日もよろしくお願いします、なのか

こうやって具体的に言うことを決めると
これも自分にとっての安心感につながって
より落ち着いた気持ちで話しかけることができます。

自分でも話していて
今日の内容はとってもシンプルなことだなぁと思うんですけれど
話し方ってできるできないよりもやっているかやっていないかが
大きく印象を左右することが結構あります。

話し方は凡事徹底と以前番組でも話したことがありますが
明るく元気よく挨拶をするですとか結論から伝えるですとか
相手の顔を見ながら話すですとか
こういったことって、
おそらくこの番組で初めて聞くことではないと思うんです。

ただ、今までおそらく皆さんも何度も何度も聞いてきたであろうことを
徹底してやっているかどうか

これが話し方の印象の分かれ道となります。
ぜひ皆さんも今週は、話すときの準備体操を積極的にやってみてください!
以上です!

エンディングです。
今日も最後までお聞きいただきましてありがとうございます。
お相手は高山ゆかりでした。また明日!

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